宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

2021年04月

【CD53】《スペイン大航海時代の音楽》、を聴いた。3

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【CD53】《スペイン大航海時代の音楽》

フレーチャ:1) エル・フエゴ, 2) ラ・ネグリーナ, 3) ワ・フスタ,

パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル[録音]1990年




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おい、何だよ、今回の音楽アルバムCDも、新譜で買えば2800円(消費税込み)もしたのか。

それが何で70円以下で新品で買えたんだ。


それは兎も角、このアルバムはCD60枚にも及ぶboxセットの中で、第53枚目にして最初から独特の雰囲気を醸し出す。

CD再生冒頭、歓声や嬌声が響き渡る。
僕の妻は当初これには不快に反応し、「五月蠅いからボリュームを下げてくれ!」と夫の僕に対して要望した。





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僕も高等学校の世界史で習って、大航海時代と呼ばれる時代は知るには知るが、そう余り詳しくは知らない。

想起するのは、スペインの無敵艦隊:インビンシブル・アルマダ、とか。



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でもそんな時代は、何だか夢が有るよね。

良いじゃないの。



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だが時代は今、アメリカ合衆国が強大な国家となり世界に覇を唱え、そして日本国、今は中国がその存在感を世界に知らしめる。


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そう言えば今から30年位前に、光栄のパソコンゲームで「大航海時代」って有ったよね。



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俺はやった事は無かったけど、傍目には面白そうだったな。



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500年前の当時はスペインの大艦隊が世界に覇を唱えていたが、現代ではアメリカ合衆国海軍の空母打撃群こそが、断トツ圧倒的に世界最強の超ウルトラ大艦隊だ。




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だがこうして大航海時代の音楽と言うものは、我が国でも取り上げられて再現・演奏されているのだな。


僕は改めて知った。


今回の音楽アルバムの肝心の中身に付いては、正直僕は余り面白くはなかった。

こんな退屈な音楽に、2800円も支払わされたのではたまらない。
70円以下のお試し価格で良かった。


決して耳障りな音楽ではないのだが、深みや精神性は余り感じない。

だがあくまで世界史の参考資料として、大航海時代の音楽と言うものはこんなものかと、学校や予備校の世界史や音楽の授業時間で、一度は生徒達の耳に触れさせてみるのも、良いかも知れない。



大航海時代の船乗り達も、海上であらゆる種々の困難や苦難に直面した際には、恐らくは主イエス・キリスト様や聖母マリア様にお祈りをお捧げし、助力や救助・救難を希求したのだろう。



そう思いを馳せた時、本音楽アルバムが僕の心に沁みて、説得力を幾らか感じられた気がした。






【CD52】《マットイス・ピペラーレ:声楽作品集》、を聴いた。5

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 【CD52】マットイス・ピペラーレ:

1) バラード「愛の女神さま」,
2) シャンソン「陽気にしていて、女神のようで」,
3) ミサ曲「今はもう、ただ死を心待ちに」,
4) アンティフォン「サルヴェ・レジナ」,
5) モテット「忘れないでください、キリストの母なるかたよ」,
6) ミサ曲「武装した人」

パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル[録音]1995年





「マットイス」??マットと椅子の事か?

何しろマットイス・ピペラーレさんなんて、初めて耳にする作曲家のお名前だ。


インターネットで検索してみても、この人の作品のCDは他には余り発売されていないっぽい。




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でも画像検索したら、マットイス・ピペラーレさんの作品を収録したと思われる音楽アルバムのジャケット写真が、お若い金髪白人のお姉さんだったので、ついでにこうして挙げてみた。


鑑賞してみて肝心の内容は、僕の好みのタイプの複雑ではなく比較的単純な楽曲構成の宗教声楽曲だ。


本アルバムのジャケット写真は、御覧の通り中世欧州の騎士の絵画だが、僕には何だかこの絵画は、清澄な宗教声楽曲の内容とは余り似合っていない様に思えてしまう。



こうして改めて、本CDboxセットにて数多くの古楽の様々な作曲家の宗教声楽曲作品に触れて来て、神への祈りや賛美と言うものは、古来から現代に至るまで我々人間や人類にとって、ずっと永遠普遍の一貫したテーマ・主題だったのだなと、改めて認識を新たにさせられる。




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っと言う事はこれからも人間・人類にとって、神様への祈りや感謝、そして賛美と言った心や魂の精神活動は、やはり全く変わらず永遠普遍でユニヴァーサルなもので在り続けるのだろう。




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そして休日の日曜日の今日も、僕はこんな宗教声楽曲を自宅のステレオでBGMに流しつつ、新約聖書のヨハネの黙示録を読み耽った。




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人類がかつて経験した事の無い大苦難と大困難の向こうに在るものは、この上無く最高に眩く光輝いた、神様の御手に直接拠る最終で永遠の救済なのだ。









【CD51】《ニコシアの宮廷音楽》、を今聴いてる。5


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【CD51】《ニコシアの宮廷音楽》

1) 永遠に聖なるかな 聖なるかな、生来の(4声イソリズム・モテトゥス),
2) 私の心がとても甘美にため息をつくのを私は感じる(3声バラード),
3) 私はすっかり愛に満たされている(3声ヴィルレ),
4) 私は愛の糧を受ける(3声ヴィルレ、器楽),
5) グローリア(4声イソリズム・ミサ楽章),
6) 確かにそれは 私たちは力を込めて愛し(4声イソリズム・モテトゥス),
7) 私はある貴婦人に喜びを見出す(3声バラード),
8) クレド(4声イソリズム・ミサ楽章),
9) 心地よき音楽が響かんことを(3声イソリズム・モテトゥス、器楽),
10) 愛はこんなにも甘美に私を苦しませるのだから 本当の恋人なら(4声2重バラード)

パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル[録音]1993年





うん、今この音楽アルバムを自宅ステレオで再生しながら、本ブログ記事を書いているが、何とNHK-FMの朝06:00~放送される「古楽の楽しみ」の雰囲気そのまんま!

朝の清澄で寂静な雰囲気の中に差し込む透き通って眩い輝きに満ち溢れた日の光の中で、僕は大学生時代、自宅ステレオが自動で毎朝06:00にスイッチが入り、NHK-FM放送が流れると、こんな音楽がしょっちゅう流れたものだ。

それがまた一種独特の経験で、6畳一間のボロアパートの自室に、清らかな雰囲気を創出してくれたものだ。



ほんで今回の音楽アルバムのCDも、新譜で買えば2800円(消費税込み)もしやがるぜぃ。
それをたったの70円以下(消費税込み)で入手したんだよん。




こうして本音楽アルバムのCDを聴いていると、つくづく西洋音楽と言うものは、キリスト教文化・芸術として発展・発達して来たのだと、今更ながらに再確認する。




じゃあそもそも「ニコシア」って何?何処?

調べれば、キプロス共和国の首都、らしいよ。
僕は勿論、キプロス島なんてそもそも行った事が無いから、知らないし分からない。





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ニコシアって、こんな場所らしいです。

そしてここの昔の宮廷音楽と来たもんだ。




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こんなトンチキな狂人中年男性の自宅で、宮廷音楽を再生して聴くだなんて、我ながらその構図自体が既にトチ狂っている。




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僕が常に魂の拠り所としているモーツァルトその方は、確かに皇室宮廷作曲家だった。



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かつての欧州の宮廷で演奏された楽曲のCDが、くどいが1枚たったの70円以下(消費税込み)。




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そしてこの僕は、皇室関係者でも何でもない。

これがせめて東京大学法学部とかを卒業した、日本国文部科学省・宮内庁のエリートキャリア官僚とかってんなら、まだ話のバランスは取れるってもんだろう。



実にトンチキリオな発狂中年男性の僕が、CDとステレオ音響装置でとは言え、こんな宮廷音楽を聴きながら心が洗われる思いに耽溺していると言う、実にアンバランスでトチ狂って、間抜けアホなる勘違い履き違えの豚馬鹿古典音楽愛好家である現実に対して、自分でも笑えて来てしまうのだ。






【CD50】《クラリネット室内楽作品集》、を聴いた。4


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【CD50】

1) ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34,
2) クラリネット四重奏曲変ホ長調,
3) ライヒャ:クラリネット五重奏曲変ロ長調

チャールズ・ナイディック(クラリネット) ラルキブデッリ[録音]1993年




今回の音楽アルバムも、新譜で買えば2800円(税込み)の所が、僅かたったの70円以下(税込み)。

そして肝心の内容も、かなり良好な楽曲と演奏だ。


今回も音楽アルバムも、市井のそこいらの喫茶店や飲食店、また店舗や医院にてBGMとして流しても、誰も全く文句を言いそうにない、誰も全く耳障りに感じさせない、至って耳には快く響く、軽快でライトな室内楽作品だ。



今日は僕は休日で、いつもの様に自宅で新聞を読みながら、本音楽アルバムを自宅ステレオで再生していたが、とても良い空間を音楽で創出してもらえた。
僕の個人的な感覚では、本音楽アルバムは我々の日常普段の在り来たりな日常生活の中に、自然に溶け込めるクラシック音楽作品集と言った所だ。

それにしても僕の耳にとってはだが、何処か悲哀や哀愁を帯びたオーボエやフラウト・トラヴェルソ(現代のフルート)の音色に比較して、クラリネットの音は何処か軽い冗談を交えたコミカルさが感じられる。



名手のクラリネット奏者であるチャールズ・ナイディックさんに加えて、ラルキブデッリなどと言う、言わずと知れた名手揃いの室内楽団であれば、演奏も勿論一流だ。






【CD48】《フリードリヒ大王の宮廷音楽》、を聴いた!5

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 【CD48】《フリードリヒ大王の宮廷音楽》

1) ベンダ:ソナタ ホ短調,
2) グラウン:ソナタ ハ長調,
3) キルンベルガー:ソナタ ト長調,
4) フリードリヒ大王:ソナタ ホ短調,
5) グラウン:ソナタ ト長調,
6) クヴァンツ:ソナタ 変ロ長調,
7) ミューテル:ソナタ ニ長調

バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ), ヴィーラント・クイケン(チェロ), ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)[録音]1995年



僕は間抜けにも、途中の48枚目のレビューを書く事を、一つ飛ばしてしまった。



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僕も高校の世界史で習った、かの大変な音楽愛好家のプロイセン王:フリードリヒ2世(大王)その人が、恐らくはサンスーシ宮殿内にて御自ら演奏した楽曲の数々が、見事に収録されている。

その中には何と、フリードリヒ大王その人が作曲した曲も含まれているのだ!
何とサーヴィス精神旺盛な、ボウナストラック収録な音楽アルバムであろうか。


しかも演奏者は、あのクイケン3兄弟の内の2人だ。

これで名演奏にならない訳が無い。
僕が言及するまでも無く、全曲終始、実に繊細で円やかな音で、明瞭な演奏だ。



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この有名な絵画の中央でフラウト・トラヴェルソ(現代のフルート)を演奏している御仁が、正にフリードリヒ大王その人だ。



ではいざ聴いてみれば、ぉお!何と典雅で高雅なフルート曲であろうか!




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家で静かにコーヒーでも飲みながらこれを聴けば、気分はもうサンスーシ宮殿に居住する王侯貴族だ。


夜寝る前に聴く音楽としても、最適だろう。

就寝に際してのクラシック音楽は、バッハのゴルドベルグ変奏曲も最適の鉄板だが、本音楽アルバムも、不眠に悩む皆様には試す価値は大いに有ろう。


しかも今回の本アルバムも、新譜で買えば2300円(税込み)が、わずかたったの70円以下(税込み)だ。



全くお買い得所の話ではない。

これには偉大なるフリードリヒ大王陛下も、驚き魂消て衝撃驚嘆のビビびっくらブッコキだろう。









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