
ヘルシンキ大学の研究結果にて、モーツァルト作曲のヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216を聴く事に拠り、当該遺伝子が活性化されて、シナプスの神経伝達スピードとドーパミンの分泌をコントロールする遺伝子が活性化していた事が確認されたと、話題になっている。
僕はもう何十年来もモーツァルトを愛好しているが、 このヴァイオリン協奏曲第3番も、勿論お気に入りの一つだ。
僕の愛聴盤は、Vn ギドン・クレーメル ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団盤だ。
個人的には、モーツァルトのピアノ協奏曲の第20番以降の8つの傑作品群と、歌劇:フィガロの結婚、歌劇:ドン・ジョバンニが最もお気に入りかな。
思えばあっと言う間に、僕は神童モーツァルトがこの世を去って帰天した36歳よりも歳上に成った。
神の愛でし天才作曲家、モーツァルト。
彼の音楽は正に、天衣無縫(てんいむほう)。
天女の羽衣には継ぎ目や縫い目が全く無い。彼の紡ぎ出す不朽の音符群も、正にそれ。
では、その今話題の、W.A.Mozart作曲:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216を、第265代ローマ教皇(現名誉法王):ベネディクト16世聖下様の御前演奏で、YOUTUBEにて皆様にもお聴き頂こう。