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【Disc4】
ゼレンカ: 『神の御子のミサ曲 ZWV.20』『聖母マリアのためのリタニア ZWV.152』
~フリーダー・ベルニウス(指揮)、ナンシー・アージェンタ(Sp)、マイケル・チャンス(C-T)、クリストフ・プレガルディエン(T)、ゴードン・ジョーンス(Bs)、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団、シュトゥットガルト室内合唱団


お次はこれだ。作曲家:ゼレンカの名は、僕はやはりNHK-FM 06:00~「古楽の楽しみ」にて存じ上げて居たが、やはり僕の感覚だと、他の有名バロック音楽作曲家に比べたら、まだまだマイナーなのかも知れない。



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だがWikipediaに拠れば、近年再評価されて居る作曲家だそうだ。そしてヤン・ディスマス・ゼレンカは、カトリック教会の宮廷楽長・副楽長として、かの音楽の父:J.S.Bach:ヨハン・セバスチャン・バッハ(大バッハ)とも面識が有ったと言う。冒頭写真のジャケット写真を見ても分かる通り、当時のカトリック教会の大聖堂で実際に演奏されたであろう、当代一流の大作曲家の手に拠る最高の宗教声楽曲の、しかも現代一流の古楽演奏団体に拠る録音を、CD1枚当たりたったの220円(消費税込み)で聴けてしまうとは、実に贅沢の極みだ。




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現在43歳の僕が高校生の頃、つまり今から27年間も前に、当時の某メジャー有名ロックバンドが、ライブレコーディングされた音源のベストアルバムを新発売した際の売り文句は、「ヴァーチャル(仮想)ライブアルバム」であった。


そこに来れば、今回のこのゼレンカの古楽のCDは、ヴァーチャルミサ(仮想典礼)アルバムだ。そんな呼び方が本当に有るのか?また相応しいのか?僕が勝手にそう呼んで居るだけで、僕の呼称が的を射ているのかは、自分でも余り良くは分からない。

だがこのゼレンカの楽曲が、先の本ブログ記事中のヨハン・ヨーゼフ・フックス作曲:皇帝レクイエム同様、Twitterでの評判は頗る(すこぶる)大好評である事は確かだ。