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僕は職業柄、老若男女様々な方達を相手にする第3次サービス産業に従事する社会人なのだが、先日、スポーツ少年団(野球)にて投手(ピッチャー)をやっていると言う小学校3年生の少年と出会った。

話を聴けば、もう2年生の時分からスポーツ少年団で野球をやっていると言う。
小学校3年生にて既に野球チームと言う組織の最重要ポジションを任されているなんて、大したものだと感心してしまった。


この少年は大人しく、また俺にとっては非常に興味深い話を切り出した。

「今、学校でね、今年の2011年の10月には人類が滅亡しちゃうんだって、そう皆言ってるよ。」

驚いた。

本ブログ記事の前のページを御覧になって頂きたい。
これは正に、今一部で話題の古代マヤ暦が終わる事に起因するとされる説。
しかも、最近になって唱えられ始めた、修正版の新説だ。

こう言う事は、俺がこの少年の時分にも流行った。
そう、あのノストラダムスの予言:「1999年7月に人類は滅亡」

そう言う荒唐無稽で突拍子も無い話や説は、小学生の純真な心をかくも捉え易いものなのか。


恐らく今年の10月になっても、俺は相変わらず今の職場で働き続け妻を養い、この少年は必死に球を投げて相手打撃陣を抑え込もうと必死になり、グラウンドに快音を響かせている事だろう。

俺はキリスト教徒(クリスチャン)であるから聖書は愛読書だ。
「愛の宗教」とされるキリスト教も、日本人には余り良くは知られていないが、実は強烈な終末思想の宗教なのである。
教祖・開祖のイエス自身、弟子達との対話の中で「この世の終わり」だとか「世の終末」と言った話題に度々触れている。
そして世界人類史上最大のベストセラー「聖書」の最終巻は、人類終末の様相を生々しく描き出すトドメの預言なのである。

この世の終わり。
そんなものいつ来るかなんて人間には分からない。
イエス自身も、そんなものは神だけが御存知であると言っている。

だから、俺達はそもそもそんなもの考えなくて良いのだ。

日々を淡々と幸せに暮らす。

それだけが、今の俺にとってほぼ唯一に正しき人生の過ごし方だと信じられるのみである。