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もうハロウィンは終わったが、少し心温まる出来事が、つい先程有ったのだ。


今夜の夕食は手軽にお弁当を食べようと、ほっともっと(掛川北門店)にて「カキフライ御膳(780円)」とその他を注文したのだが、いざ自宅に帰って袋を開けて見ると、中に入っていた物はカキフライ御膳ではなくて、その一つ格下の「カキフライ弁当(590円)」であった。


既にレシートはお店の不要レシート入れに入れて廃棄してしまったのだが、自宅に帰って妻と値段合計と支払額合計を照らし合わせて見ても、やはり「カキフライ弁当(590円)」で計算されている。


つまり注文段階でそれを受け付けた店員さんのミスであろうと推察された。
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妻は大して気にも留めずに、そのカキフライ弁当を早速美味しそうに食べ始めた。
ほっともっとのカキフライは広島産を謳っているが、実際に安物のカキフライに有りがちな臭み等は殆ど無く、本当に広島産である事は伺える美味しい物だった。



一応、僕は事実だけはお店に伝えた方が良いと思って、電話でお店に経緯を説明して、一応報告した。



すると、その僕の電話に出てくれたのは、僕の注文を受け付けてくれたと思われる若い女性であった。



暫く、保留。
その間に、恐らくお店の上司に事態を報告し、対応を相談したのだろう。
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(写真はイメージです)


「カキフライ御膳を直ぐにお造りして、お客様の御自宅までお届けに上がりますっ!お客様の御住所地をお願いします。」



僕は恐縮し、それには及ばないと伝えても、いいえそうさせて頂きます、これは私共のミスですのでと仰る。


実際その約30分後、店長さんらしき男性の方が、とても恐縮して大変に御丁寧な物腰で「カキフライ御膳」を造って下さり、本当に自宅まで届けに来て下さったのだ。


聞くと、僕の声で「カキフライ御膳」の注文が入ったのを、彼も奥の厨房で聞き及んでいたが、厨房へのオーダー段階では「カキフライ弁当」になっていたので、注文変更が有ったのかと思ったと言う事だった。


大変に恐縮為さりながら、丁重に僕に本来注文した品物を渡して下さり、お帰りになった。


お代はと訊くと、一切頂きませんとの事。


僕はとても申し訳無かった。


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その店長さんらしきを良く拝見すれば、ブルゾンはほっともっとのロゴが入った会社のユニフォームなのに、下はきちんとネクタイを締めてワイシャツを着ていらした。


ついさっきまで、来店客多数でてんやわんやの厨房で調理に当たっていらした筈なのに、恐らくは僕の自宅にカキフライ御膳を届けるに当たり、わざわざ着替えてネクタイを締めてワイシャツを着たものと思われた。



僕としては、ここにプロフェッショナルの己に厳しい姿勢を見た思いがしたのだ。



こんな程度のミスなど、僕は職場でしょっちゅうかましている。
だが、そのミスに対してボスや周囲の同僚や仲間は、僕を責め立てたり声を荒げる事は一切無い。



ほっともっと掛川北門店の、素晴らしいプロ意識と言うか非常に高いサービス精神や己に対する厳しさを垣間見た気がした。


翻って自身を顧みて見れば、僕は普段の業務や職務で、これ程までに己に厳しいプロ意識を持って仕事をきちんとしているだろうか??っと考えさせられた。

何処かで、まだまだ自分のミスを隠したり誤魔化したり、隠蔽しようとしたり妥協したりしていやしないだろうか??



そう反省させられた今夜の夕食であった。




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そして、僕はますます、街のお弁当屋さん:ほっともっとのファンに成ってしまったのであった。