i-img600x604-1592618669frrlab253 (1)












 【CD57-58】《ブクステフーデ:オラトリオ「最後の審判」》

ローランド・ウィルソン(指揮)ラ・カペラ・ドゥカーレ, ムジカ・フィアタ・ケルン[録音]2005年




51xx68B7AlL._AC_SY355_














ブクステフーデのオラトリオ:最後の審判は、かなりマイナーな楽曲らしくて、画像検索しても本アルバムと他にもう一つ(上記写真)しかヒットしない。




800px-Michelangelo_Giudizio_Universale_02
220px-Otsuka_Museum_of_Art_-_2_2C_Tokushima
saigonosinnpan













「最後の審判」と言えば、先ずはこちらのミケランジェロ作の有名絵画だろう。

バチカン市国のシスティーナ礼拝堂に鎮座する、世界史上最も有名な絵画の一つだ。




1280px-John_Martin_-_The_Last_Judgement_-_Google_Art_Project








丁度僕は最近、聖書の最終巻である新約聖書:ヨハネの黙示録がとても気になり、またしても最初から読み出していた最中だった。




800px-Last_Judgement_Michelangelo-1-728x409








そこにタイムリーにも、キリスト教の最大奥義である「最後の審判」のオラトリオ(聖譚曲:聖書に題材を取った声楽曲)が来たので、僕は今回特にとても楽しみに鑑賞した。




Angels-trumpets












それと同時に今日の午後、久し振りにヴェルディのレクイエム:サー・コリン・デイヴィス盤を鑑賞したのだが、そのジャケット写真がまた偶然にも「最後の審判」の絵画らしい。

実にタイムリーな事象が重なるものだ。


そしてこのアルバムは、僕が大学生時代にM先輩から借り受けて、初めて鑑賞した音楽アルバムなのだ。




7098dde0c93a04b5d6994729d1614add









我々日本人がこの期に及んで未だ良く分かっていないのだが、キリスト教とその母胎宗教であるユダヤ教は、実は強烈な終末思想の宗教なのだ。




bosch311_last-judgement










僕は今回の音楽アルバムを鑑賞するに当たり、それこそ「ヨハネの黙示録」にて気宇壮大に激烈な表現で記録展開される地球人類の未来と将来映像から想像して、激しく百花繚乱な音楽表現を正直期待はしていたのだが、それは結果的には裏切られて、このブクステフーデなる作曲家のオラトリオ「最後の審判」は、清明で清澄で美しい天上世界、つまり僕に言わせれば、それこそヨハネの黙示録中に預言された、世界と人類の破滅と終末の後に天から訪れる「新しいエルサレム」のイメージの楽曲だ。




20190815_2856217








意外にも美しく清らかなオラトリオに僕は気を良くし、結局このCD2枚組の音楽アルバムを、計3回程も繰り返し通して鑑賞してしまった。

このオラトリオ、勿論当然ながらと言うべきか、同じオラトリオの音楽の母ヘンデル:メサイアや、増して音楽の父バッハ:クリスマス・オラトリオには、楽曲の完成度は遠く全く遥か足元にも及ばない。

だがこのブクステフーデ:最後の審判は、これはこれでとても良いオラトリオであり、良い声楽曲作品だと僕は思った。



b0221219_1037212









出来れば僕もやはり、天国行きのチケット・旅券・パスポートを神様から賜る事が出来る位に、現世の人生を日々精進して行きたいものだ。




1











所で話はヨハネの黙示録から移るが、僕から見て現代の世界の情勢や様相こそが正に、聖書に預言された終末の時期なのではないかと本気で思える。


突如世界で沸いた新型コロナウイルスのパンデミック。

そしてそれに続く全世界中で怒涛のワクチン接種の推奨。

実際、同居する僕の義母に対して市から、ワクチン接種券が郵送されて届いた。
そこにはワクチンのロットNo.まで記す欄が有り、個別接種の有無の確認を、自治体や政府が容易に把握出来る様になっていると僕には見受けられる。


以下に要約をコピーペーストして貼り付けるが、今これをお読みの貴方様に限っては、神様の御手に拠る直接の最終救済に見事与る事が出来る事を、僕は心から祈って止まない。



↓↓↓




「小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。 そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字(666)である。」(‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭13:16-17‬‬)

 

 

 

 

また、この獣の刻印を受けた人たちは、

 

 

 

 

「第一の天使が出て行って、その鉢の中身を地上に注ぐと、獣の刻印を押されている人間たち、また、獣の像を礼拝する者たちに悪性のはれ物ができた。」(ヨハネの黙示録‬ ‭16:2‬‬)

 

 

 

 

とあるように、神の裁きがこの地上に下るとき、裁きの対象になります。

 

 

 

 

そして最終的には、反キリストや悪魔と共に、地獄に行くことになります。

 

 

 

 

「だれでも、獣とその像を拝み、額や手にこの獣の刻印を受ける者があれば、 その者自身も、神の怒りの杯に混ぜものなしに注がれた、神の怒りのぶどう酒を飲むことになり、また、聖なる天使たちと小羊の前で、火と硫黄で苦しめられることになる。 その苦しみの煙は、世々限りなく立ち上り、獣とその像を拝む者たち、また、だれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も安らぐことはない。」(‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭14:9-11‬‬)