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今日は、3月3日。
そう、ひな祭りの日ですね。

livedoor検索で「ひな祭り」をかけると、こうした説明がしてくれてあった。
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ひなまつり

行事情報

日にち
3月3日
概要
上巳の節句(桃の節句)である3月3日に、内裏雛を中心とした雛人形や雛道具を飾り、女児の健やかな成長を祈る行事。雛人形は2月から飾り、3月中旬までに片付けた方が良いとされている。ひなまつりの食事には菱餅ひなあられちらし寿司等がある。
関連情報
ひなまつりレシピひなまつりスポット


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僕も改めて、知った感じかな。

でも・・・。

ひな祭り。
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この言葉を聴くだけで、哀しく切なく憂鬱になるお嫁さんも、世の中にはいらっしゃるのではないでしょうか・・・??

この前死んで他界した僕の父方の祖母(葬儀の宗旨は仏教:浄土真宗。だから南無阿弥陀仏である)。
僕の妹の為に、僕の母の実家(東京都足立区)が用意した雛人形のフルセットのひな壇が届く前に、僕の母親に嫌味タップリにこう言い放ったと言う。

「ウチは最高価格のお雛様じゃなきゃ、飾って頂かなくて結構ですから!!」



以前に、僕が静岡新聞の読者の投書欄で読んだ記憶が有るのは、こう言う話だった。

ある日、娘の為に、やはりその母親の実家の両親がお雛様を用意して飾ったのだと。
そしたら義母は独特の言い回しで、そのお雛様を貶したのだと。
それがその嫁にとっては悔しくて悔しくて歯痒くて。
後日、涙で顔をグジュグジュのグシャグシャにしながら義母に迫って言ったのだと。
「私のお母さんに謝って下さいっ!!」

そしたら何と、義父が出て来て逆切れして来て、「そんなもの、どこの家の嫁でも耐えてるんだ!!何を抜かすかぁ!!」

更に後日、実家に帰った際に、そのお嫁さんは母親に事の経緯を話したら、その嫁のお母さんは、「あんた、バカだねぇ。」と苦笑いしていたのだと。



僕のお袋にそう言う話をしたら、僕のお袋によると、娘が産まれた家にとって、ひな祭りのお雛様が両家の準備する道具が並び揃う最初の行事となり、何かと比較対象になりがちなのだと。
そこに両家の自尊心やらプライドやらが摩擦を起こしがちなのだと分析していた。
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だが、しかしだ。
この僕としては、もっと前向きで建設的な切り口で捉えて、このひな祭りを有意義で素敵な日本国の文化行事として受け止めたい。

上記に述べた様に、僕のオフクロの実家が用意したお雛様を家族揃って古い小屋から引っ張り出して来て、段ボール箱を次々と応接間に運び込み、台座から組み立てて飾り付け作業に従事するのは、最早僕の家の毎年春の恒例行事であった。


バカガキの僕は、ある日泥遊びをした直後のド汚い手で最上段のお雛様の白く綺麗な頬にベットリ黒い汚れを着けちゃって、家族にブチ怒られた記憶は有る。

だが、皆様、日本国の雛人形をどうお考えでしょうか?

僕は、日本国の雛人形や市松人形やお菊人形やらは、世界一繊細で綺麗な最高に素晴らしい日本文化であると本当に思っております。

僕は別にお人形さんの専門家ではありませんが、フランス人形だとかその他の世界各国のお人形さん達と、日本のお人形さん達を見比べて、直に手に取って比べて見て下さい。

日本のお人形さんほど繊細で、美しい落ち着いた気品の有る色合いで、繊細な生地のお召し物のお人形さんも他に無いでしょうに。

僕は身内に世界企業の勤務者が居たからこそ、彼等が海外勤務から日本に帰国する度にお土産に買って来てくれる外国のお人形さんと、良く見比べる機会には恵まれていたのだ。


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折角、この世界に誇るべき日本国の人形文化の晴れの日である本日、3月3日のひな祭りの日が、家族や親類の摩擦やいがみ合いなどと言う陰湿で陰険な場にしてしまうのは、実に勿体無い話であると僕は強く想うのです。

心晴れやかに、楽しく、心から娘の健やかな成長と幸せを、素直な心で祈りたいものですね。
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