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 【CD25】《ラッスス:宗教的連作マドリガーレ「聖ペテロの涙」》

パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル[録音]1993年





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キリストの一番弟子であり、現在の世界最大の単一宗派であるローマ・カトリック教会の偉大なる創始者にして初代ローマ教皇:ペテロの哀しみを題材に採った宗教声楽曲だ。





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新譜で買うと、これも税込みで2800円もしやがんの。
それが今回も当たり前だが、70円以下だに。



本アルバムを夜の就寝前に静かに聴いていても、キリスト教と言う宗教が、如何に絵画・音楽と言った芸術に甚大な影響を、遥か昔から今の現在に至るまで多大に及ぼして来たかが、如実に実感される。


音楽の雰囲気としては、朝のNHK-FM番組「朝のバロック」にてしばしば放送されがちなものだと思う。




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マイナーな作曲家の、これまたマイナーな作品かと思いきや、ざっと検索するだけでも他にも幾多の盤・ディスクが同曲に存在すると、僕は初めて知った。





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ざっとこんなにも同曲の異種盤が存在するのだ。


やっぱり多声の宗教声楽曲は良いね。
心が穏やかになり、かつ洗い清められて、浄化される気が致します。



僕がかつて足繫く通って購買していた、徳島県徳島市の徳島駅前のクラシック音楽専門のCDショップ「アートレコード」の店長様は、宗教声楽曲に甚大な興味を示すこの僕に対して、しんみりとこう言った。



「宗教声楽曲と言うのはね、クラシック音楽の中でも究極の位置に在る音楽なんだよね。やっぱり最後には其処に行かない事には、駄目だよね。」