既に報道されている通り、陸上自衛隊:第8師団の多用途ヘリコプターが、突如レーダーから機影を消失させて、行方・消息不明となった。
そのヘリには何とあろう事か、第8師団トップの師団長(司令官)の坂本雄一陸将、他師団幕僚長、師団警護隊長などの幹部自衛官達7人が搭乗していたと言うのだ。
これは日本国自衛隊が創設されて以来、実に前代未聞の緊急非常事態である。
だが政府の公式発表は、どこか今一つ歯切れが悪い。
現地では依然、懸命の捜索は続けられている。
この悪天候にも強い、非常に優れた多用途ヘリコプターであるUH60JAは、2つあるエンジンの内最悪両方が故障してしまっても軟着陸が可能で、何等かの理由で機体が着水してしまった場合には、自動で救難信号を発信する機能を具備する。
それが未使用の状態で救命ボートが発見されたとは、全く何等の緊急脱出手段を講じる時間すらもなかったのか?
周辺で当該ヘリの緊急救難信号を受信した形跡も、一切全く認められない。
一体この当該ヘリコプターに、何があったと言うのだろうか??
しかもついでに言えば、この機体UH60JAは第8師団の市民向けイベントの航空機体験搭乗会に使用される機体、つまり安全性はほぼ完全に保証された機体なのだ。
体験会にて一般市民を搭乗させたら、墜落してしまい市民は死亡してしまいましたでは、全く洒落にならない。
また言うまでもなく、第8師団の軍管区は海上で国境を接する中国からの軍事攻撃や侵略に対して、日本国の防衛・国家安全保障上、最重要エリアと言えるのである。
そして正に陸自第8師団は、そんな中国からの侵略・攻撃に対しては日本国民の生命・財産・国土を護り抜く上での最後の砦となる存在なのである。
僕は中国軍による軍事攻撃を強く疑う。
事故(事件か?)発生のわずか1日前には、中国初の国産航空母艦である山東が太平洋に向けて出港した事が公式に確認されているのだ。
また先日にはほぼ同じエリアにて、今度は米軍のF-16戦闘機がエンジントラブルに見舞われて、日本の近隣空港に緊急着陸した。
機体のエンジントラブル以外は無事だったようだが、日米軍にこうもトラブルが立て続くとは、周辺海域や地域にて何か有事の事変があったのだろうか?
もし仮に中国軍による軍事攻撃により、坂本雄一師団長や他の幹部自衛官達が死亡してしまったとなれば、これは大変な非常事態であり、日中戦争勃発の端緒となってしまっても何等不思議ではないのだ。
日本政府は何かを隠蔽しているのか?
とにかく人命最優先で、坂本雄一師団長以下10名の自衛隊員達が、本当に無事に生還出来る事を心より祈って止まない。
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