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(この動画を視聴為さりながら、以下をお読み進め下さいませ)
今年もクリスマスがやって参ります!!!
世界人類史上最大の有名人であるイエス・キリストの御降誕をお祝いする、従ってこれまた当然ながら世界人類史上最大の祝祭日であるクリスマス。
(但し実際には、イエスの正確な誕生日は不明である)
主イエス・キリストの御降誕を、心よりお祝い申し上げます。
こうして、僕は毎年、音楽の父:J.S.Bachの4大宗教声楽曲の1つ、クリスマス・オラトリオのCD(2枚組)を鑑賞する。
キリスト教国の本場の欧州・ヨーロッパでは、このバッハのクリスマス・オラトリオを聴かずして、クリスマスを迎える事は出来ないと風習上されている。
(上記4枚の写真は、最近公開されたスペインのサクラダ・ファミリア教会の改装工事を終えた内部)
僕のクリスマス・オラトリオの愛聴盤は、毎度ながらサー・ジョン・エリオット・ガーディナー盤だ。
往年の名演奏のカール・リヒター盤も勿論最高で最強無比の演奏に違いは無いのだが、やはりデジタル録音の綺麗な音質と、同曲のより祝典的・祝祭的側面を全面に湛えて、明るさや快活さと清々さや生気が全編に漲っているガーディナー盤が、僕の中では最高だ。
冒頭動画には、ニコラウス・アーノンクールに拠るこの曲の全曲演奏をアップしてみた。
彼の演奏もまた斬新で気鋭な最高の名演奏の一つだ。
僕はこのクリスマス・オラトリオの、このガーディナー盤のCDを、もう20年近くずっと聴いているが、飽きる所か聴く度毎に新たな発見が有るのだ。
38歳にも成った今、また今年も聴いてみた感想。
それは、僕はもうこの曲このCDを何十回も聴いてはいるが、未だ未だ全然この曲の真髄を理解などしちゃいないと言う事だ。
音楽の父:J.S.Bachの音楽は、限り無く広大で奥深い。それは本当に無限世界を我々聴く者達に常に提示し、開示している様に僕には思える。
日本における、通常の普通のクリスマスの過ごし方。
それはクリスマスイブの夜に恋人同士が高価なプレゼント交換をして、普段は行かない様な美味しい高級レストランで美味しい物を食べてちょっと洒落てシャンパンなんてこの夜は呑んでみて、締めはラブホテルでセックスして愛を確かめ合う。
或いは、家族で予約してあったクリスマスケーキを食べて、ケンタッキーフライドチキンのパーティバーレルを、手を脂で汚しながらフライドチキンを貪り喰いまくって、シャンパンやコカコーラや生ビールを呑んで談笑する。
そして子供達は、普段から喉から手が出る程に欲しくても手が届かない高価な玩具を、サンタクロースさんに願いを託して興奮と期待とちょっとした不安と疑念を胸に、クリスマスイブの夜に床に就く。
それもまた、良かろう。
それ等が日本経済に及ぼす経済効果は、毎年莫大なものに上るからだ。
幾ら熱心なキリスト教徒のこの僕とて、否定するべきではない。
キリスト教が説く「愛」と、日本のクリスマスに其処彼処で交歓される「愛」には、やや隔たりが存在する様だ。
心も顔も可愛らしい、精神清らかなる若い女性は、少数ながらもこうして実在する。
クリスマスの本当の主であり主催者は、彼女等だ。
神聖なるクリスマスは、少なくとも僕の前の職場に徘徊して不気味に生息していた、心の腐り切った不潔で汚らしいビチグソババアや、外見も中身も醜悪な腐臭漂う、恐ろしい身の毛もよだつ豚ババアなどのものでは断じてない。
こうして、今年のクリスマスも、僕は愛する心優しい妻や温かい家族に囲まれて、幸福の内に神様に対する心よりの感謝を胸一杯に溢れさせて、迎える事が出来るのだ。
主イエス様、感謝します。
そして今年も、主イエス様の御降誕を心よりお慶び申し上げます。