宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

2012年03月

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兼六園に訪れるのは僕はこれで3度目だが、オフクロは初めてと言う事で随分と感動しながら園内を散策していた。

兼六園は、言わずと知れた金沢市を代表する名勝地。
今回の金沢市と加賀温泉郷への旅は、兼ねてから親父が熱望していたものだった。

俺は手に入れたばかりの新愛車のエスティマ ハイブリッドに妻と両親の4人を乗せて、北陸自動車道を疾走した。

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親父達は近江町市場(おうみちょういちば)を訪れる事を熱望し、ずわい蟹やら毛蟹やらを友人にへと買い込んでいた。

妻は、自分の両親にノドグロや他の魚介類を発送。

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近江町市場内の回転寿司屋さんの「大倉」に入ったが、どのネタも素晴らしい絶品の味。
親父とオフクロはその味と新鮮さに驚嘆していた。
この味は温暖な太平洋側では絶対に味わえないものだ。

ここはいつも活気が有って良いものだ。

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兼六園も東茶屋街も、僕はもう特段の感情や思い入れはないのだが、オフクロにとっては金沢らしい素晴らしい場所の様であった。

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1泊目は、加賀温泉郷の4湯の中の一つである山代温泉(やましろおんせん)は「みどりの宿 萬松閣(ばんしょうかく)」に宿泊。
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山の緑の中に、こうして素晴らしい源泉掛け流しの大きな露天風呂が有る。
本当に素晴らしかった。

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部屋の客室付きの露天風呂も、僕らの部屋は浴槽がホウロウタイプだったが、お湯は源泉掛け流しで文句無しに良い湯であった。

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もう、俺は温泉ホテルの豪華会席料理には飽きて来た。正直。
湯豆腐とか納豆とか、カレーライスだとか普通の家庭料理で十分だが、親父が息子夫婦の僕達に気を使ってこうしたフルコースの料理を設定させる。

やはり、カニやら能登牛やらが沢山、まるで洪水の様に出まくってた。
それを一生懸命になって喰い散らかしたものだ。

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2泊目は同じく加賀温泉郷の1つ、片山津温泉は「季がさね(ときがさね)」に宿泊。

驚いた事に、同じ加賀温泉郷の温泉なのに泉質は先の山代温泉とは全く違っていて塩分が多量に含まれていた。

良い湯だった。

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この温泉ホテル「季がさね」の丁度真裏に、この浮御堂(うきみどう)が、こうして湖の上に存在する。
ホテルの部屋の窓からも向こうに認められ、僕等夫婦は浴衣のまま、ブルブル寒がって歩いてこの浮御堂に参拝した。

夜はライトアップされており、小さな祠でも、どこかとても強い印象を放っている様に見えた。

僕は、大切な家族や友人の一人一人が、幸福で幸せな人生を送れます様に、また今苦しんでいる友人の苦しみや悩みが一刻も早く解決されます様に、静かに祈って神様の御取次ぎを祈願した。


こうして、僕らの旅は無事に終了した。


ただ、恵みに感謝し、神様に感謝するのみであった。


こうして旅行をして、普段自分が慣れ親しんだ土地とは違う場所に行く事は、とても気分転換になるものだな。







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今自宅でこれを書いているのだが、デスクトップのパソコンは丁度真西を向いており、直ぐそこの窓から外を見れば、昨夜もだが西の夜空に黄金色に金星と木星が一際強い光彩を放ちながら輝いている。
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金星:Venusと、木星:Jupiterが接近して映る。
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天文学への憧憬。tc3_search_naver_jp














僕は高校時代は地学部と言って、天体観測のクラブに所属していた。
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と言っても、ほとんど帰宅部だったのだが。
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ある日、いつもの様に学校の屋上で天体観測をしていた。
後輩が天体望遠鏡を調整して、土星を見せてくれた。
その土星の輪が、とてもリアルに映っていたのは、今でも鮮烈な記憶として僕の脳裏に焼き付いている。
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クラシック音楽の名曲にホルスト作曲の「組曲:惑星」が有る。
平原綾香さんがカヴァーしている事も有り、皆さんもメロディーは聴いた事が有るはずだ。

だが、ここでは高校時代以来僕の大好きなバンドであるSOFT BALLETの名曲「ENGAGING UNIVERSE(エンゲージング ユニヴァース:直訳すれば、魅力有る宇宙)」のプロモーションビデオの動画を最上段に貼った。
1993年発表の、今から約20年も前の曲だが、今聴いても色褪せない。


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1000年に1度と言われた、我が日本国を襲った未曾有の大災害から、今日で丁度1年。
つい先程に震災発生時刻の15:00を過ぎた。
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約2万人もの日本人が、亡くなった。

家族を、家財道具を、職場を、職を瞬時に失った人々は余りに多かった。


僕は阪神淡路大震災も目の当たりにし、今回の東日本大震災も目の当たりにし、今回は福島県相馬市にボランティア活動に行く機会に恵まれた。



人の世は、常に不条理だ。

人の人生もまた、理不尽と矛盾と不条理で満ち満ちている。



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放射線の被害に晒されて、東京電力を呪詛する方々も居る。



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福島第一原子力発電所にて、今日の15:00にはこうして作業員の方達も黙祷を行った。


だが残された人々は、それでも生きて行かなければならない。


僕に出来る事は、祈る事。
そして真面目に労働して納税して、社会貢献するしかない。

無力だ。


それとも、普段は人生に疲れ切って絶望し、「もう死んでしまいたい」と内心いつも密かに想い続けている人にとっては、今回のこう言った唐突な大災害と突然の死は、むしろ救いとなるのだろうか・・・??

粗雑な頭の持ち主であるこの僕には、その位しか考えが及ばないのだ。



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僕の職場は、この写真のS駅で2Fに有る。
その直ぐ下階の1Fに、地元の地域のFMラジオ局である「FM SAN-Q(エフエム サンキュー)」が有る。
周波数は84.5MHzの小さな地域のFM放送局だ。
当然、周辺に電波を発信している。


今日の16:00頃に、いきなり突然、お笑いコンビの「角砂糖(かくざとう)」を名乗るお2人の背が高めの若い男性が、突然ウチの店舗にいらして受付で女性職員相手に、何やら賑やかに話していた。

何だか騒がしいので僕も受付に行ったら、居合わせた女性職員の2人のSさんとMさんは、応対を僕1人に押し付けて自分達はそそくさと店舗の奥に隠れちまった。


「こんちにはぁ!僕達はお笑いコンビの角砂糖でぇす!!僕が伊倉 雄(いくら ゆう)でぇ、こいつは相方の林 優(はやし ゆう)でぇす!!あ、さっきの美人の職員さんがどっかに隠れちゃいましたねぇ!!どこ行っちゃったのかなぁ!??あ、これはこれは!!こちらの責任者の方でしたか!!どーもどーも!お笑いコンビの、角砂糖でぇす!!えぇ、名前は漢字3文字のそのままカクザトウでぇすよぉ!」


・・・。

いきなりで、面食らって・・・。
しかも、上司のM氏はたまたまちょっと席を外しており、俺独りで?
なんなんだよ、この人達・・・。
突然来て、いきなり漫才モード全開ってアンタ・・・???


「あ、お名前はIさんと仰るんですかぁ!!Nじゃ聞いた事のない珍しい苗字ですねぇ!!あ、私?伊倉(いくら)と申しますぅ!!僕の苗字は珍しいですかぁあ??どうぞ、宜しくお願いしまぁっす!!!え!?食べ物のイクラだと思いましたぁ!??アハハハハハハ!!」


やたらハイテンションのお2人さんだ。


もう、のっけからいきなりコンビで漫才掛け合いモードで、突然だから僕はもう何が何だか・・・。
それで居てベテラン女性職員のSさんは、恥ずかしがって呼んでもこっちに来やがらねぇ。
彼女らは受付が仕事なのにね。


「おい!ねぇ!ちょっと、Sさん!!来て下さいよぉ!!」
「おぉい!Sさぁん!とっても美人のさっきのSさぁん!!I様がお呼びですよぉ!!!」


金髪でお帽子を被ってソース顔の伊倉さんも、醤油顔の林さんも、やたらとハイテンションでやたらと調子が良くて、お宅ら一体何しに来たの??って感じ。


しっかし、本当に本物のプロのお笑い芸人さんとこうして直接対面して話すのは、僕の人生で初めての体験だ。
周囲の職員に見放されて押し付けられて、何とか僕が独りで応対してお2人の申し出を聴けば、要はここのパルティせとの運営会社が主催する直ぐ目の前にある1Fの小さな常設ステージ(まるっとステージ)で出演してもらって、それを同じ1FにあるFM局から公開生放送するのだと。
つまり、ウチの店舗を公衆の面前で、かつ公共の電波に乗せて宣伝して下さるとの事であった!!

僕は一応は店舗の責任者。
しかも、その時は丁度来店客の予約も無かった。

こんな有り難い申し出を断る理由も無かった。


「了解しました。では、僕は一応ここの責任者では御座いますが、事実上の僕の上司に当たるMが生憎今不在でしてですね。直ぐにMの裁可を得て来ますので。」


「それではこの後、そこのステージに16:25頃にお2人に集合して頂きましてですね。16:35に番組開始と同時に生放送でON AIRとなります。寒いですから、上にもう一枚着られていらした方が良いですね。」


この後・・・、20分後じゃねーか!!
おいおい。

僕は直ぐに上司のM氏の下に駆け付けて、事の経緯を説明。
急遽、僕とM氏の2人で地元FM放送に公開生放送で出演が決定。



ステージ脇でM氏と一緒に待機していたら、伊倉さんが色々僕達の都合にわざわざ合わせて下さって、上に掛け合って番組進行を調整して下さった。
その場に来ていらした他のお笑い芸人の方も伊倉さんに紹介されて、御挨拶。


「それではお2人様、そちらで待機お願いします。時刻が来ましたら合図します。」
伊倉さんが、「マイクは出来るだけ口元に近付けて喋った方が良いですよ!」と僕達にアドヴァイス。


ステージと放送局は同じ1Fで直ぐそこだが、職員・スタッフ間の連絡は無線と携帯電話で行っていた。


「本番30秒前・・・、20秒前・・・、10秒前・・・、9、8、7、6、5、4、3、2、1、開始!」


BGMの音楽が流れ始めた。


角砂糖の伊倉さんと林さんはテンション最高潮で番組を開始した。
スポットライトは2人を明るく照らす。

ステージ周囲に人が集まり始めた。

直ぐ目の前は、僕のいつもの朝食行き付けの喫茶店「英梨華:えりか」さんだ。
そこの女性店長さんも、お店の外に出てそこで立って見ている。
この店長さん、もう僕のメニューを覚えてくれていて、僕が何も言わなくても品物がちゃんと出て来るのだ。


「はぁい、皆さんこんばんはぁ!!角砂糖の伊倉と、林でぇ~~~っすぅ!!!今夜は、S再発見と題しましてぇ、地元の色々なお店の紹介をしちゃいまぁあああっっすうう!!!」

「はい、先ずはこちら、ここパルティせとの2Fに有ります、SS科さんでぇええっすう!!!」


僕とM氏は、ステージ脇で待機。

あ、あいつら(女性職員の2人)。
さっきは逃げて隠れたくせに、2Fのうちらの店舗前のあそこからこっちを見下ろしてやがる。
遠巻きに見てやがって、しかも俺達を携帯カメラで撮影してやんの!!!

俺は、2人に手を振ってやった。
そしたら2人は面白そうに手を振り返す。
バカにしやがって。まぁ良いさ。

「それではっ!!SS科さんの責任者でいらっしゃいますIさん、それとMさん、どぉぞこちらへぇ~~~!!」

僕とM氏はステージの真ん中に立たせられた。
スポットライトが少し眩しい。

僕の右側に林さんが立ち、僕の左に立つM氏の左側に伊倉さんが立つ立ち位置だ。

お笑いコンビ:角砂糖さんのお2人さんは、実に小気味良いテンポに笑いとユーモアを巧みに織り交ぜて、僕らとの質疑応答の形式で、漫才風に僕達の店舗を紹介して下さった。

林さんが、「あのぉ、僕の隣にいらっしゃるIさんが、さっきから緊張してらっしゃるせいか、お目目をシパシパ為さって、見た所俺よりもIさんは明らかに年上なのに、何だか可愛いぃって思っちゃいましたよぉ!んもぉIさん可愛いなぁ!!!」

僕は、本当に面白くてステージ上で素で笑っていた。
直ぐ左隣のM氏は、質問に対してベテランらしく落ち着き払って丁寧に回答する。


「こうしてIさんとMさんのお2人を間近で拝見してますとねぇ、お2人の優しさっつうもんが、何だかこう滲み出てらっしゃいますよねぇ!!でもこのお2人をさっきから拝見してますとぉ、Iさんは責任者ですがM氏との立場上の上下関係が垣間見れてイイですよねぇ~~~!!!」


面白い事を仰る(笑)

僕の直ぐ右隣の林優さんがステージから、「あ、さっきの女性職員さん達っ!!そこからこっちを見てます見てます!!あ、写真まで撮っちゃってて!!仕事中だぞコラァみたいな!!!わははははははは!!!」


そして、正味8分間程の公開生放送は、角砂糖さんのお2人さんの流暢で面白い司会進行の元に無事に終了した。

店舗に帰ったら、女性職員さんのSさんが不機嫌そうな顔で僕にボソリ。
「Iさん、平均点以下だよ。面白くなかったよぉ。もっと面白い事を言ってくれたりすると期待してたのにぃ。」
「俺はお笑い芸人じゃねぇ!それにナンなんだお前らと来たらっ!さっき俺が呼んでも来てくれないで隠れていやがって、そしたら本番始まったら上からこっちを見物してやがってぇ。」
「アハハハハハハハ!」



僕は人生何事も経験だと思うのだ。
何でもやってみたら良い。

僕は今回、人生で初めてラジオ放送に出演させて頂いた。
去年は、人生で初めてテレビに出演した。

実に貴重で面白い体験をしたものだ。

FM SAN-Qさん、それにお笑いコンビ:角砂糖さん、とても良くウチを宣伝して下さり、どうも有り難う御座いました!!!


とっても面白かったです、この体験そのものが。


そしたら放送終了後、角砂糖さんのお2人が、またわざわざウチの受付に感謝の意を伝えにいらして下さった。
お2人ともとっても礼儀正しくて、しかも面白い(笑)



しかし、実は僕なりに、僕が生まれて初めてナマで接するプロのお笑い芸人のお2人さんに、率直に感じた事が有る。

お2人は確かに常に元気に明るく振る舞い、面白くお2人でトークしてらっしゃるのだが、彼等の表情を間近で良く見てみれば、一見元気で明るいその表情の1層裏側には、あくまで仕事でこうして明るく元気に振舞っている感じが、僕にはしたのだ。

僕は決して、角砂糖さんの伊倉さんと林さんのお2人さんを貶したり悪く言っているつもりはない。
いや、むしろ今日から僕も角砂糖さんのファンに成らせて頂いた。

だが、あくまで仕事として常に明るく元気に面白く振舞って周囲を笑わせなければならないのは、それは時として非常に億劫で苦痛になりはしないだろうか??


角砂糖のお2人さんも、その周辺にいらしたお笑い芸人さん達も、直接に接すると、素や普段の姿ではいつもこんなに明るく元気に四六時中騒いで周囲を常に笑わせている訳ではないのだろう。


それは、すべからくどの職業でも言えるだろう。


正に、僕のこの職業だってそうだ。
いざこの職種に就いてはみたが、実際に働き出したらヒトと接してヒトと話すこの仕事が苦痛でイヤでたまらなくて、途中でドロップアウトする人間だって毎年一定数は存在するのだ。

角砂糖さんも、ああやってプロフェッショナルの芸人として、自分の気分が底に沈んでいる時も、嫌な事が有った時も、苦しい時も辛い時も、常にプロのお笑い芸人として明るく元気に面白くトークとお喋りに励まなければならない。

後でインターネットで検索して調べたら、驚いた事に伊倉雄(いくら ゆう)さんはWikipediaにその存在が詳しく記述されているではないか!
そこで語られる素顔の彼は、やはり神経繊細な一面がお有りの様だ。


僕は初対面だが、伊倉さんも林さんも一見明るく元気に面白く喋りまくる裏側に、実は神経繊細でナイーブな一面が有りそうだと、初対面の時に既にお顔の表情や雰囲気から伺えた気がした。


伊倉さんや角砂糖さんのブログも有る様だ。
これからは、手が空いたらチェックしよう。

「ぇぇ!僕達はぁ、毎月第1金曜日に、ここのFM SAN-Qに営業に来てますっ!!どうぞ宜しくお願いしまぁすっ!!」



プロの仕事は、何であれ苦労や苦心は必ず付き纏うだろう。



さぁ、僕も頑張ろう。
お笑いコンビ:角砂糖さんの伊倉雄さんと林優さんのお2人に直に接して、僕も心から素直にそう思えた。

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今日は、3月3日。
そう、ひな祭りの日ですね。

livedoor検索で「ひな祭り」をかけると、こうした説明がしてくれてあった。
↓↓↓

ひなまつり

行事情報

日にち
3月3日
概要
上巳の節句(桃の節句)である3月3日に、内裏雛を中心とした雛人形や雛道具を飾り、女児の健やかな成長を祈る行事。雛人形は2月から飾り、3月中旬までに片付けた方が良いとされている。ひなまつりの食事には菱餅ひなあられちらし寿司等がある。
関連情報
ひなまつりレシピひなまつりスポット


↑↑↑

僕も改めて、知った感じかな。

でも・・・。

ひな祭り。
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この言葉を聴くだけで、哀しく切なく憂鬱になるお嫁さんも、世の中にはいらっしゃるのではないでしょうか・・・??

この前死んで他界した僕の父方の祖母(葬儀の宗旨は仏教:浄土真宗。だから南無阿弥陀仏である)。
僕の妹の為に、僕の母の実家(東京都足立区)が用意した雛人形のフルセットのひな壇が届く前に、僕の母親に嫌味タップリにこう言い放ったと言う。

「ウチは最高価格のお雛様じゃなきゃ、飾って頂かなくて結構ですから!!」



以前に、僕が静岡新聞の読者の投書欄で読んだ記憶が有るのは、こう言う話だった。

ある日、娘の為に、やはりその母親の実家の両親がお雛様を用意して飾ったのだと。
そしたら義母は独特の言い回しで、そのお雛様を貶したのだと。
それがその嫁にとっては悔しくて悔しくて歯痒くて。
後日、涙で顔をグジュグジュのグシャグシャにしながら義母に迫って言ったのだと。
「私のお母さんに謝って下さいっ!!」

そしたら何と、義父が出て来て逆切れして来て、「そんなもの、どこの家の嫁でも耐えてるんだ!!何を抜かすかぁ!!」

更に後日、実家に帰った際に、そのお嫁さんは母親に事の経緯を話したら、その嫁のお母さんは、「あんた、バカだねぇ。」と苦笑いしていたのだと。



僕のお袋にそう言う話をしたら、僕のお袋によると、娘が産まれた家にとって、ひな祭りのお雛様が両家の準備する道具が並び揃う最初の行事となり、何かと比較対象になりがちなのだと。
そこに両家の自尊心やらプライドやらが摩擦を起こしがちなのだと分析していた。
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だが、しかしだ。
この僕としては、もっと前向きで建設的な切り口で捉えて、このひな祭りを有意義で素敵な日本国の文化行事として受け止めたい。

上記に述べた様に、僕のオフクロの実家が用意したお雛様を家族揃って古い小屋から引っ張り出して来て、段ボール箱を次々と応接間に運び込み、台座から組み立てて飾り付け作業に従事するのは、最早僕の家の毎年春の恒例行事であった。


バカガキの僕は、ある日泥遊びをした直後のド汚い手で最上段のお雛様の白く綺麗な頬にベットリ黒い汚れを着けちゃって、家族にブチ怒られた記憶は有る。

だが、皆様、日本国の雛人形をどうお考えでしょうか?

僕は、日本国の雛人形や市松人形やお菊人形やらは、世界一繊細で綺麗な最高に素晴らしい日本文化であると本当に思っております。

僕は別にお人形さんの専門家ではありませんが、フランス人形だとかその他の世界各国のお人形さん達と、日本のお人形さん達を見比べて、直に手に取って比べて見て下さい。

日本のお人形さんほど繊細で、美しい落ち着いた気品の有る色合いで、繊細な生地のお召し物のお人形さんも他に無いでしょうに。

僕は身内に世界企業の勤務者が居たからこそ、彼等が海外勤務から日本に帰国する度にお土産に買って来てくれる外国のお人形さんと、良く見比べる機会には恵まれていたのだ。


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折角、この世界に誇るべき日本国の人形文化の晴れの日である本日、3月3日のひな祭りの日が、家族や親類の摩擦やいがみ合いなどと言う陰湿で陰険な場にしてしまうのは、実に勿体無い話であると僕は強く想うのです。

心晴れやかに、楽しく、心から娘の健やかな成長と幸せを、素直な心で祈りたいものですね。
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