

フランス共和国は首都パリにて、またしてもテロ事件が勃発した。
しかも今回はかなり大規模に、パリ市内で同時多発した。


現在時点で120名以上の犠牲者が発生している。


花の都パリでは、今年の1月に銃撃テロ事件が発生したばかりだ。

オランド大統領を最高責任者に、国内の対テロ対策はかなり充実させていた筈だったが・・・。

オランド大統領は今回の戦後最悪のテロ事件の犯人グループを、IS:イスラム国であると既に断定。
国家非常事態宣言を発令した。

IS:イスラム国は、その組織力や資金力を、日増しに増し加えられていると思われる。
フランスの警察機構や内務省等の監視の目をすり抜けて、今回の最悪のテロ事件は用意周到に準備・計画されていた事になる。

しかも今回のパリ同時多発テロの決行日は、ISに拠り「13日の金曜日」に定められた。
週末、陽気にごった返している大都市のど真ん中を敢えて狙う所に、ISの悪質さが如実に表れている。
欧米のキリスト教社会では、13日の金曜日は、主イエス・キリストが処刑された日であるとして、不吉な日と曜日とされているが、それが極悪意に基づき実現されてしまった格好だ。

今月末の第21回気候 変動枠組み条約締約国会議(COP21)の開催を目前にして、フランス共和国の威信はかなり傷付けられてしまった。
だがCOP21は、当初の予定通りに開催されるとの事だ。

IS:イスラム国は今回のパリでの同時多発テロは、シリアでのフランスのISに対する空爆や軍事行動に対する報復だと言明している。


血生臭い悲惨な暴力の連鎖は、誠に残念ながら今世紀中も終わる事は無さそうだ。

社会に馴染めず孤独感を深めている若者が、IS:イスラム国に加入している例も多いらしい。



素晴らしい世界人類規模の芸術に溢れた花の都、パリ。

その遠大で壮大な都市計画は、フリーメーソンに拠ると言う。

現在の所、日本人の犠牲者の発生は確認されていない様だ。


この写真の、パリのバック通りに在る、世界最古の百貨店(デパート)であるボーマルシェに隣接する「不思議のメダイ聖堂」では、今は犠牲者に対する追悼と平和祈念の祈りが捧げられているか?
http://www.chapellenotredamedelamedaillemiraculeuse.com/
先程、本家本元のこのホームページを訪問したが、特に取り立てて告示等は無かった。
おお聖母よ、原罪無くして宿り給いし聖マリア、御身に寄り頼み奉る我等の為に祈り給え。アーメン。

この緑のスカプラリオも、フランスはパリ発祥だ。
聖マリアの穢れ無き御心よ、今も臨終の時も、我等の為に祈り給え。アーメン。

パリの、ノートルダーム大聖堂。
ノートルダームとは、仏語で聖母マリア様の事だ。
今回の痛ましい事件に際して、神様方は天で泣いてらっしゃるだろう。

今回の卑劣な蛮行に拠る犠牲となってしまった方々の御冥福を心よりお祈り申し上げて、慎んで哀悼の意を表します。

コメント
コメント一覧 (5)
徹底的に反撃し、このテロ組織を根絶してほしいです。
パリの人は恐怖のまま夜を過ごされている。
もはや戦争状態のようだと思われている。
フランス国民は不安でいっぱいでしょうね。
またフランスにいる普通の敬虔なイスラム教徒の人も批難を受けそうで可哀そうです。
テロって許せないですよね。
関係ない人を巻き込むのは止めてほしいですね。
何気ない普通の日常が、いきなり惨状と化す。
怖いものですね。
決して屈することなく戦わなければいけないと思います。
こんにちは
僕は今日は休日なんですよ
それにしてもIS:イスラム国は、未だ勢いを弱めないのでしょうか
アメリカ軍を中心にあれだけ攻撃を加えていても、こうして大規模テロが、しかも世界で最も有名な大都市で起こってしまうとは、改めて衝撃を覚えずには居られません
ですがここで怯んだり弱気になったりすれば、それこそ彼等の思う壺。
大規模な掃討作戦を、これからもっと本格化させて行くべきですね
それにしても以前から僕が疑問に思うのは、ISイスラム国ってここ数年で急激に勢力を拡大して、世界地図上に明瞭に領土を保有し支配しているこの現実。
彼等の力の源泉とは、一体何処に有るのでしょうか?
ロシアのプーチン大統領でさえ、自国の旅客機の墜落事故はISのテロであると断定しましたね
IS:イスラム国はただの過激思想のテロリスト集団と言うよりも、背後にもっと巨大な存在が裏支えしているのかなと僕は見ます。
でなければ、ここまで組織が拡大する筈も無いと僕は思うのですがね。
あくまで僕個人の見解ですので、的を射ている自信も有りませんけどね
21世紀の戦争は、我々が知っている国家間のそれとはまた様相がかなり違って来ていて、こうしてアメーバの様な組織を持つ国際テロリストとの出口の見えない戦争・紛争に、人類が巻き込まれて行っている様にも、僕には思えます
そんな国際情勢の中、日本国もアメリカやフランス等の同盟国、友邦国と連携を取って情報を共有し、強い態度や行動に出なければ、またあの哀しい犠牲を払う事になろうかと僕は思います。
平和を祈念します
一昨日、プーチンも(G20)首脳会議後の記者会見ではっきりと言っていますからね。
しかも(IS)に資金提供している国がG20の加盟国を含めて40カ国存在していると明言していますから衝撃を受けた人も多いのではないかと思います。
ではどの国がとなってきますが、僕個人の見解ではG20の中では、サウジと中国ではないかと思います。
報復攻撃も行い、組織壊滅に向けて徹底的に根絶を目指したたかわなければいけませんが、同時にISの資金源を断つため何としてでも状況を把握し支援国家を締め付けることも大切ではないかと思います。
プーチン氏のニュースはこちら
http://www.asahi.com/articles/ASHCK219BHCKUHBI00B.html?iref=com_rnavi_srank
対国家ではなくテロ組織ですからね。
すでにイスラム教徒はフランスに7%程度おられると聞きます。
更に周辺国もあるし、国境の問題もあります。
今回の悲劇の報復として、組織壊滅に向けいっそうの空爆を行うとします。
世論もあるしそういう選択になってくると思います。
テロには屈せずということです。
しかし、空爆の激しさが増すとどうなるか?
厄介なのは、空爆によって何が起きるかです。
よく考え対策しなければいけません。
たしかに敵の人口は減り、力は弱まります。
しかし憎悪の心は大きくなり、また悲劇の繰り返しの為に地下でひそかに新たに組織化されていくと思います。
更に空爆が激しさを増せば、比例して難民が増え西欧諸国に押し寄せます。
その中には上記の憎悪の心を持った人たちが含まれているのです。
はたして、自国でイスラムの人たちが増えることに十分対応し耐えることができるのか・・・
本来であれば、ISなどのテロ組織が大きくならず、参入者が新しく生まれないような対策を講じるべきだと思います。
しかしながら、シリアの内戦はいささか複雑すぎます。
アメリカ、ロシアなど各国の思惑もそれぞれ・・・
ロシアのシリアへの軍事介入も複雑な思惑が見え隠れしてますし・・・
ロシアは報復攻撃としガンガンやってますが、すでにISからアメリカワシントン同様、ロシアに対する攻撃を警告する声明を出しています。
動向を注意深くみて、なんとか良い解決方法を模索していく必要があると思います。
難民対策もしっかりとやらなければ、将来的に怖い存在になるかと思います。
世界情勢は、戦後の東西陣営による冷戦構造とは、明らかに変質して来ていますよね
国際テロリストに拠る多国家間にまたがる、予想不可能で不規則で突発的な破壊活動への対処を、今はどの陣営の国も迫られている
KINTA様も御指摘の通り、フランスのみならずアメリカ合衆国もロシア連邦も、難しい対応をこれから迫られて行くと言えそうだと僕は見ます
そして来年に伊勢志摩サミット、5年後にはオリンピック開催を控えるここ日本国も
切り口はまた少し変わるかも知れませんが、ローマ教皇のフランシスコⅠ世様も、パリの同時多発テロ事件を受けて、「第三次世界大戦は、既に始まっている」、と言う旨の発言をしております。
政治経済学者・アナリストの池田信夫先生は、この対テロ戦争を国家間のそれとは様相を異にする「非対称の戦争」と表現しておりますよね
我々がこれまで経験し知っているものとは違った戦争の形態に、既に我々人類は突入してまっているのかも知れないと僕は見ます
また其処にKINTA様の御指摘の通り、難民の大量発生とそれに伴う受け容れに対する欧州各国の態度や対応の決断も、今とても大事でかつ難しい所ですね。
人道論からばかりも割り切れない所が、今の難民発生とその受け容れ問題と言えますでしょうか?
それにしても、この21世紀の現在でもここ日本国は相変わらず平和で豊かで安全な国だと心から思います
神様に感謝ですね