
謹賀新年2014
明けまして おめでとう御座います
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

皆様はこのお正月を如何お過ごしですか?

それぞれに、それぞれ多様のお正月が有ると思います。
僕は妻と初詣に参り、そして今日の日中から夜に掛けては卒業高校の大きな全体の同窓会が有りました。

今年は我々は幹事年と言う事で、僕も何か手伝わなきゃと参加したのですが、思いもよらない旧友や大恩有る恩師の先生方に、人によっては実に10年以上振りにお会いする事が出来て、参加して本当に心から良かったです。
帰りの妻の運転する車の中でも、妻相手に感慨深く嬉しさを語っておりました。
人生生きてりゃ皆当然それぞれに色々有るし、皆必死にそれぞれの人生を生きている。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也 松尾芭蕉
僕がかつて大学浪人していた頃に毎日予備校に通学した、東京都は墨田区の清澄通りにて、松尾芭蕉の奥の細道への遠大な旅路のスタート地点の庵と彼自身の銅像が、再現・製作されていた。
考えてもみれば、僕等は皆18歳で高等学校を卒業して、あれからその倍以上の歳月が流れた訳だ。
時の流れとは実に早い。
時間の流れとは、ただ淡々とサラサラ大して音も無く流れ行くもの。
僕の人生を振り返ってみれば、僕は個人的には時間と言うものに対してそんな主観的感覚を覚えるのだ。
ふと考えてみれば、僕ももう人生の半分を過ごして、折り返し地点を過ぎたって所か。
本当に、早い。
人生の辛く厳しい時期は、この時間は一体いつまで続くのかと本当に苦しみ悩むのだが、それも過ぎ去ってみれば後になって鷹揚に捉えられるものだ。
出来るならば、残りの人生の時間もこうして地味ながら妻と平穏で幸福な日々を送りたいとは思うが、人は皆自身の明日の事すらも分からない。

2014
この4月に日本国民全員にとって大きな転機が訪れる。

申し上げるまでもなく、消費税は現行の5%⇒8%に引き上げられる。
計算と見込み通りに税収が有ればの話だが、実に8兆円もの国民負担増だ。
実経済上の負担増もかなりのものだが、僕が見るに消費増税が国民の消費マインドに与える心理的影響は、恐らくメディアやプロの経済学者、そして財務省の予想を超えるものだと思っている。
他には同時に負担軽減策もかなり盛り込まれるのだが、これらが総じては景気の下方圧力となってしまう恐れは少なくないと僕は思う。
下手をすれば税収増どころか、かえって逆に税収減となってしまう可能性すら否定出来ないと僕は見る。
経済は時に理論と現実が著しく乖離してしまい、中々予測する事は困難なシロモノだ。
つまり日本経済にとって、今年が正念場だ。
アベノミクス効果による株高や輸出増による経済の一部回復(実体全体には未だほど遠い)の流れが、このまま維持出来るか?
逆に言えば、4月以降を日本経済が耐え凌ぎ乗り切る事が出来れば、現在よりも更にもっと実体経済の回復が鮮明になる筈だ。

妻も良く言っているが、財布の紐を固く締めて不必要な物は絶対に買わない様にしなきゃね、と。
既に我が家の消費マインドは萎縮しまくりで新年を迎えた訳だが、皆様は如何だろうか?

僕等夫婦と義母は3人で初詣の帰途、めちゃイケSA(東名高速道路:足柄サービスエリア)に立ち寄った。
全く巫山戯(ふざけ)たデザインで面白い「おかレモン」のただのレモン味ソフトクリームが1個450円もするくせに(高っ!)行列が常に絶える事無く、妻も非常に欲しがりつい購入してしまった。
こうした一人一人の、そして一つ一つの些細な場末の経済行動が、実はジワジワと徐々に日本経済全体に無視出来ない影響を波及させる。
4月以降の月例経済報告を、僕は祈る気持ちでと言うか、本当に祈って拝見したい。

一生活者として、日本経済が好循環を持続的に維持する事を心から願い、そして祈る。
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