
IS(Islamic State)が、今度はヨルダン空軍のパイロットを焼き殺して、その動画を全世界に発信すると言う暴挙の連続
だ。

即ち、焚刑。
生きたままの人間をナマで焼き殺した。


今回の実に痛ましい事件に接して、僕は今から丁度600年前のAD1415に焚刑に処された、宗教改革者のヤン・フスを思い起こした(上下写真)。


ISの社会感覚は、数百年も遅れていると言うのか?
だが確かに言えるのは、今から約1000年も前の中世のローマ・カトリック教会は、集団狂気の魔女狩りを主導して社会を暗黒の闇で覆い尽くさせ、異端審問と言うただの難癖言い掛かりを手当たり次第に人民に吹っ掛けて、手当たり次第に自分達の気に入らない人間達を、神の名の下に生きたままナマで皮を剥いだり火で火炙り丸焼きにして焼殺したり、女性器外陰部に赤熱した焼きごてを直接押し付け押し当て死なせて、
生きたまま重りを付けて川に沈ませたりと、中々にとっても楽しく刺激的でエキサイティングな処刑に狂喜していた。
またローマ教皇:ウルバヌス2世の勧説に拠り開始された教皇十字軍の軍隊は、イスラム教国の女子供や老人達を手当たり次第に無差別に大量殺戮して、金品や財宝・宝物を略奪した。
教皇ウルバヌス2世:「神がそれを望み給う」
だから、残酷で残忍だったのは、かつてはむしろキリスト教徒の方だった。
イスラム教を奉ずる人達が、特別に狂っていて残虐な集団だから今回の事件が起きたと言う訳でもない。
だがこうして、暗黒の中世を経て来た我々人類の文明も、現在21世紀を迎えても尚、残酷な所業や仕打ちは全く止められない様だ。
その信仰・崇拝する対象の神が、イエス・キリストだろうが聖母マリアだろうが、またアラーの神だろうがだ。
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現代の鬼畜と思った国民も多かったはず。
さすがにヨルダンの世論もすごいことになっているようですね。
更に空爆は強烈に行われ続けると思います。
実際このように映像で見るとかなりのインパクトがありますね。
イスラム教、キリスト教など宗教がらみとは理解しがたいです。
というかやはり人間の本質に眠る報復といった感情に結びつけたほうが理解できないにしても彼らの行動の意味や動機付けを解析する鍵にはなるように思えます。
かつて日本も原爆や大空襲などで残虐極まりない無慈悲な攻撃を受けた。
実際目の当たりにしたら、想像を絶する地獄絵図の他にならない。
だが現在、日本人はアメリカに対して報復どころか、良好な関係を築いている。