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昨夜の出来事だった。

この週末に仕事でデカい大仕事が有ったのだ。
まだ新人で初心者の俺にとっては大仕事だった内容の仕事が、予想外に上手く首尾良く終了し、相手の方も笑顔で帰宅して頂けたので、俺としては実に良い清々しい嬉しい気分でいつもの様にバイクでいつもの通勤路を帰宅途中の出来事だった。

いつも通る牛小屋を過ぎ、更に暫く進んだ公定速度30km/hの蛇行した小山の中の道で、反対車線の真ん中に狸が轢かれて死んでいた。
口から血を流していて、眼は見開かれて既に息絶えていた。

俺はナマで狸を初めて目の当たりにした興奮から、その場でバイクを道端に止めて妻に携帯電話で報告した。

「おい!おいッ!!道で狸が死んでるよォ!!毛がふさふさしててとっても可愛いのに・・・。生きてたら捕まえて家に持ち帰りたかったよォ~~!!」

あんまり触らない方が良いよと妻は言い、夫の俺の早い帰宅を望んで、電話は切れた。

俺は、狸ちゃんが不憫で可哀想で、道の隅に死骸を押し退けてから、帰宅した。

ところで、狸を飼っているって聞いた事が無いよね。
狸って、人間が飼えるものなのかな??

何方か、狸を飼ってらっしゃる方は居られますか?

狸の飼育員とかいらっしゃるんかいね?

俺は妻に常々指摘されているのだが、獣医になった方が良かったのかもねと。

ムツゴロウさんになっちゃおうかな、俺。
ってなれる訳無いやん。

だって親友のA君から聴いた話では、A君の恩師がムツゴロウさんと同級生で、ムツゴロウさんは無茶苦茶に頭脳明晰で学業成績はダントツトップだったらしい。

ムツゴロウさんは実際、東京大学農学部卒。

学歴からして、俺なんかは足元にも及ばないのだ。
その彼の宇宙の様なお広い心も然りだ。