今、ヒット中の映画である「ノア 約束の舟」を、公開翌日に夫婦で鑑賞して来た。
僕は純粋に一人のクリスチャンとして、聖書の中の物語を題材に描いた映画に興味を持ち、久し振りに映画館で映画を鑑賞した。
この程、モデルチェンジしてハイブリッドモデルも追加されたTOYOTA:トヨタ自動車の大ヒットミニバンのNOAHも、綴りは同じだ。
ノアの洪水譚は全世界中でつとに有名な神話の一つだが、実際に旧約聖書の中で語られるノアの洪水譚の正味の記述量は、旧新約聖書の全編約2000ページ中の、僅か5ページにしか過ぎない。
なので、映画の内容は聖書の記述には存在しないフィクションが多分に織り交ぜられていたのだが、それはそれで映画的演出としてはとても面白かった。
映画館の大迫力で、巨大な箱舟が、これまた超巨大スケールの大洪水に飲まれて行く様は、本当に圧巻でありレイトショーで夜遅い時間の鑑賞でも全く眠くなる事も無く、満員に近い観客達も息を飲んで鑑賞していた。
映画の内容を写真でも公開する事は、未だ公開中の映画に対して失礼・非礼に相当すると僕には思われるので、イメージ写真を上記に挙げてみた。
世界人類史上恐らく最も巨大規模で過酷な航海の最後は、やはり神の祝福を受けたノア一家。
聖書の記述も、それを元に描いたシーンも晴々しく神々しかった。
最後は、聖書を熱心に読むキリスト教徒なら誰でも知っている、あの有名で感動的なシーンで幕を閉じた。
その聖書原典の記述を、ここに書き出してみよう(新共同訳)。
旧約聖書 創世記 第9章12~17節
更に神は言われた。
「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。わたしが地の上に雲を湧き起こらせ、雲の中に虹が現れると、わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた契約に心を留める。水が洪水となって、肉なるものをすべて滅ぼすことは決してない。雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。」
神はノアに言われた。
「これが、わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」
所で、これも聖書の記述には無い内容なのだが、この映画の前半部分では、何故か「野苺:ノイチゴ」が一つのキーワードとなっていた。
コメント
コメント一覧 (2)
DVDが出たら必ず見ようと思います。
迫力ありそうですね。
特報動画見てきました。
たしかに面白そう・・・
「人間は堕落し、地上に悪がはびこった。
そして、主は仰られた。
人間を地上から消し去ろうー」
神様もなんか思い切ったことをなさいますねぇ・・・
罪のない子供なんかもいるだろうに・・・・
と考えちゃいました。
コメントどうも有り難う御座います
映画に関しては僕などよりもKINTAさんの方が遥かにお詳しいはず
また面白い映画等が御座いましたら、御紹介願います