416 (3)












特にここ2年間位だろうか。


自分の心の奥底に、例えてブラックホールの様な滅茶苦茶重苦しい、正体不明の何かが常に圧し掛かっている。
胸騒ぎと言えようか。

そのせいなのかどうなのか、自分でも全く訳が分からないが、バッハのロ短調ミサ曲やマタイ受難曲などのヘヴィー級の宗教声楽曲のCDにしばしば手が伸びてしまい、仕方ないのだ。


ひょっとしてもう、我々が住まうこの今の世界と人類の終末が近いのか?


それにしても巨匠クレンペラーの気迫あふれる大規模な表現は、何と強く心に迫る事か。