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福島県相馬市より、佐川急便の飛脚メール便にて、僕の職場に僕個人宛に封筒が届いた。

一つは分厚い冊子。
「相馬市災害対策本部  平成23年3月11日発生 東日本大震災の記録   第1回中間報告  平成23年7月31日現在  非売品」

もう一つは相馬市災害対策本部長:立谷秀清(相馬市長:たちや ひできよ)様よりの、コピーだが肉筆の丁重で丁寧で、かつ力強い文体の返礼の書簡。


冊子の表紙は、被災現地の相馬市を視察に訪れた天皇皇后両陛下を相馬市長の立谷秀清さんが恭しくお出迎え申し上げている所だ。

今回の震災の総てのあらゆる活動記録が、図や写真が豊富に用いられて詳細に綴られている。


僕は読んでいて、また胸が熱くなるのを感じた。

たった一人で被災現地に乗り込んだにも関わらず、そうした人間に対してこの様な義理堅い丁寧で温かい御配慮を示して下さる事自体、熱く胸に込み上げて来るものが有る。


冊子の最終ページには、「頑張るぞ 相馬」の横断幕を掲げて、相馬市役所 復興スタッフ一同の皆様方が立谷秀清さんを中心に皆さん笑顔で右手を高々と掲げていらしていた。


復興の正念場は、正にこれからだろう。
であるので、野田新政権には是非とも特に頑張ってもらわなければならないのだが、その辺の分析や見解に関してはKINTA様のブログ記事にお任せ申し上げる。


俺に出来る事。
しっかり働いて、きちんと納税する事。
後は、祈る事位だろう。


今回の震災に遭われた方々の生活そのものが、また以前の様に豊かで平和なものに戻る事を、心から切に祈らずには居られない。