【Disc18】
ロッシーニ: 『小ミサ・ソレムニス』
~ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮&P)、ミュンヘン・ヴォーカル・ゾリステン、カーリ・レファース(Sp)、ブリギッテ・ファスベンダー(A)、ペーター・シュライアー(T)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
僕のCD30枚にも及ぶboxセット鑑賞の旅も、やっと後半に来れた。
作曲家のロッシーニって、俺はあの、歌劇:ウイリアム・テル序曲しか知らなんだ。
昔、「俺たちひょうきん族!」ってなお笑い番組が、土曜日の夜に毎週放映されてたっけね。
あの番組のオープニングの曲ね。
でもこのアルバムは、何だか室内楽的な親和性を感じさせる、とても良いアルバムだ。
歌手(ソリスト)には、超大御所歌手も揃って名を連ねて居る。
宗教声楽曲って基本、壮大で荘厳な陣容で演奏されるのが通例であり、慣例な気がしないか?
古今東西、どの宗教声楽曲もだ。
しかし、このアルバムの様なコンパクトな編成に拠る宗教声楽曲も、有るのだな。
しかも実際に聴いてみると、決して悪くはない。
むしろ室内楽的な心地良さを、僕に感じさせてくれる。
何かそう言ったピッタリの場やシチュエイションが有ったら、このアルバムに手を伸ばして再生すれば、気持ちや精神や心が、より軽快にかつ爽快になれそうだ。
僕はまたしても、とても良い音楽とアルバムに出逢ってしまった。
人との出逢いもまた然り、これが人生の縁と言うものなのかな。
うん、良いねぇ!