
朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記が、死去した。
享年69歳、だろうか?
偉大な障害であった、否、生涯であった。
偉大なる建国者である父君、金日成殿の後継者として長年君臨してきて、元来国力弱小な同国にも関わらず、非常に巧みな外交戦略でもって周辺の我が国を含む経済大国を翻弄し、引っ掻き回し、世界の注目を常に集め続けて、世界一の大国であり世界の警察でもあるアメリカ合衆国の注視さえ受けるまでに同国の存在を高めた事は、本当に稀に見る政治手腕であったと思います。
僕が観ますに、金正日総書記が亡くなっても国内の政治的混乱はさして大した事も無く、順当に指名した息子の後継者に引き継がれるのだろうと見ております。
北朝鮮の体制崩壊は、先ずは暫くは起こらないでしょう。
その前に、我が国の財政破綻が起こってしまう可能性も無い訳ではない。
そうした場合、非常に惨めで情けない気もするが、今は他国の内情よりも自国の問題解決に全力を注ぐべきなのかな。
福島第一原子力発電所も、事故収束なんて事には程遠い。
仮に消費税が10%に引き上げられたとて、日本国の財政危機は全く解決されないのが当面最大の問題だ。
拉致被害者の方々にとって、これが前進となる事を祈って止みません。
コメント
コメント一覧 (2)
これから北は、現在の状況を維持する事が厳しくなるように思います。
僕の予想では、中国がかなりの影響力を持ち、実際上中国の属国のようになるのではと推察します。
北の内部は利権闘争が激化し手いるものと見ています。
また軍部もいろんな意見があり、一枚岩ではないと思います。
ひょっとしたら、葬儀後に大きな動きが出てくるかもしれません。
当面目が離せないですね。
我が国の財政破綻を危惧されておられるようですが、メディアで騒いでるほど深刻ではないというのが僕の意見です。
財務省が税金を巻き上げたくてあの手この手を使いいろいろ宣伝しております。
財政破綻だと危惧している人は、財務省の術中にハマっているように思います。
その証拠に、日本にはかなりの資産があります。
また、この世界的不況の中でなぜ円高になっているのか?を考えるとよくわかります。
世界の投資家は、日本の円を評価しているのです。
だから円だけが対ユーロ・ドルなどに対して強い状況になっています。
デフレで、国内企業が厳しい状況にあるのも事実ですが、やり方次第ではデフレ脱却も円高対策も簡単に出来ます。
ギリシャなどと違い、日本にはまだ奥の手がいくつかありますので、そう簡単には破綻しないと思います。
たとえば、復興債として政府紙幣を発行すれば、あっという間に円高が解消され、インフレ傾向になります。
日本自体はまだ体力が残っていると思いますよ。
怖いのは、ユーロですね。
ギリシャ・イタリア・スペインなどが、限界に来ています。
まもなくドイツも見放す事になるでしょう。
ユーロ発の世界恐慌が発生すれば、ドミノ的に共倒れする国家が出てくる。
こうなれば日本やアメリカ・イギリス・カナダなども少なからず影響を受けるものと思います。
ユーロ圏が危機を脱出できるか?というのは2012年の焦点の一つだと思います。