
ここ地元の浜名湖ロイヤルホテルにて、先月の1月は松丸家小弁田劇団の公演が有ったのだが、残念ながらこれには僕は仕事で参加出来ず、今回改めて、新川劇団さんの初日公演に、妻とお義母さんの3人で行く事が出来た。
実は今日は新川劇団の公演初日であり、かつお義母さん、つまりは妻の母親のお誕生日でもあったのだ。
日頃普段、大変にお世話になって居り、いつも常に我々夫婦に良くして下さるお義母さんに対する、僕なりのお誕生日プレゼントのつもりだった。

新川劇団さんは僕は去年も、同じく浜名湖ロイヤルホテルにて鑑賞したのだが、今回も面白かったなぁ!

お話の筋書きは、要は江戸時代のヤクザ組織の組同士の抗争に絡む、仇討ち復讐劇と言った所だった。

我々日本人と言うものは、こうした仇討ち・復讐劇と言ったものが、かなりとても大好きな質の民族らしい。

毎年年末には、忠臣蔵がテレビで放映されるのは、21世紀になった今でも未だ終わらない。


いやぁ、今年も新川劇団は本当に良い劇で、面白かったぁ~~~!!!

創作舞踊ショーの「夕霧」も、中々に面白く良かったなぁ。

劇が終わった後に、座長さんの新川博也さんが仰って居られた事が、やや印象的だった。
「我々は大きな会社がバックに付いて居ると言う訳ではなく、この衣装も自分達で賄っております。皆様どうかグッズ等を是非お買い上げ頂ければ、それがそのまま我々に対する募金となるので御座います。どうぞ御協力の程を、宜しくお願い申し上げます。」

今現在、僕自身が身を置く業界も、決して楽ではなく、むしろ非常に厳しい。
しかしこの御時世、今や楽勝な業界など皆無と言い切れるだろう。
医師や弁護士と言った花形エリート職業でさえ、台所事情はとても厳しいのだ。

貧乏人のこの僕は、1000円の商品をたったの1個買って上げるのが精一杯だった。
新川劇団さんの方々に対して何だかとても、申し訳無い気持ちにさせられてしまったな。
それでも今年も座長の新川博也さんは、終演後に一早く出口の外に出て、我々観客をとても快く見送ってくれた上に、来場者一人一人に笑顔で両手で握手して下さった。

とても嬉しいものだな。

こうして日本全国を、頑張って巡業して廻って居られるのだな。

御家族で、御兄弟で劇団を切り盛り運営して、日本全国を行脚するとは、並大抵の苦労や苦心ではないだろう。

だから僕は、心から新川劇団を、また松丸家小弁太劇団を応援申し上げたい。

また来年も、新川劇団さんや松丸家小弁太劇団さんの面白い演劇を、是非鑑賞したいものだ。
新川劇団の皆様方、御身体御自愛下さり、風邪など引かぬ様にお気を付け下さいませ!
コメント
コメント一覧 (2)
僕はこのような大衆演劇にはご縁がなく、拝見した事はありませんが、興味がないわけではありません。
現代劇の劇団の公演は拝見した事はあるのですが、やはり近くで見るのはいいもんですよね。
今のご時世、大変な事が多いですよね。
個人的には、人間一生懸命に精進すれば必ず道は開けるものだと思います。
人の幸せは人それぞれ。
たくさん働いて、お金を稼いで時間がない人もいれば、食べていけるだけのお金を稼ぎ、あとは自分のやりたい事に時間を費やす人もいる。
どういう生き方が、幸せなのか正しいのかは難しいと思いますが、是非充実した人生を歩みたいですね。
仕事に生きるのもよし、家族のために生きるのもよし、世のため人のために生きるのもよし。
人間が生きていくには、少しの食べ物とお金があれば生きていける。
そこに何をプラスしていくのかは自分次第。
大切な人、家族、仕事、趣味、自分の夢・・・・
どう生きるにしても、一生懸命でありたいものです。
とても温かく素晴らしいコメントをお書き入れ下さいまして、どうも有り難う御座いました
現在の僕にも大いに通じる箇所が御座いまして、しんみり実感を伴いながら拝読させて頂きました
僕は職務や仕事にはそれ程熱心では御座いませんが、僕の同僚や上司(オーナー)は、本当に仕事一筋です
当初は僕は彼を拝見して、人生のバランスが偏ってらっしゃるのではないかと傍らから拝見して居ましたが、kintaさんの御助言通り、人の人生の価値観何て、そんなもの人それぞれであって、他人の僕がとやかく言う事ではないのでしょうね
僕も夫婦でとても地味で質素な生活をして居りますが、今はとても幸福で幸せです
僕のボス(オーナー)も、kinta様が御指摘下さった様に、仕事の鬼となって生きると言うのもまた、素晴らしい対価や報酬の有る、実り有る素晴らしい人生なのでしょうかね
僕は自分のペースで、職務に精進し、邁進したいと思います