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- 3.11 東日本大震災について話そう に参加中!
東日本大震災から、丸2年間が経った。
僕の中では、特に思い入れと言うか、思い出が有る。
職場でボスから直接に震災ボランティアへの出動を打診され、それを受諾し福島県相馬市に単身乗り込んだのだ。
百聞は一見に如かず。
被災現場の悲惨さは目を覆うばかりであった。
だが、逆に僕は現地の人々にもてなされ、逆に元気を頂いてしまったのは実に皮肉な事であった。
福島県の方達は本当に良い方ばかりであった。
また福島県相馬市の方達にお会いしたいな。
皆さん、まだ元気でいらっしゃるだろうか・・・??
ボランティアの立場でありながらも、避難所(はまなす館)に寝泊りすると言う御法度を犯しながらも、避難所の方々には逆に本当に良くして頂いた。
あの時、避難所にて雑魚寝で寝泊りしておられ、僕一人の為に浴場の時間の都合を付けて頂いた親切な親父さんや、漁師の方達。あの方々は、今は元気にされておられるだろうか??
多くの人々が、あの日、命を突然に落とした。
行方不明者はまだ膨大な数に上る。
未曾有の大災害の現場で感じた、人との絆。
同時に、人生や世の中の理不尽さ。
感じた事は数多く有り、震災ボランティア経験は、僕の人生の財産そのものとなった。
ここ静岡県は東南海大地震の最大被害想定地域だ。
富士山大噴火も、最近になって実しやかに噂されている。
次は、僕等の番だ。
東日本大震災は決して対岸の火事ではない。
いざ、自分の身にあの様な事態が降り懸かれば、僕は正気を保って残りの人生を全うする自信が全く無いのである。