宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

2021年05月

【CD57-58】《ブクステフーデ:オラトリオ「最後の審判」》、を聴いたぜ。5

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 【CD57-58】《ブクステフーデ:オラトリオ「最後の審判」》

ローランド・ウィルソン(指揮)ラ・カペラ・ドゥカーレ, ムジカ・フィアタ・ケルン[録音]2005年




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ブクステフーデのオラトリオ:最後の審判は、かなりマイナーな楽曲らしくて、画像検索しても本アルバムと他にもう一つ(上記写真)しかヒットしない。




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「最後の審判」と言えば、先ずはこちらのミケランジェロ作の有名絵画だろう。

バチカン市国のシスティーナ礼拝堂に鎮座する、世界史上最も有名な絵画の一つだ。




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丁度僕は最近、聖書の最終巻である新約聖書:ヨハネの黙示録がとても気になり、またしても最初から読み出していた最中だった。




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そこにタイムリーにも、キリスト教の最大奥義である「最後の審判」のオラトリオ(聖譚曲:聖書に題材を取った声楽曲)が来たので、僕は今回特にとても楽しみに鑑賞した。




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それと同時に今日の午後、久し振りにヴェルディのレクイエム:サー・コリン・デイヴィス盤を鑑賞したのだが、そのジャケット写真がまた偶然にも「最後の審判」の絵画らしい。

実にタイムリーな事象が重なるものだ。


そしてこのアルバムは、僕が大学生時代にM先輩から借り受けて、初めて鑑賞した音楽アルバムなのだ。




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我々日本人がこの期に及んで未だ良く分かっていないのだが、キリスト教とその母胎宗教であるユダヤ教は、実は強烈な終末思想の宗教なのだ。




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僕は今回の音楽アルバムを鑑賞するに当たり、それこそ「ヨハネの黙示録」にて気宇壮大に激烈な表現で記録展開される地球人類の未来と将来映像から想像して、激しく百花繚乱な音楽表現を正直期待はしていたのだが、それは結果的には裏切られて、このブクステフーデなる作曲家のオラトリオ「最後の審判」は、清明で清澄で美しい天上世界、つまり僕に言わせれば、それこそヨハネの黙示録中に預言された、世界と人類の破滅と終末の後に天から訪れる「新しいエルサレム」のイメージの楽曲だ。




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意外にも美しく清らかなオラトリオに僕は気を良くし、結局このCD2枚組の音楽アルバムを、計3回程も繰り返し通して鑑賞してしまった。

このオラトリオ、勿論当然ながらと言うべきか、同じオラトリオの音楽の母ヘンデル:メサイアや、増して音楽の父バッハ:クリスマス・オラトリオには、楽曲の完成度は遠く全く遥か足元にも及ばない。

だがこのブクステフーデ:最後の審判は、これはこれでとても良いオラトリオであり、良い声楽曲作品だと僕は思った。



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出来れば僕もやはり、天国行きのチケット・旅券・パスポートを神様から賜る事が出来る位に、現世の人生を日々精進して行きたいものだ。




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所で話はヨハネの黙示録から移るが、僕から見て現代の世界の情勢や様相こそが正に、聖書に預言された終末の時期なのではないかと本気で思える。


突如世界で沸いた新型コロナウイルスのパンデミック。

そしてそれに続く全世界中で怒涛のワクチン接種の推奨。

実際、同居する僕の義母に対して市から、ワクチン接種券が郵送されて届いた。
そこにはワクチンのロットNo.まで記す欄が有り、個別接種の有無の確認を、自治体や政府が容易に把握出来る様になっていると僕には見受けられる。


以下に要約をコピーペーストして貼り付けるが、今これをお読みの貴方様に限っては、神様の御手に拠る直接の最終救済に見事与る事が出来る事を、僕は心から祈って止まない。



↓↓↓




「小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。 そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字(666)である。」(‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭13:16-17‬‬)

 

 

 

 

また、この獣の刻印を受けた人たちは、

 

 

 

 

「第一の天使が出て行って、その鉢の中身を地上に注ぐと、獣の刻印を押されている人間たち、また、獣の像を礼拝する者たちに悪性のはれ物ができた。」(ヨハネの黙示録‬ ‭16:2‬‬)

 

 

 

 

とあるように、神の裁きがこの地上に下るとき、裁きの対象になります。

 

 

 

 

そして最終的には、反キリストや悪魔と共に、地獄に行くことになります。

 

 

 

 

「だれでも、獣とその像を拝み、額や手にこの獣の刻印を受ける者があれば、 その者自身も、神の怒りの杯に混ぜものなしに注がれた、神の怒りのぶどう酒を飲むことになり、また、聖なる天使たちと小羊の前で、火と硫黄で苦しめられることになる。 その苦しみの煙は、世々限りなく立ち上り、獣とその像を拝む者たち、また、だれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も安らぐことはない。」(‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭14:9-11‬‬)










【CD55-56】《グレゴリアン・チャントの神髄》、を聴いた。4


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【CD55-56】《グレゴリアン・チャントの神髄》

1) 天よ、露をしたたらせよ,
2) 見よ、処女が身ごもりり,
3) 来たり給え、人々の贖い主よ,
4) 来たり給え、おお、英知よ,
5) 主における喜びで,
6) いと高き方の御子が今日生まれ給えり 幼な子がわれらに生まれたり,
7) 生まれ給いし主なる御子に向かいて歌わん,
8) 今日キリストが生まれ給えり(マニフィカト),
9) シュタードルマイヤー:ベツレヘムに生まれし幼な子,
10) 栄光と讃歌と誉れとが,
11) されど賞賛はわれらのつとめなり,
12) 真の愛がありしところに,
13) さて安息日が終わり,
14) われ、よみがえりて、なお御身と共にあり,
15) 主よ、あわれみ給え,
16) 過越のいけにえに賞賛を,
17) アレルヤ(詩篇第117(116)番),
18) バーミンガー:キリストは今日よみがえりたり,
19) アレルヤ、主の霊は(詩篇第95(94)番),
20) 主の聖霊は,
21) 聖霊よ、来たり給え,
22) にわかに天より音が聞こえたり(詩篇第68(67)番),
23) 創り主なる聖霊よ、来たり給え,
24) 慰め主たる聖霊よ,
25) 今日5旬節の日が(マニフィカト),
26) ロート:聖霊の恩寵が,
27) 主の天使は告げ給えり(アヴェ・マリア),
28) われら御身の保護のもとに,
29) 主はこの処女に遣わし給いぬ,
30) 軍勢は天に住み給いぬみな、主のうちに喜ばん,
31) 一致した喜びで,
32) めでたし、海の星,
33) いと賢き処女(マニフィカト),
34) 御恵みの母なるマリア,
35) ロレトの連祷(聖母マリアの連祷)

コンラート・ルーラント(指揮)ニーダーアルタイヒ・スコラーレン[録音]1995年





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僕のCD60枚にも及ぶ古典音楽の旅も、遂にやっと残り数枚の所まで辿り着いた。

そして今回は、2枚組にも及ぶグレゴリオ聖歌の音楽アルバムだ。

清澄な単旋律は、別にカトリック教徒でなくても、もう皆御馴染みだろう。





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グレゴリオ聖歌は、かの大法王の異名を持つ偉大なるローマ教皇:グレゴリウスⅠ世様(上記写真)が制定為さった、キリスト教:ローマ・カトリック教会の典礼聖歌だ。


なので本アルバム鑑賞中に、大昔の過去にカトリック教会のライブアルバムを鑑賞した際に耳にした旋律・メロディーが、今回も再現された。




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今、本記事を御覧の皆様におかれては、今から26年程も前に、グレゴリオ聖歌のCDが世界的大ヒットを記録し当時とても話題になった事を、御記憶の方も多かろうと思う。

今から26年前当時のAD1995頃、我が国の女性週刊誌でも話題になった事を、僕は記憶している。
「一体何なんだ!?グレゴリオ聖歌のCDがバカ売れ!」


その世界的なグレゴリオ聖歌大ヒット大ブレイクの際に実際にバカ売れたCD「シロス修道院盤:1973年録音」のジャケット写真が、上記の写真だったと僕は記憶する。





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やはり2匹目の泥鰌(どじょう)を狙ってか、グレゴリオ聖歌のCDはこんなにも多種類市販されている。


実際に今回の2枚組のグレゴリオ聖歌のCDも、丁度世界的大ヒットの最中だったAD1995に録音されている。

高尚で深遠なクラシック音楽の世界とて、CDは売れてなんぼなのだ。




正直、今回の2枚組の音楽アルバムは、僕は最初に期待した程には感動を得られなかった。

AD1995以来、僕は種々様々なクラシック・古典音楽の大傑作作品の、しかも超名演奏のCDに多々触れて来た僕の耳には、26年前とは大分聴覚の感覚が変わって来たのか。
それを良く言えば、耳が肥えて来たのだろう。


想えば26年前当時は、「世界にはこの単調なキリスト教の御経の音楽を聴かなければ、夜眠れない人達が大勢いるのです。」のやや皮肉を含んだ評論を、僕は何処かで眼にした記憶が有る。






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その少し後には、「小説・聖書」が流行った。



それ自体は素晴らしい事であると、我ながら熱心なキリスト教徒の僕には思えるのだが、やはり僕としては一時の流行ではなくて、流行等に流されずにもっと人々の精神生活にきちんと根付いたものになって欲しいと願う。


グレゴリオ聖歌で唄われる肝心の内容はやはり、神様や天上世界への祈りや賛美、そして感謝と言った、全人類普遍のテーマ・主題なのである。




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あ、そう言えば27,8年前はとても大好きだったロックバンド:BUCK-TICKのこれまた大ヒットソング「JUPITER」の冒頭も、グレゴリオ聖歌で始まる。
高校のBUCK-TICKファンの友達はそれには否定的だったが、僕にはそれがまた何とも深遠さを演出させており、とても効果的で良かった。





【CD54】《コスタンツォ・フェスタ:声楽作品集》、を聴いた。4

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 【CD54】コスタンツォ・フェスタ:

1) バビロンの川のほとりで,
2) 5声のミサ曲「ス・コンジ・プリ」,
3) コンスタンツィアという名前が,
4) 希望は死に,
5) 僕は牧場で,
6) ああ、愛しい人よ,
7) いかに多くの美を,
8) 我らの目に涙を流させる者は,
9) 3つの奇跡によって,
10) 第7施法のマニフィカト

パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル[録音]1993年




今回のアルバムも、新譜で買えば2800円(消費税込み)もするらしい。

僕は今回も、コンスタンツォ・フェスタなるお名前の作曲家は、初めて聞き知った。
古くはイタリアはローマの作曲家、らしい。




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「コンスタンツォ・フェスタ」で検索すると、また意外と多くのCDジャケット写真がヒットする。

古楽には、まだまだ僕の知らない未知の作曲家の作品が、埋もれに埋もれているのだろう。



心清らかなる波長を示す宗教声楽曲は、古来連綿と愛され続けて演奏され続ける。



それにしてもこうしてとても超ド古い音楽程、現代に生きる僕の耳には新鮮に響くとは、何と非常に矛盾した事だろうか?







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