妻がGEOでDVDを借りて来たので、連られて一緒に観たが、いっやぁ~面白かった!
1作目を既に観たけど、1作目が本当に面白かったから期待して観たが、Ⅱは期待以上に面白かったぞぃ!!
「Ⅱから観ても、大丈夫ぅう!!」、っと今作に出演している大相撲力士の琴欧洲さんが元気に宣伝していらしたが、僕に言わせると、これをお読みの皆様におかれましては是非1作目から鑑賞して頂きたい。
んもぉ、何から何まで日本流の面白ギャグ。
日本人なら絶対ウケる(笑)この映画。
この映画が、イタリア等の海外でも公開されて好評を博したと聞いて、僕も日本人として嬉しくなってしまった。
映画全編を覆うギャグが日本人流だわな。
今回のⅡは、加えて筋書きも面白かった。
僕等夫婦も、大のテルマエ(浴場)大好き、温泉大好き人間だ。
特に源泉掛け流しには、とてもこだわる。
あ、そうそう、言い忘れたが、そもそも「テルマエ・ロマエ」とは、ラテン語で「ローマの浴場」の意味だ。
写真右は、今作に出演している姿の琴欧洲さん。
日本人俳優が扮する「次期皇帝」役も、中々にカッコ良かった!(笑)
主演の阿部寛さん。
今から約25年程前に、ファッション雑誌メンズノンノの男性モデルとしてデビューした彼が、まさかここまでの大俳優に伸し上がろうとは、当時は想像もしていなかった。
アメリカンドリームならぬ、ジャパンドリームの体現者やな、彼は。
主演の上戸彩さんも、きちんと役柄をこなしてらして、この映画の面白さをより引き立たせていた。
普段は映画は殆ど観ないこの僕でも、とっても楽しめた面白い映画でしたよ。
劇中、ジュゼッペ・フォルツニオ・フランチェスコ・ヴェルディやジャコモ・プッチーニ等の著名なイタリア人大作曲家のイタリアンオペラ(歌劇)の有名作品の曲が、これでもかとばかりに、しかも効果的に使用されており、これまたこの映画の演出を大いに盛り上げていた(笑)
僕は普段は、バッハやモーツァルト等のドイツ系の作曲家の作品を特に好んで聴くのだが、こうして改めてこの映画でイタリア音楽の大歌劇作品の音楽に接すると、人間の持つ本来の喜怒哀楽と言った感情が最大限の振れ幅で訴えかけられて来ると感じたな。
普通のポップス等のBGMも悪くはないのだが、やはりフル編成のオーケストラ(管弦楽団)・合唱団・名歌手達が織り成す圧倒的迫力は他に代え難い音楽的能力と魅力を、我々にまざまざと感じさせてくれる。
やはりイタリアンオペラのラテンの血は、聴く者を異常なまでの熱狂と陶酔に誘い込む。
アぃやぁあああ~~~!!!
おぉ、イタリアン歌劇をも鑑賞したくなって来たぞっ!
日本人とドイツ人は、民族性が比較的良く似ているが、イタリア人は日本人とはかなり違う性向だ(笑)
でもだからこそ、今の日本人にはラテンの明るさ元気さ、開放的な面が必要なのかも知れないね。
皆さんも是非、DVD借りて来て、鑑賞してみて下さいね。
僕等夫婦はこの前に川根温泉(島田市本川根町)に行って来たばかりなのに、この映画を観たらもうまた行きたくなって来ちゃった。
川根温泉は、ここ静岡県中西部では唯一の、素晴らしい正真正銘の、加水加温無し源泉掛け流しの素晴らしいテルマエだ。
この映画と共に、川根温泉も皆様に是非お勧め致したいと思います。