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CIA元職員のスノーデンさんが、世界最強の情報機関であるNSA:National Security Agency(アメリカ合衆国国家安全保障局)の国家機密情報を無断で持ち出し、超有名雑誌のガーディアンにぶちまけた(爆笑)

いっやぁ~勇気有り過ぎるよ、この30歳の英雄は。

彼こそ粋なアメリカ男児だ。

CIA:Central Intelligence Agency(アメリカ合衆国中央情報局)が主にヒューミント(人的諜報活動)を行うのに対して、NSAはシギント(電子的諜報活動)を担当する。

メリーランド州はフォートジョージ・ミード陸軍基地内に真っ黒のツヤツヤ壁に囲まれた方形の本部ビルを持つNSA。

スノーデン氏が、NSAが個人情報を極秘収集していた事を暴露したのだが、俺に言わせればそんな事はもう10年以上も前からとっくに分り切っていた事だ。

大学時代、インテリで知られた生理学講座の准教授の金森先生とも話したのだが、NSAは人工衛星を100機以上飛ばして、全地球規模で総てのe-mail,FAX,電話を盗聴出来る,
いわゆるエシュロンシステムと巷間呼ばれている悪魔の世界システムを既に稼働している。
スノーデン氏が暴露したのは、これとは別の、コードネーム「プリズムシステム」と呼ばれる物であった。
プリズムの如き、あらゆる総ての電子情報を分析・解析出来る事に由来するらしい。

もう僕のブログの読者諸氏ならとっくに常識だろうが、我々が普段使っているどのe-mailも通話もFAXも、NSAの監視下に置かれている。

ハリウッド映画の中でも描かれていた通り、我々は彼等に睨まれたら、全ての情報は丸裸にされてしまう。


面白い事に、NSAの本部ビルの写真をこの記事に転載しようとしたのだが、それが何故か何度試みても不可能(笑)
流石は世界最強かつ最凶の情報機関NSAである。
自分達は世界の全ての情報を監視下に置きたがるが、自分達の素生や正体がバレる事には異常なまでに拒否反応を示す。
まぁ、当たり前と言えば当たり前だ。


本題はここから。


スノーデン氏は、大方の予想と張り込みを見事に裏切って、ノートパソコン4台にアメリカの重大な国家機密情報を満載したまま恋人とハリウッド映画さながらの逃避行を続けており、未だロシア共和国の首都であるモスクワに滞在している。

御自身が元KGB(旧ソ連国家保安委員会)のエリートスパイであったヴラディーミル・プーチン大統領閣下は、エドワード・スノーデン氏のアメリカ合衆国への身柄引き渡しには応じられないとしながらも、彼に早期のモスクワ退去を勧告したらしい。

ここからは僕の推論に過ぎないが、スノーデン氏は既にロシア共和国政府と極秘取引に応じた可能性は有ると見る。
何故ならば、もしロシア共和国がスノーデン氏が把持するアメリカ国家機密情報を入手し、それを国際社会の場で上手く喧伝し、持って行き方に因っては直ちにアメリカ合衆国に「悪の帝国」のイメージを植え付ける事も十分に可能であろうからだ。

「自由と平等と民主主義の旗手」であるアメリカ合衆国が如何に節操の無い独善的で強権的な手口を裏で用いているかを、国際社会の公の場で白日の下に晒す事は、ロシアにとって相対的に相当度のプラスである。

プーチン大統領閣下(レニングラード大学法学部卒)を始め、ロシア政府高官も決して馬鹿ではない。
スノーデン氏の利用価値を十全に検討し尽くした上での、モスクワ滞在許可なのだろう。

putin09





言うまでもないが、現在スノーデン氏はCIAにもNSAにも命を狙われている立場である。
アサシン:暗殺者を送り込んで瞬殺するなんぞ、朝飯前だ。


アメリカ合衆国としては、何としてでもスノーデン氏を捕まえて拘束し、出来れば彼が全く無断で持ち去った国家機密情報もろとも抹消・抹殺を強く望んでいるはずだ。
既に、スノーデン氏に対する極秘暗殺命令が、秘密大統領命令にてバラク・オバマ氏からCIAとNSAに下っている可能性も低くはない。

水面下で、ロシア政府とアメリカ政府の暗闘が繰り広げられているのだろう。



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僕自身はキリスト教プロテスタントの信仰者であり、しかも宗派のSDA(セブンスデイ・アドヴェンチスト)はアメリカ合衆国生まれの世界的有名宗派だ。
だけど、僕はスノーデン氏を密かに応援する。
何故ならば、実は僕の宗派のSDAはアメリカ生まれで居ながらも、聖書最終巻「ヨハネの黙示録」の中の「世界と人類を破滅と滅亡に導く2匹の獣」の内の1匹は、アメリカ合衆国であると断罪しているからだ。
アメリカ合衆国の行き過ぎた覇権主義と、独善に走り道を踏み外して世界人類を不当に支配下に治めようとする現在の姿を、僕の宗派の創始者のエレン・G・ホワイト女史は既に見抜いていたのかも知れない。