【CD14】《フランス、クラヴサン作品集》
1) フォルクレ:クラヴサン組曲ニ長調(原曲:ヴィオールのための組曲第3番)より,
2) フォルクレ:クラヴサン組曲ト短調(原曲:ヴィオールのための組曲第4番)より,
3) クープラン:威厳またはフォルクレ,
4) デュフリ:フォルクレ
グスタフ・レオンハルト(クラヴサン)[録音]1991年
今回はアルバムのジャケットの写真をネット上から探せなかったので、仕方なしに代替のお写真を載せた。
言わずと知れた古楽の大家、チェンバロ・オルガンの名手であるグスタフ・レオンハルト教授の演奏だ。
この音楽アルバムを鑑賞する者は、中世フランスの宮廷音楽の響きを、このアルバムにて体感する事になる。
何度も言うが、これで新品CD1枚70円以下。
いつも毎度ながら、レオンハルト先生の演奏は非常に透明感に溢れており、僕はいつも毎度思うのだが、演奏者もオーケストラ・管弦楽団員・合唱団員も皆恐らくはキリスト教徒であり、かつ録音場所もキリスト教会などでありながらも、その演奏に接して受ける印象は、まるで悟りの境地に至って全てに悟りを開いたかの至高の極みの境地に達した、まるで御釈迦様や仏陀、或いは仏様の様な印象を受けるものだ。
常人離れしている。
そんな偉大な不世出の音楽家の演奏の記録は、現代の我々はこうして超激安安価に、しかも鮮明なデジタル録音にて、その再現に接する事が出来るのだ。