【CD26】《モーツァルト:ドイツ舞曲集》 モーツァルト:
1) 6つのドイツ舞曲K.509,
2) 6つのドイツ舞曲K.536, K.567,
3) 6つのドイツ舞曲K.571,
4) 12のドイツ舞曲K.586
ブルーノ・ヴァイル(指揮)ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ[録音]1991年
僕は大のモーツァルト好き、モーツァルトの大ファンを自負していたが、彼の「ドイツ舞曲集」を聴いたのは、今回が初めてだった。
ざっと検索しただけでも、やはりモーツァルトのドイツ舞曲集のCDだけでも、これだけ幾多の種類が存在する事に、改めて驚かされた。
舞曲と言うだけあって、何と軽快でノリが良く、また心地好い音楽だろうか。
今から200年前のドイツの方達は、こんな楽曲のオーケストラの生演奏に合わせて、宮廷等の舞踏会で踊っていたのか。
そう想像してみると、また何だか面白さや楽しさが内側からほんのりと込み上げて来る。
それにしてもこの指揮者のブルーノ・ヴァイルさんの指揮ぶりと言い、彼の指揮の下に全力の全身全霊で演奏するカナダのターフェルムジーク・バロック管弦楽団と言い、何と元気と生気に溢れた、快活で素晴らしい演奏だろうか。
何だか彼等の演奏をこうしてCDで聴いているだけでも、モーツァルトの霊感に乗せて素晴らしい前向きなエネルギーを与えられる気がする。
今回も当たり前だが、新譜で買えば2800円(税込み)が、たったの70円以下だ。
この指揮者のブルーノ・ヴァイルさんやターフェルムジーク・バロック管弦楽団の名は、もっと世界的に有名になっても良い存在と言えるだろう。
そしてアメリカ合衆国連邦議会では今、何だかとんでもない騒ぎになっている。
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