宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

2011年03月

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今回被災した福島第一・第二原発に付いて、ネット上で無知からか惑わされている方々が僕から見て見受けられたので、僕から一つ論じておきたい。


福島第一原発の状況は未だ予断を許さないが、今の所は最悪の事態ではない。
炉心溶融(meltdown)というのは、普通は炉心が完全に溶融して原子炉を破壊し、大量の核廃棄物が噴煙となって風に乗って飛散する事を言う(チャイナ・アクシデント)。
これが本当に起こると、最悪の場合は数万人が死傷し、半径数十kmには人が住めなくなる。

今回の事故では、圧力容器も格納容器も破損していないので、被害は限定的だ。
熱反応はコントロール出来ていないが、制御棒が入っているので核分裂は止まっており、チャイナ・アクシデントになることは考え難い。
これを炉心溶融と呼ぶのは、事故を「事象」と言い換える政府にしては、随分と勇み足な呼び方ではないか。

海外でmeltdownと報道されていることに対して、枝野官房長官は「メルトダウンではない」と言っているが、こういう発言には一般市民は益々混乱する。

「原発が爆発した」というのも解釈の誤りで、爆発したのは原子炉本体ではなく建屋であり、軽微な水素爆発である。建屋が吹っ飛んだのは危険だが、核爆発が起こった訳ではない。
格納容器の弁から逃がす蒸気だけなら、人的被害は殆ど無いだろう。
特に日本テレビは、爆発の瞬間の映像を繰り返し流してコメンテーターが「爆発」と言っていたが、こういう不安を煽る様な報道は良くない。


有名ブロガーの中川翔子さん(しょこたん)はそうした日本政府やマスメディアに対して不信感を募らせている記事をお書きになっているが、今の所は隠蔽らしき行為行動は何処の誰にも見受けられない。

否、むしろ政府も自治体も行政諸機関も被災した方々もそれ以外の自国民も皆終始冷静で落ち着いていて、起こる事態に次々と適切な手段を繰り出して被害の拡大を的確に未然に防ぎ、文字通りの「国難」に対して国家規模の危機管理能力は、実は現政権は凡そ考え得る中で最良クラスに優れている事を、自国民の世界にも稀に見る優れた品性と共に世界に知らしめているのが現状なのではないだろうか?

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自分は大学生の頃、少しだけ消防団員をやっていた事が有る。
それで実地で学んだ事が有るのだが、こう言った震災の際に真っ先に気を付けなければならない事。

それは先ずはガスの元栓を締めてブレーカーの主電源を落とす事。

地震で恐いのは2次災害なのだそうだ。

実際今回の大震災でも写真に有る通り、残念ながら2次災害としての火災が一部で発生してしまった様だ。

漏れ出たガスに引火して爆発炎上すれば、被害は更に拡大する。

それから俺が大学一年生の時分(今から15年も前だが)に地質学の講義で、「阪神大震災から我々が学べる事」と言う題名で教わった事だが、阪神大震災で犠牲となった6000名以上の方の大部分は家屋内の備品の倒れ込みに因る圧死が圧倒的に多かったのだそうだ。

従って、普段から家屋内の備品、例えば本棚とか縦長の箪笥とか、そう言った物に留め金等の倒れ込み防止用具を備え付ける事が有効であると示された。

非常食を常備する事も有効だろう。



今回の東北地方太平洋沖地震、先程、気象庁によりマグニチュードは9.0と上方修正された。
これは国内観測史上最高値であるばかりではなく、世界史上屈指の超巨大値である。

震源地を見れば、丸で東北太平洋岸一帯に大津波を起こさせる事を図ったようで不気味だ。


だが今回の巨大震災にても常に譲り合いの精神や助け合いの精神を失わずに、冷静で理性的に秩序だった行動で危難を乗り越えようとしている我々日本人の姿に、世界は今感動しエールを送っている。
マスメディアも低俗なセンセーショナリズムに陥る事無く冷静に情報を提供し続けている。


僕に出来る事を積極的にやって行こう。




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俺の大学の同級生より立て続けにメールが着信。
I川さんから1年振り位にメールが着たのでびっくりした。

お元気ですか?学位論文完成して審査パスしました。研究室で徹夜するのが慣例のようでかなりハードでした(原文ママ)
有難う御座います。四月からは松山に通勤することになりそうです。看護師・歯科衛生士・歯科技工士まで教えることになりそうです。S子さん(僕の妻)にも宜しく。(原文ママ)


I川さんは慶應義塾大学文学部を御卒業後、地元愛媛県にて予備校講師をしていた後に、「医科系の勉強をしたかった。」と、大学を再受験して俺と一緒に卒業した。

彼はその後、K教授に気に入られそのままK教授の研究室に入局。

お歳は何と俺の親父と同い年の今年65歳。
常に新しい事にチャレンジし続ける彼の姿勢からは、俺も非常に良い影響を受ける。

65歳で若者に混じって新しい事に挑戦し続けるなんて、出来る事ではないと思う。



俺も彼を見習いたいものだな。



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