
今年もこの日が来た。

だがもう今上天皇の下での全国戦没者追悼式は、遂に今回が最後となった。
今上天皇は御自身が戦争体験者で在らせられ、御自身は未だ小学生の時分に、栃木県の日光市に疎開為さった御経験もお有りだ。

戦争体験者達に訊くと、「戦争は本当に楽しかったよ!良かった!またやりたいね!」などと笑顔で振り返る人は、僕の知る限りはこれまで一人も存在せずに、皆無だ。

「戦争なんて、絶対に2度と起きて欲しくない。戦争にはもう絶対に反対だ。」

「戦後長きに渡る平和な歳月に思いを致しつつ」、これまでの式辞とは、また違った趣のお言葉を述べられた天皇陛下。

この素晴らしい天皇陛下のお言葉に、戦争を全く知らずに、趣味で軍事マニアを楽しむ呑気で平和な僕の心を重ね合わせて、僕も正午の黙祷と平和希求の祈りを、主イエス・キリスト様にお捧げした。

前世紀に世界は悲惨な大戦を2度までも経験し、そして超大国たるソビエト社会主義共和国連邦は、一旦は完全に倒壊して滅亡した。
だがその後、米ソ冷戦が終結を迎えて、世界は漸く軍縮と核兵器削減への道を歩み始めると思いきや、21世紀の今、世界は日本国を含み、核兵器増大・軍備拡大の道を競い合って居る新たな軍拡の時代を迎えて居る。
アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領は来年度の国防・軍事予算に、日本円で80兆円を費やす事を約束した。

逆説的だが、日本国がもう2度と悲惨な戦争に巻き込まれない為に、また他国からの軍事侵略にから国民の生命と財産を護り抜く為に、他国への侵略では決してなく、自国の自衛の為の軍事力や核兵器戦力を具備し整える事は、やはり必要な事なのだ。

日本は依然として世界唯一の核兵器被爆国であり、また太平洋戦争後は70年間以上もの長きに渡って、平和な時代を享受し、世界で最も豊かな繁栄の道を着実に歩んで来た。

そんなこの上無く素晴らしい平和な時代を、今世紀の21世紀も継続する為に、前世紀の20世紀とはまた違った新たな国家安全保障構想・戦略が必要になって居るのだろう。

この大変な猛酷暑の中を、日本全国から東京都は武道館に集まり、参加された皆様方におかれましては、本当にお疲れ様で御座いました。


21世紀も、このまま日本国が、また世界人類が平和で豊かに、幸福の内に人生を全う出来る様、主イエス・キリスト様に心よりお祈り致します。
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いろんな意見はあると思いますが、早いうちに自国や国民を普通に守れる国に
生まれ変わるために憲法改正して欲しい。
靖国についても、日本国家の為に、身命を捧げられた英霊の御魂に感謝の意を込め参拝するのを、中国や韓国から横槍を入れられてしまう。
このような異常な状況は世界中どこの国でも見られない。
あくまで日本人の心の問題で、外国からとやかくいわれる筋合いは一切ない。
早く当たり前の事が出来る日本になってほしいと切に願います。