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ベイブレードのチケットを下さった女性職員さんが話していたけど、子供達の間でこの夏休み、この映画チケットの付録を手に入れた奴とダメだった奴の格差が生じていると言う(笑)

それはこの映画チケットの前売り券に附録していた上記写真の特別限定ベイ(独楽:こま)。

オジサンのこの俺もネットで少し調べて見たが、この特別ベイの「ソルブレイズ(劇中で敵側主人公の使用ベイ)は「アルティメットタイプ」、つまり究極型に分類され、全ての要素で最強ランクのパワーを有するとされているらしい。

このオジサンも当然だが元小学生男児、こうしたホビー商品の限定版を喉から手が出るほど欲しがる心理は痛いほど理解出来る。

その女性職員さんに拠れば、その方の御子息の御友人の小学生が、このソルブレイズを手に入れ損ねて、気落ちしていたのだと・・・。

あぁ、可哀想に。
このオジサン、何故かあかの他人のその小学生に憐憫の情を覚えてしまい、この記事を書くつい先ほどまでネット検索で入手はまだ可能かどうかを調べていた。

だが。
どうやら既に不可能の様だな・・・。
残念だ。

俺も小さい頃は家がおカタい家柄で、こうした小学生が欲しがるものを余り買って貰えなかった。
だから故に、その気落ちしている小学生の気持ちは分かるし、ほっておけないのだな。

買ってもどうせ幾らもしないのだから、その小学生にオジサンが買い与えても一向に構わないのだが、肝心の商品が売っていなければ仕方ない。

だが、俺も小学生時代のそうした家庭環境の反動で、成人してからこうした「限定版」の商品に異常に固執し、購入したがっている自分に今更気付くし、妻も指摘する。
「まーちゃんは限定版とか限定バージョンが大好きだもんね(^^)」
俺が買ったPS2も限定版のカッチョ良い奴だった(その後、従兄弟に譲渡)。

こういった類の物は、買って直ぐには満足感で満たされるが、暫くするとただの不要なガラクタになってしまうから哀しいものだ。

俺が小学生時代はコロコロコミックで連載して特集もしていた「ミニ四駆」が大流行だった。
大会も有って、ファンの小学生達は皆改造に余念が無かったな。
専用の釣り道具入れみたいなケースにあらゆる部品やパーツを詰め込んで自分好みにカスタマイズする。
好きな奴は本当に好きで、熱を上げて全ての資金や情熱を注ぎ込んでいたね。


流行り廃りは小学生時代から我々は経験する。

それは大人になってからもそうだろう。
ヒトが中々持っていないクルマを欲しがり、ヒトが住んでいない様な大きくて瀟洒な家に住みたがり、ヒトが未だ持っていない様な最新のデジタル家電製品を欲しがる。
俺自身や俺の家族親類を見渡しても、ほぼ皆そうだ。

つまり人間の物欲には切りが、際限が無い。

だが、俺は、人間は、常に最新のモノを求め続ける。