1000年に1度と言われた、我が日本国を襲った未曾有の大災害から、今日で丁度1年。
つい先程に震災発生時刻の15:00を過ぎた。
約2万人もの日本人が、亡くなった。
家族を、家財道具を、職場を、職を瞬時に失った人々は余りに多かった。
僕は阪神淡路大震災も目の当たりにし、今回の東日本大震災も目の当たりにし、今回は福島県相馬市にボランティア活動に行く機会に恵まれた。
人の世は、常に不条理だ。
人の人生もまた、理不尽と矛盾と不条理で満ち満ちている。
放射線の被害に晒されて、東京電力を呪詛する方々も居る。
福島第一原子力発電所にて、今日の15:00にはこうして作業員の方達も黙祷を行った。
だが残された人々は、それでも生きて行かなければならない。
僕に出来る事は、祈る事。
そして真面目に労働して納税して、社会貢献するしかない。
無力だ。
それとも、普段は人生に疲れ切って絶望し、「もう死んでしまいたい」と内心いつも密かに想い続けている人にとっては、今回のこう言った唐突な大災害と突然の死は、むしろ救いとなるのだろうか・・・??
粗雑な頭の持ち主であるこの僕には、その位しか考えが及ばないのだ。
コメント
コメント一覧 (1)
一年前多くの日本人が一瞬にして亡くなり悲しい一年でした。
自然の怖さに驚き、人災により被害が拡大。
どうしようもない閉塞感が日本全体を覆い、なんとも悔しくやるせない感情と政府や東電の対応に苛立ちと怒りがこみ上げ、日本中が原発の危機回避を祈り、また世界中の温かい思いを頂き、世の中捨てたものじゃないと感謝し、日本のいたるところで日本人の民度の高さや団結力、やさしさを感じ、日本人としての誇りを再認識するなど、実に様々な感情が交錯した一年でもありました。
深い悲しみの中、多くの日本人が、多くの事を学ばせていただいた一年でもあったように思います。