宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

2020年12月

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 【CD14】《フランス、クラヴサン作品集》

1) フォルクレ:クラヴサン組曲ニ長調(原曲:ヴィオールのための組曲第3番)より,
2) フォルクレ:クラヴサン組曲ト短調(原曲:ヴィオールのための組曲第4番)より,
3) クープラン:威厳またはフォルクレ,
4) デュフリ:フォルクレ

グスタフ・レオンハルト(クラヴサン)[録音]1991年





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今回はアルバムのジャケットの写真をネット上から探せなかったので、仕方なしに代替のお写真を載せた。

言わずと知れた古楽の大家、チェンバロ・オルガンの名手であるグスタフ・レオンハルト教授の演奏だ。




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この音楽アルバムを鑑賞する者は、中世フランスの宮廷音楽の響きを、このアルバムにて体感する事になる。

何度も言うが、これで新品CD1枚70円以下。




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いつも毎度ながら、レオンハルト先生の演奏は非常に透明感に溢れており、僕はいつも毎度思うのだが、演奏者もオーケストラ・管弦楽団員・合唱団員も皆恐らくはキリスト教徒であり、かつ録音場所もキリスト教会などでありながらも、その演奏に接して受ける印象は、まるで悟りの境地に至って全てに悟りを開いたかの至高の極みの境地に達した、まるで御釈迦様や仏陀、或いは仏様の様な印象を受けるものだ。


常人離れしている。



そんな偉大な不世出の音楽家の演奏の記録は、現代の我々はこうして超激安安価に、しかも鮮明なデジタル録音にて、その再現に接する事が出来るのだ。






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 【CD13】《18世紀ドイツのフルート協奏曲》

1) カール・シュターミッツ:フルート協奏曲ト長調Op.29,
2) フランツ・クサヴァー・リヒター:フルート協奏曲ホ短調,
3) ヨハン・シュターミッツ:フルート協奏曲ト長調,
4) ホフマン(ハイドン):フルート協奏曲ニ長調,
5) グルック:精霊の踊り

バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ:1-4),クレール・ジモン(フラウト・トラヴェルソ:5), ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ[録音]1991年




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アルバムタイトルからすると、僕が直ぐに連想するのはやはり、当時のドイツのプロイセン王:フリードリヒ2世(大王)陛下だ。




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事実彼はこうして音楽やフルートを非常にとても愛好し、音楽の父:J.S.Bachは彼に対して、「音楽の捧げもの」を作編曲し献呈している。


いっやぁ~、先ずはフラウト・トラヴェルソの名手であり、かのクイケン3兄弟の一人、バルトルド・クイケンの演奏は、やはりここでも圧巻だ。



前回のアルバムは古典のイタリア音楽であり、今回は古典のドイツ音楽か。

うん、良いねぇ!



僕から見たら、最後の小作品の「グルック:精霊の踊り」が、これまた僕の好みのゆっくりスローテンポで優雅な旋律を、古楽器が鄙びた響きで奏でて、これまた滅茶サーヴィスなボーナストラックな感じでとても宜しい。

これはグルック作曲の歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」の中の1曲なのだが、これが独立されて演奏される機会は多いので、メロディは誰でも一度は耳にした事は有るだろう。




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こちらのアルバムにも「グルック:精霊の踊り」は収録されていて、こちらは言わずもがなの帝王カラヤンがいつもながらに超滅茶耽美的にピカピカに磨き上げた、滴る様に美しい演奏だ。

帝王カラヤンは、こうした小作品も絶対に全く手を抜く事無く、全身全霊で指揮して、手兵のベルリンフィルの奏者達は全員、大真面目に彼の厳しい指揮に全力で応えている。



現代オーケストラの最高峰であるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の現代楽器は、本当に最高に美麗で止め処無くうっとりさせられて深く幻惑させられてしまうのだが、今回紹介の古楽器演奏と対比的にも聴けて、僕はまたしても、とても面白い音楽体験を得られる事となった。




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妻は今回紹介の古楽器演奏の「精霊の踊り」に接して、「眠るのには丁度良い曲だよね(^^)」と。

但し本アルバムにおいて、同曲「グルック:精霊の踊り」のみは、フラウト・トラヴェルソの奏者はバルトルド・クイケンではない事は、僕から少し注意しておく。










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 【CD11-12】《サン・ロッコの饗宴~ヴェネツィア1608年》

1) ガブリエリ:トッカータ,
2) ガブリエリ:ラッパを吹き鳴らせ、新月に,
3) ガブリエリ:カンツォーナ第17番,
4) グランディ:ああ、なぜあなたは泣くのか,
5) チーマ:ヴァイオリン、コルネットおよびヴィオローネのためのソナタ,
6) ガブリエリ:甘美なイエス、父の御姿よ,
7) グランディ:おお、あなたはなんと美しいことか,
8) ガブリエリ:エコーのカンツォーナ,
9) ガブリエリ:恐れとわななきが,
10) チーマ:コルネットとトロンボーンのためのソナタ,
11) ガブリエリ:3つのヴァイオリンのためのソナタ,
12) グランディ:わたしたちは主に向かって歌う,
13) ガブリエリ:ソナタ第19番,
14) ガブリエリ:教会において,
15) ガブリエリ:カンツォーナ第5番,
16) ガブリエリ:神に向かって喜びの叫びをあげよ,
17) グランディ:我を救いたまえ,
18) ガブリエリ:ソナタ第18番,
19) ガブリエリ:主に向かって歌え,
20) チーマ:ヴァイオリンとヴィオローネのためのソナタ,
21)ガブリエリ:第1旋法のカンツォーナ,
22) ガブリエリ:あなたの慈しみは、主よ,
23) ガブリエリ:カンツォーナ第10番,
24) バルバリーノ:おお、聖なる宴よ,
25) ガブリエリ:第1旋法のトッカータ,
26) ガブリエリ:マニフィカト,
27) ガブリエリ:あなたが誉められた主である,
28) モンテヴェルディ:めでたし、元后,
29) カスタルディ:「利口者」と名付けられたるカプリッチョ

ローランド・ウィルソン(指揮)ラ・カペラ・ドゥカーレ, ムジカ・フィアタ・ケルン[録音]1994年




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今度はCD2枚組にも渡る、かなり長大な音楽アルバムだ。

どうやら今から400年も前のイタリアは水の都ベネチアの音楽、らしい。




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無教養な僕には詳しい事は全く分からないが、やはり古い音楽程こうして耳に新鮮に響くとは、またどうした事だろう。




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ぁあ、それにしても何て典雅で優雅な音楽だ。

「饗宴」ってんだからアンタ、今度いつか機会が有ったら、職場の忘年会やら食事会やら新年会等やら合コン(合同コンパの略)で、この音楽アルバムをBGMに流してたら、さも出席者全員で宮廷でメシを喰ってる、或いは宮廷で晩餐会や饗宴に臨んでいる錯覚に陥る事が出来るかも知れない。


そんなこのCD2枚組のお値段が、日本円でたったの140円以下・・・。



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それに素晴らしい音響だ。

このVIVARTE 60CD Collection vol.2のboxセットは、どのアルバムやCDにも共通して言える事だが、録音がデジタルで鮮明で素晴らしい音響だ。

この辺の御感想は、河合よしな様のblogに大変非常にお詳しいので、どうかそちらを御参照にされたい。




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つまり欧州の方達は、今から数百年も前から常に典雅で優雅な音楽と共に在ったのか。




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日本人クリスチャン、即ちキリスト教徒の僕からしても、その辺に思いを馳せる時には改めて感慨深く感じるものだ。











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今回はジャケット写真が検索出来なかったので、boxセットの写真を適当に載せる。



【CD10】《ラス・ウエルガスの写本(13世紀スペインの音楽)》

1) 輝かしき血統より生まれし,
2) 誰しも皆、十字架にかからむ,
3) おお、マリア、海の星,
4) 臨終の血より,
5) あまねく知られたるベリアル,
6) サンクトゥス,
7) アニュス・デイ,
8) ベネディカム・ドミノ,
9) 南風は穏やかに吹く,
10) いざ、信徒らの御母よ,
11) 誰がわが頭に,
12) けがれなきカトリック教徒よ,
13) 哀れなる人よ

パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル[録音]1992年






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今から700年程も前のスペインの音楽と言う事なのか。

それにしてもそんな大昔から、いや大昔だからこそか、作曲テーマがキリスト教関連ばかりだ。



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これはこのboxセットの箱の底面の写真。

本アルバムは特に時代は古い音楽だが、かえって僕の耳には新鮮に響くのが面白い。



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これから年末年始のお休みに入るから、ゆっくり気に入ったアルバムは繰り返し聴こうと思う。



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それにしてもこうして古楽のアルバムを連続でどっぷり聴きまくっていると、どれもこれもキリスト教関連のものばかりで、西洋音楽と言うのはそもそも(キリスト)教会音楽として発達・発展して来たものである事を、改めて如実に実感し、体感出来る。



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僕も聖書は常に傍らに有るが、このboxセットを購入した事により、宗教声楽曲が大好きな僕が未だ未知の、古代の宗教声楽曲に触れる事がこうして出来ている。しかも極端なまでの安価でだ。


これも間違い無く紛れも無く、神様から僕に賜られた豊かな御恵み。




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いつも普段読み慣れている聖書が、いつも普段聴き慣れているBachの教会カンタータや受難曲・ミサ曲とはまた更に時代を遡った古い教会音楽により、新しい光を当てられて僕の心に再び染み入るのである。










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 【CD9】《バスのためのカンタータ集》

1) ローゼンミュラー:預言者エレミアの哀歌 聖木曜日用(第1朗読、第1章1~5節),
2) ヨハン・クリストフ・バッハ:おお神よ、汝はいかにして怒りに燃え立ち,
3) ブクステフーデ:わが心は整えり,
4) ブクステフーデ:われは復活であり,
5) ヴェックマン:疲れし者、重荷を負いし者、みなわが許に来たらん,
6) シュッツ:われは身を横たえて眠り,
7) シュッツ:わが子、アブサロン,
8) トゥンダー:めでたし、夫の父,
9) ブルーンス:深き淵より,
10) ローゼンミュラー:預言者エレミアの哀歌 聖金曜日用(第1朗読、第2章8~11節)
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)ピリオド・インストゥルメント・アンサンブル[録音]1995年


バス歌手の宗教曲アリア集と言った趣のアルバムだ。

本アルバムで歌っているバス歌手は、ハリー・ファン・デル・カンプさん。
レオンハルト盤のBach:ロ短調ミサ曲でも歌ってらした。

古楽のビッグネーム歌手だけあって、流石にどの曲を歌わせても巧い巧いの聴き惚れる。

バスの歌曲って声楽の最低音部だけあって、聴いているとどっしりとした落ち付きが、リスナーのこちらにも伝播して来る気がするのだ。

このアルバムもやはり、就寝に際しての入眠にも最適の様に僕の耳には聴こえる。

御陰様で最近、とても熟睡で良く眠れてます。

ってこれこそが、神の恵みであり全ての揺るぎ無い幸福と幸せの基盤なのか。







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