【CD49】《ヴェックマン&フローベルガー:チェンバロ作品集》 ヴェックマン:
1) 組曲ロ短調,
2) トッカータ ホ短調,
3) トッカータ イ短調,
4) 組曲ニ短調,
5)組曲ハ短調,
6) カンツォン ハ長調,
7) トッカータ ニ短調,
フローベルガー:
8) ブランシュロシュ氏の死に寄せる追悼曲,
9) 組曲ホ短調,
10) カプリッチョ ハ長調,
11) リチェルカーレ ニ短調,
12) 組曲イ長調
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)[録音]1996年
CD60枚組のboxセットの鑑賞の旅も、もう49枚目にまで到達した。
またしても巨匠:グスタフ・レオンハルトさんのチェンバロ作品集だ。
ぁあ、何と典雅で高雅な響きだろうか。
美しいチェンバロの響きが、現代の日本の僕の邸宅の屋内で響き渡れば、そこはもう既に中世欧州の古城の中にそのままタイムスリップした感覚さえ覚える。
グスタフ・レオンハルトさんは確か、若干27歳で母校のアムステルダム音楽院・チェンバロ科の教授に就任した。
天才チェンバロ・オルガン奏者であり古楽指揮者のレオンハルトさんの演奏は、何処までも透き通って透明で清らかなる響きを存分に聴かせる。
折に触れてまたCDを取り出して聴きたくなる音楽アルバムだが、やはり音楽の父:ヨハン・セバスチャン・バッハ大御仁のチェンバロ・クラヴィーア曲と比較すれば、楽曲の完成度は劣って聞こえてしまうのは致し方無かろう。
しかし自宅でもこの本音楽アルバムをBGMに、自炊した料理でも買って来たお弁当でも食べれば、その味わいは自動的に10~20%増しになるはずである。
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