現在の新居に引っ越して来て以降、家屋内における我々夫婦の周囲で、怪奇現象が未だ止まぬ。
ここ我々夫婦の新居に、今一体何が起こっていると言うのか!??
先ずは、自身の11月05日付けのTweetを、今一度コピーする。
「僕が仕事で、妻が用事で家に誰も居ない家族完全不在の数時間に、奇妙な事が起こった。玄関に飾ってあったお皿とそれに入れて有ったさざれ石の水晶が、粉々に砕けて玄関の床にブチ撒けられていたのだ。誰も侵入する筈も無いし、地震など起きていない。遂に我が家に、ポルターガイスト現象が発生したか?」
次が、11月06日付け。
「自宅で怪現象が続いている。妻が、階段をパタパタと昇って行く白い足を目撃した。また別の日には、妻以外に誰も居ない筈の屋内で、突然にバタンと扉が閉まる大きな音が聞こえたと言う。夫の僕に余計な心配を掛けまいと、僕には伏せていた。今僕等夫婦の家には、謎の不可視な何者かが存在しているのか?」
そして昨日、またしても妻の身に、自宅内で怪奇現象が発生した。
妻が買い物から帰宅して、家でそのまま鞄を開けた際に、何とその鞄の中から男性と女性の話し声が聞こえて来たと言うのだ・・・。
当然だが、家の中に合計2台設置されているテレビも、今このブログを書いているこのパソコンも、電源は入っていなかった。
何の変哲も無い、別に高級でも何でもない普通の鞄の中から、人の話し声・・・!???
そんなのアメリカ合衆国はロズウェルにUFOが墜落しましたって位に、有り得ねぇ~!
妻は咄嗟に、その鞄の中に耳を傾けて、その話し声に暫く耳を傾けていたそうな。
すると間違い無く、鞄の中から人間の男性と女性の話し声が聞こえて来たとの事だ。
但し、その聞こえて来たと言う男女の会話の内容までは、聞き取れなかったとの事。
一体我が家に今、何が・・・!?
何が起こっていると言うのだ!?
何か得体の知れない、不可視で不可知の、正体不明の何者かが、この我が新居に住み着いていると言うのか!??
僕は自然科学に基づいた、と或る理系の職種に就いているが故か、こう言った心霊現象だの怪奇現象だのは、半信半疑だ。
だがこの現代の世の中、科学では割り切れない、説明し切れない事象も時として起こる事も、また一方で現実なのだ。
我が家の何処かに、何者かが隠れていやがるのか!?
ふざけている場合ではない。
まさか、恐怖の存在が、僕等夫婦の直ぐ傍で、僕等の見えない姿となってこうしてせせら笑っていると言うのか・・・!??
好い加減にしてくれ。
お庭に、南天を増し植えるか。
霊能者の三穂希祐月先生に拠れば、南天は「難を天に通ず」の効能が有り、手っ取り早く強力な魔除けになるのだと言う。
僕の実家には、南天を僕が沢山植えて有り、それらはモシャモシャ繁殖し過ぎる。
まぁた悪さでもしよったら、しばいたるでぇ、ホンマに!
それとも、日本最凶の怨霊と現代でも恐れられ崇められる、平将門公のお力に寄り頼み、縋るべきか!?
だがちょっと冷静になって考えれば、我々夫婦は今の所は巨大な災厄とは無縁で、こうして地味で質素ながら、平和に暮らさせて頂いているのだ。
神様に感謝ですね。
その見えない不可視で不可知の存在が、こうした可愛らしい児童であったら良いのにね。
って事で結局僕は、趣味で聴くクラシック音楽の中から、或る方に拠れば強力な破魔・魔除けの効果が有るとされる、ベートーベン先生の交響曲第五番:「運命」を、久し振りに聴いた。
ヘルベルト・フォン・カラヤン先生の指揮はいつ聴いても華麗で端正でスタイリッシュだが、僕の家に家主に無断で住み着いた見えない存在も、一緒に聴いてくれていたのだろうか?