宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

クワガタ

蛍との邂逅

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昨夜、休前日と言う事もあり、退勤して帰宅後に独りで原付バイクを駆って蛍を鑑賞しに行った。

妻は暗い山道を恐がるので、残念ながら同伴は不可能なのだ。


静岡県 掛川市 法泉寺の前に流れる小川にて、蛍達はあの独特の淡い蛍光色を静かに明滅させながら、浮遊する様に辺りを漂い、舞っていた。

近隣住民の方々が20名ほど出て来られていたが、直ぐに彼等は帰宅した様で、俺は暗い夜のお寺の敷地に独りで取り残されながら、暫く蛍達と一緒に居た。

ここいらは土地柄、茶畑が其処彼処に広がる長閑な田舎なのだが、蛍達は茶畑の上にも舞い踊っていた。


綺麗だった。


1匹を手に取り、しげしげと眺めたり、小川の上に上がって見て、暫く蛍達のダンスを鑑賞したり。



やっぱ田舎は良いね。


ここのアパートではクワガタ君達が彼等の方からしばしば訪問してくれて、今日と昨日だけで雄と雌のつがいでコクワガタが捕獲された。
妻はつい先程、CAINZ HOMEにて虫籠とクワガタの餌用ゼリーを購入。
早速その中に保護した。
妻の甥っ子達は大喜びだ。



蛍達の舞っていた直ぐ近くに、法泉寺の墓地が存在していた。

蛍達は、誰か人間の魂が乗り移って、こうして舞っているのだろうか・・・??

そんな事を薄ボンヤリと考えながら蛍達を独りで眺めていたら、蛍達の元よりの短い寿命や発光現象発現の比較的厳しい条件、発現時期や期間のかなり限定的な所が、余計に漫ろ(そぞろ)虚しさや儚さを感じさせる様な気がしてならなかった。


俺も死んだら、こうして蛍の姿を借りて、誰か逢いたいと思う知人(しりびと)の前で、こうして静かに儚く舞うのかな・・・??


そう言えば、毎年8月の終戦記念日の前になると、我が国には半ば風習となっているが如きに、映画:「火垂るの墓」がテレビで放映される。

悲しき太平洋戦争下の子供達の物語だ。


僕が想うに、蛍の光には綺麗さも然る事ながら、それ以上に虚しさだとか切なさをそこはかとなく感じる事象なのだ。


皆様は、もう今年は蛍は鑑賞されましたか?
如何な感想をお持ちになりましたか?

クワガタ(メス)を捕獲!

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丁度、この写真の様なクワガタのメスであった。ただし未だかなり小さい。

静岡県〇市出身者の俺からすれば、信じられない事にここのマンションの外壁の縁に、普通に小さいメスのクワガタがじっと静かに居た。
ついさっきの話だ。


妻は昆虫は大の苦手だが、妻の甥が昆虫大好きっ子で、わざわざカブト虫やクワガタを、母親にお金を出してもらって買って貰っているのだ。


だから俺の感覚からすれば、カブト虫やクワガタは貴重な物。

こうして無造作にクワガタちゃんが人間の住居に存在する事自体、非常に新鮮だ。

ここの新居は、〇市から車で約1時間強の田舎。
かつての大名:山内一豊の居城の天守閣が今でもライトアップされて存在する茶の名産地だ。
妻と空を見れば、〇市でも考えられなかった程に空の星や月が綺麗に明瞭に見える。

そう言えば、この前なんてこの今の新居に職場から帰宅して、いつもの様にマンション玄関から入ろうとしたその瞬間・・・!
俺の首の後ろに羽の音がブゥ~ンっとして何かが俺の首にぶつかった。

帰宅して部屋に入ったら、妻が悲鳴を上げた。

「キャアァア~~!!後ろの背中にカブト虫がへばり付いてるぅ!!ちょっと外に行って払って来てぇ!!」

外に出てシャツを脱いでみれば、足を1本失ったオスのカブト虫が・・・!

驚いたねぇ。

流石は、田舎ですね。

うちのマンションの前は小高い山だが、いつもカマキリやら蜘蛛やら何かしらの昆虫が一緒に居てくれる。


あ、そう言えば、ここ同じK市内に住む職場の女性職員さんが話していたっけ。
「この前なんてウチの玄関の置物の壷の中にカブト虫が入っていたのよ。」


俺は田舎の暮らしの方が性に合っている。

俺も妻も、元々は東京都で生まれ育った。

だが、住むならやはり田舎だな。

それが証拠にか、ここの新築マンションも最近次々と新規の入居者が連発していて、あっと言う間に部屋が埋まっている。
皆様の車のナンバーを見ているとこれが実に面白い。
地元の静岡県内のナンバーはうちら夫婦だけ。
後は皆、日本全国バラバラ。

ちなみに、今の新居はインターネット環境が完全に光ファイバーでしかも設置料も使用料も完全無料と来たもんだ。

ここに越して来て良かった。


また話は逸れたが、俺は小さいメスのクワガタを捕獲してタッパァに入れて、明日にでも〇市の実家に帰る際に、妻の甥にお土産に持って行って上げようと言う話になった。


今でこそ政令指定都市にまで発展した「音楽の街・楽器の街:〇市」だが、〇ッ子からすれば、カブト虫もクワガタもかなり貴重な子供の資源なのである。
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