もう間も無く平成の時代も終わりを告げようとして居る今、平成最悪の豪雨災害が、主に広島県と岡山県を中心に発生してしまった。
東日本大震災における津波は、全世界中を震撼させたが、今回の豪雨も、雨の降り始めから被害発生までの時間は、恐ろしい程に短い。
大雨特別警報は、気象庁から一早く発信されては居た様だが、人間誰しもだろうが、まさか自分や自分の家族の身に、土砂崩れや洪水の被害等、緊急喫緊の危機が差し迫って居ようとは、中々予想し難いし、思い難いものなのだろう。
このブログ記事を書いて居る時点で、既に死者数は200人以上。
しかも安否不明者が約60名程も存在して居るので、死者数は残念ながら、この先更にもっと増えてしまう事は確実だ。
今回の激甚災害においても、自衛隊や全国の警察官、また消防団の方々が、精力的に現地で復興・復旧の支援活動を多岐に渡りこなしてらっしゃる。
この酷暑の照り付ける日差しの中を、本当に頭が下がる。
こうした国家公務員の方達の尊い献身的な貢献に拠って、日本国は維持され成り立っているのだなと、痛感する。
それにしても、「地震雷火事親父」とは昔から良く言われるが、今回改めて平成最悪の豪雨災害を目の当たりにして見ると、豪雨と言う自然現象も、人類の文明に対して十分に多大なる脅威と災害と成り得るのだと、まざまざと見せ付けられたと言う思いだ。
犠牲者と成ってしまわれた方々の御冥福を、心よりお祈りする次第である。
被災現地の一刻も早い迅速な復旧を、心より祈る。
雨と言う天候は、降らな過ぎても日照り干ばつで農作物に大打撃を与えるものだが、降り過ぎたらそれはそれで、激甚なる自然災害となって、我々人類の文明に対して巨大な損害と損失を与える驚異の存在だ。
僕もこの艦船の模型を所有して居るが、広島県の呉基地に配備されて居る日本国海上自衛隊最大の護衛艦かがは、艦内の入浴設備を、現在被災者の方達に開放して居る。
そして極めて高い輸送能力を有する輸送艦しもきたは、ガソリン・軽油の不足に悩む広島県呉市に対して、タンクローリーを搭乗させて海路からの大量輸送に貢献して居る上に、やはり護衛艦かがと同じく、艦内の入浴設備を、被災者の方達に開放して居るのだ。
現在道路網が各所で寸断されてしまって居り、陸路に拠る輸送は、官民共にとても困難な状態に陥ってしまって居る。
従って輸送艦しもきたは、非常な大車輪の大活躍を、現在見事に発揮中だ。
護衛艦かがにしても大量の車両・ヘリコプター・物資の輸送能力は元来有して居る故に、こうした今回の激甚災害に際しては、まだまだポテンシャルは測り知れないだろう。
それにしても今回またしても野党の一部議員が、今回の西日本豪雨の第一報が首相官邸に入った時点で、こうして安倍総理を中心とした自由民主党議員の方達が、定例の宴会に興じて居た(通称、赤坂自民亭)として、やはり叩いて居る方達がいらっしゃるが、叩いて居る彼等は、本当に実情を見て居るのか?
では野党議員の諸君が政権与党になった時に今回と同じ全く状況に遭遇した時には、第一報が入った時点で直ぐに官邸対策本部(対策室ではなくて)を立ち上げて、災害発生から時差ゼロで関係省庁に対して機動的に矢継ぎ早に的確に指示を出せて、犠牲者発生を極少数に抑え込める強力な政治主導を見せる事が出来るとでも言うのか?
野党議員の諸氏は、日頃普段は気の置けない議員仲間や友人同士で、呑み会や宴会に興じたりは全くしないとでも言えるのか?
僕は何も熱心な安倍総理や安倍政権支持者ではないが、安倍晋三氏は本当に不眠不休で普段はろくにまともに休日も取らずに、己の職務に日頃普段から誠心誠意邁進為さって居られるのだ。
そうした方の揚げ足を取るかの如くにここぞとバッシングして叩く事自体、人間として極めて非礼で失礼と言えやしないか?
大体そんな野党議員のまたしてものバッシング行動が動き出す前に、やはり有名な野党議員でいらっしゃる福島瑞穂先生(社会民主党・参議院議員)が、Twitterにて最初「台風による災害の被災者の方達に対して、心よりお見舞い申し上げます」、とツイートし呟いた。
彼女は指摘を受けて直ぐに台風→豪雨と、削除し書き直したが、やはり批判は巻き起こってしまった。
こんな僕なんか比べ物にならぬ程の、天下の東京大学法学部卒のエリート弁護士先生の公的発信にしては、ちょっと迂闊で無神経だった。
今回の西日本豪雨の哀しい犠牲者と成ってしまった方々の天国での御平安と、被災地の一刻も早い迅速な復旧と復興を、主イエス様に心よりお祈りする。