構成数 | 3枚
【曲目】
J.Sバッハ:マタイ受難曲 BWV.244
【演奏】
クリストフ・プレガルディエン(テノール/福音史家)
マティアス・ゲルネ(バス/イエス)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)
ドロテア・レシュマン(ソプラノ2)
ベルナルダ・フィンク(アルト1)
エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト2)
ミヒャエル・シャーデ(テノール1)
マルクス・シェーファー(テノール2/証人2)
ディートリヒ・ヘンシェル(バス1/ユダ、ペテロ、他)
オリヴァー・ヴィトマー(バス2)
アーノルト・シェーンベルク合唱団
ウィーン少年合唱団
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
【録音】
2000年5月、ウィーン
巨匠ニコラウス・アーノンクールさんのバッハ:マタイ受難曲の、新盤である。
僕はつい先日に、ようやく入手した。
聴いてみて、心底驚いた。
僕が普段聴き慣れている、僕が最も愛好する楽曲の一つであるバッハ:マタイ受難曲が、僕の耳にこうも新鮮に響くとは、全く想像もしていなかった。
アーノンクールさんの攻撃的なまでに前向きに、新しい解釈を試みよう試みようとの意欲と気迫は、並々ならぬものがある。
決して奇をてらう事はなく、歴史と伝統に根ざした古楽演奏でありつつも、現代の新しい解釈の息を吹き込み、かつその結実を洗練の極みに到達させる事に成功したアーノンクールさん。
これがグラミー賞(アメリカ)を受賞し、かつディアパゾン賞(フランス)を受賞し、またかつグラモフォン・ベストレコーディング100(イギリス)に選出されたとは、とても納得出来る素晴らしい音源だ。
欧米の3か国に渡って受賞するとは、中々到底出来る事ではないだろう。
そしてこの欧米3か国にて受賞した事実にこうして触れている日本人は、実はこの僕のこのブログ記事が唯一なのだ。
なのに残念な事に不思議な事に、このアーノンクール新盤のここ日本での評価は、一部では余り高くはないのだ。
しかしX(旧Twitter)にて、バッハ:マタイ受難曲のベスト盤に、このアーノンクール新盤を挙げておられる方もいらした。
このアーノンクール新盤が、間違いなく21世紀の新時代のバッハ:マタイ受難曲の一つだろう。
僕は今まではマタイ受難曲はサー・ゲオルグ・ショルティ盤を第一に考えていたが、今はこのアーノンクール新盤が、僕の中でショルティ盤と並ぶ存在となった。
今それにしても、こうも録音年から20年間以上も経っていて再発売を重ねている音源を、更にタワーレコード・オンラインにて割引・セール期間中を狙って買うと、何と信じられない位の安価で購入出来る事か。
J.Sバッハ:マタイ受難曲 BWV.244
【演奏】
クリストフ・プレガルディエン(テノール/福音史家)
マティアス・ゲルネ(バス/イエス)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)
ドロテア・レシュマン(ソプラノ2)
ベルナルダ・フィンク(アルト1)
エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト2)
ミヒャエル・シャーデ(テノール1)
マルクス・シェーファー(テノール2/証人2)
ディートリヒ・ヘンシェル(バス1/ユダ、ペテロ、他)
オリヴァー・ヴィトマー(バス2)
アーノルト・シェーンベルク合唱団
ウィーン少年合唱団
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
【録音】
2000年5月、ウィーン
巨匠ニコラウス・アーノンクールさんのバッハ:マタイ受難曲の、新盤である。
僕はつい先日に、ようやく入手した。
聴いてみて、心底驚いた。
僕が普段聴き慣れている、僕が最も愛好する楽曲の一つであるバッハ:マタイ受難曲が、僕の耳にこうも新鮮に響くとは、全く想像もしていなかった。
アーノンクールさんの攻撃的なまでに前向きに、新しい解釈を試みよう試みようとの意欲と気迫は、並々ならぬものがある。
決して奇をてらう事はなく、歴史と伝統に根ざした古楽演奏でありつつも、現代の新しい解釈の息を吹き込み、かつその結実を洗練の極みに到達させる事に成功したアーノンクールさん。
これがグラミー賞(アメリカ)を受賞し、かつディアパゾン賞(フランス)を受賞し、またかつグラモフォン・ベストレコーディング100(イギリス)に選出されたとは、とても納得出来る素晴らしい音源だ。
欧米の3か国に渡って受賞するとは、中々到底出来る事ではないだろう。
そしてこの欧米3か国にて受賞した事実にこうして触れている日本人は、実はこの僕のこのブログ記事が唯一なのだ。
なのに残念な事に不思議な事に、このアーノンクール新盤のここ日本での評価は、一部では余り高くはないのだ。
しかしX(旧Twitter)にて、バッハ:マタイ受難曲のベスト盤に、このアーノンクール新盤を挙げておられる方もいらした。
このアーノンクール新盤が、間違いなく21世紀の新時代のバッハ:マタイ受難曲の一つだろう。
僕は今まではマタイ受難曲はサー・ゲオルグ・ショルティ盤を第一に考えていたが、今はこのアーノンクール新盤が、僕の中でショルティ盤と並ぶ存在となった。
今それにしても、こうも録音年から20年間以上も経っていて再発売を重ねている音源を、更にタワーレコード・オンラインにて割引・セール期間中を狙って買うと、何と信じられない位の安価で購入出来る事か。