今日、いつもの様に愛知県の出張先の職場にて、朝から仕事に勤しんでいた。

ところが、予約無しで朝一番でお客さんがいらした。
その方のファイルを拝見すると、どこかで聞き覚えの有る名前・・・。
その方を後ろから眺めていると、確かに見覚えの有るお姿とお声・・・。

もしかしたら・・・。
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僕がかつて大学受験に失敗して失意と落胆の内に上京して入学した予備校(東京都墨田区、現在は閉校しており消滅)の第82寮(千葉県、最寄り駅は地下鉄東西線)の同じ3階にて共に18歳の青春時代を過ごした、あのN君では・・・!??

僕はN君の出身高校を覚えていた。

N君の帰り際、思い切って声を掛けて見て、その出身高校を訊いてみた。

すると、N君は目が点になり、「・・・。・・・、・・・!あ!ぁあ!!ハイハイ!!もしかしてI君!??えぇえ!?うっそぉ!??」

こ、こんな所でこんな片田舎で、当時のお互いの年齢であった18歳の丁度同じだけの期間を経て、再会しようとは・・・!!

N君は、もうお客さんとしてずっと前から、僕が愛知県に出張する前から、このお店にいらして下さっていたお客さんであったのだ。

何でも、東京に奥さんとお子さん達を残してきて、単身赴任しているのだと言う。
現在は、東京で車屋さんの店長さんを為さっておられるんだとか。

非常に驚いた。

僕達はお互いの連絡先を交換し合い、少し歓談した。

偶然か。
それにしても、懐かしい!!

僕はN君に、古文の参考書を貸したりしたのを覚えている。
一緒に写真に写ったのも、覚えている。
受験勉強なんて、余りやってなかったっけね。
寮監に隠れて煙草吸ったり、抜け出して呑みに行ったり夜遊びに行ったり、恋の話をしたり・・・。
18歳の瑞々しい精神を過ごしたあの予備校時代。
あの薄汚い狭くて小さい第82寮は、もう今では残っては居ないだろうし、当時既に70歳を過ぎていた寮監も、もう他界しただろう。


会えて、嬉しいよN君。

まだ、愛知県に赴任していますか?
今度、一緒に晩御飯でも御一緒しましょうね。