お彼岸
2011/9/2315:40
2011/3/2021:41



今日、俺の両親と俺達夫婦で、俺の家の墓参りに行って来た。
お彼岸と言う事で、沢山の人手で賑わっていた。
ついでにと、祖父(既に他界)の母親が眠るお墓(ウチと同姓)にもお花を供えて線香を焚いたら、直ぐ目の前に見覚えの有る夫婦の顔が。
確か・・・、俺が小さい頃お互いに家を良く行き来して良く遊んでた近所の同級生のシュウイチ君の御両親なのでは・・・??
あちらもこちらを横目でチラチラ御覧なっている。
思い切って俺は話し掛けてみた。
「あのぉ・・・、俺の同級生だったシュウイチ君のお父様とお母様でしょうか・・・??」
「あぁ・・・!M君(俺の事)・・・!?あぁら久し振り!元気にしてるの!?今は何処に!?シュウイチは地元にそのまま居るわよ!」
「そぉですか!!いやいやこれはこれは、久し振りですねぇ!!マイちゃん(シュウイチ君の妹さん)は今はどちらに!?」
「うん、マイはお嫁に行って、今は東京都の平井ってとこに居るよ、江戸川区のね。」
傍らに居た東京都出身の妻にその場で訊いてみたら、江戸川区平井は分かるし、妻の友人が在住するのだと。
ここでまさか、シュウイチ君の御両親と対面するなんて・・・。
実に20年振り位の御対面だ。
しかも、うちの家の血族の墓の直ぐ前のお墓だったなんて・・・。
意外や意外!
初めて気付いたのだ。
「墓」と言うと、大体直結して来るのが、その「家」の事柄だろう。
外からお嫁に来た女性にとって、相手の夫やその両親、つまり義父母や義理の家族達との間柄によっては、その家のお墓には入りたくはないと内心嫌悪する感情を人知れず密かに抱いている方もいらっしゃるのだろう。
そこに来れば、自ら自発的に甲斐甲斐しくお墓参りの日取りに気付き、用意から行動までいそいそと出来る妻を得た僕は、やはり幸せ者なのかも知れない。
心の中で御先祖様の安息と安寧を祈ったのは勿論だが、そんな事を帰りの車中で1人でまどろみながら考えていたのだ。
2010/9/2619:35
2010/9/2318:59



今日は秋分の日で祝祭日。
今の職場は、ボスのお取り計らいで祝祭日は確実にお休みになるのがとても有り難い。
今日は午前中の内に、僕の実家の墓参りに行って来た。
お彼岸の墓参りって訳だ。
またおのろける様で恐縮だが、妻はいつも夫の僕の家のお墓参りの時には、自分からいそいそと甲斐甲斐しくお花やお供え物を買い揃え、お線香も用意して、俺が何も言わなくてもウチのお墓を綺麗にして、心からのお祈りを僕の実家の御先祖様に捧げるのだ。
それを入院中の俺の父方の祖母に報告すると、祖母は顔を大いに綻ばせて心底嬉しそうな表情をしながら、妻に大いに感謝の意を毎回表するのだ。
まぁ、今時珍しい位の信心深い良く出来た嫁だ。
俺の家のお墓は仏教:浄土真宗妙心寺派だが、神仏を尊び信じ仰ぐその姿勢に境界は無いとばかりの妻の恭しい態度には、毎度の事ながら夫の俺は感心させられる。
世の中には、「私が死んだら夫の(旦那の)家の墓には入りたくはない!」 と内心強く思い、夫や夫の実家に対して拒否感を持つ嫁や主婦も多い事だろう。
それはそれで致し方ない面も有るかと俺は思うのだ。
誰しもが絵に描いた様な幸せで幸福な、円満な家庭生活を送れる訳では、非常に残念ながらない。
神様、仏様、御先祖様に対する崇敬。
俺も大した人間では決してなく、むしろロクでもない私生活に彩られる愚劣なる亭主だが、人間の本当の幸福と言うものは、それら無しには絶対に成立し得ないとおぼろげながらも思えて来る今日この頃。
そう言えば、何方か様にうち等夫婦は、「幸せの完成形」だと評して頂いた。
そんな大それた事を仰られてもただ単に恥ずかしいだけなのだが、元来粗雑な頭脳の持ち主である僕には、人間にとっての本当の幸福、人間にとっての本当の不幸とは何かの問いに対して、未だに明確な回答は得られずにいる。
お墓参りの後に、その足でここいら周辺の静岡県西部地域では最大規模を誇るイオン市野ショッピングセンターに正午を挟んで4時間余りも滞在したが、まぁ人だらけで大混雑。
これだけ人が多ければ知り合いに会うかと思ったが、特には誰にも会わなかった。
この施設に居てもこれだけ人間が老若男女数多く存在するが、果たしてその中のどれだけの人が幸せや幸福を実感しながら日々の生活を送っているのだろうか・・・??
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