余りに突然の出来事に、僕も妻もかなり驚いた。
女優の竹内結子さんが、御自宅で突然に、首を吊って自殺した。
享年40歳。
未だ多感な年頃の前夫である中村獅童との間の子と、去年に再婚した年下俳優との間の生まれたばかりの子達を遺して、突然に自らこの世を去った。
たった今、NHKのニュース7でも報道された。
自殺者の心の暗闇や心情は、つくづく僕は全く理解出来ない。
最も近しい御家族3人も、昨夜は普通に家族4人で夕食を摂り、旦那様の眼にも奥様の竹内結子さんは、普段と全く変わらない様子だったと言う。
俳優の三浦春馬さんや女優の芦名星さんと同じく、突然に自宅で首を吊って自殺した、順風満帆の女優人生を送って来られて居る真っ最中だった竹内結子さん。
前夫の中村獅童さんは、共演して結婚の縁にも繋がった映画のタイトルと同じく、「今、会いに行きます」と言い残し、元嫁の後追い自殺をするだろうか?
今、中村獅童さんのインスタグラムには、心無い誹謗中傷のコメントが殺到して居ると言う。
何て馬鹿な奴等だ。
取り敢えず竹内結子さんの自殺に当たっては、前夫の中村獅童さんとその御家族は、全く無関係だ。
ここ最近、日本の有名芸能人の突然の首吊り自殺が、次々と相次いで居る。
竹内結子さんの前夫の中村獅童さんは、元嫁の葬儀に参列するだろうか?
否、決してしないだろう。
現旦那様にとって、前夫の存在程うざいものは他に無い。
俳優の三浦春馬さんに続き、女優の芦名星さん、そして今回の、竹内結子さん。
一体何が彼等を、突然の首吊り自殺に駆り立て誘導したのか?
結論、自殺は決してしてはならない。
人生誰でも必ず、本当に死んでしまいたくなる程、この先も永遠に続くかとも思われる八方塞がりの重々しい苦痛や苦悩に苛まれる事は、絶対に有るし経験する。
聞けばお隣の大韓民国でも、インターネットの書き込みを苦にした芸能人の自殺は後を絶たないそうだが、突然の自殺程、周囲の親しい人間や家族を深く傷付ける行為もまた他には無い。
この日本国社会において、現在でも自殺はまだまだタブー視されて居り、家族や近親者に自殺者が存在するだけで、ハンデとなってしまう場面も現実に少なくないのだ。
自殺などと言う絶対に取り返しの付かない最悪の解決手段を採ってしまう前に、僕もこれを今お読みの皆様も、インターネットでも親しい近しい家族や友人の誰でも良い。
兎に角、自らの苦しい心の内や悩みを、総て全部洗い浚い打ち明けて吐き出せ。
再度言うが、心の内に溜まって鬱屈してしまったヘドロや暗闇、醜悪な汚物も何もかも、インターネットや友人(リア友)や家族に、包み隠さず全部を吐き出してしまえ。
すると必ず少なからず、心のカタルシス(浄化)を図る事が出来るのだ。
人の悩みは、人に話した時点で70%は既に解決するとは、昔から良く言われる事だ。
約45年間にも及ぶ僕の下らぬ人生経験から言っても、これは本当だ。
そして取り敢えず、何の宗教でも良い。
神様や仏様を御頼り御縋りし、心の底から彼等に助力を求めよう。
人間なんざ誰でも皆、元来本当に脆弱で貧弱な生き物だ。
神様や仏様に助けを求める事は、何も恥ずかしい事や弱い事やみっともない事では、断じて決してない。
人間の貧弱で脆弱な力では、非常に辛い窮地を脱出する事が不可能である事は、誰の人生でも必ず絶対に経験・体験する。
世界人類史上、その国その土地の種々色々な神様や仏様、またそれ等を崇拝する宗教信心が常に絶え滅びる事無く存在し続け、21世紀の現代でも未だ存在し続けて居る現実を見れば、宗教信心が普遍的に人間の性であると言う事が断言出来るのだ。
だから自殺などしてしまう前に、頼れるものには総て頼って縋り付こう。
自殺してしまえば、絶対に取り返しは付かなくなり、この世に無残に遺された家族は、地獄の様な絶望と寂しさと暗黒を、一生涯背負い続ける事になってしまうのだ。
「聖マリアの穢れ無き御心よ、今も臨終の時も、我等の為に祈り給え。アーメン。」