宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

タグ:マタイ受難曲

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今から既に25年間も前に録音された、それぞれフィリップ・ヘレヴェッヘさんの2回目の録音となる、バッハ:マタイ・ヨハネ両受難曲(但し今回はヨハネ受難曲の録音を、1725年・第2稿に拠っている)。

録音当時から名盤、あるいは決定盤の呼び声が高く、巷間の評判が非常に高く良い、ヘレヴェッヘ新盤のマタイ・ヨハネ両受難曲。



僕は今回ようやくやっと購入し、聴きました。

再発売を繰り返されて、更にこうしてバッハの両受難曲のヘレヴェッヘ新盤の輸入盤が、デジパック仕様でセットで販売されるとは、何と幸運で恵まれている事か。


しかも何と僕の購入時には偶然にも、タワーレコード・オンラインにて半額セールの対象商品になっていて、これに更にポイントを使用して購入したら、最終総価格が何と驚きの1230円(送料、消費税等全て込み)ってんだから、とっても嬉しいったらありゃあしない。



【曲目】


・J.S.バッハ:ヨハネ受難曲(1725年版)

ソプラノ:シビッラ・ルーベンス、セシル・ケンペナー
アルト:アンドレアス・ショル
テノール:マーク・パドモア(エヴァンゲリスト&アリア)、マルコム・ヴェネット(下役)
バス:セバスティアン・ノアック(ピラト)、ミヒャエル・ヴォッレ(イエス)、ドミニク・ヴェルナー(ペテロ)

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ(合唱&管弦楽)


録音:2001年4月




・J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV 244

ソプラノ:シビッラ・ルーベンス、エリザベス・ヘルマン、スーザン・ハミルトン
アルト:アンドレアス・ショル
テノール:イアン・ボストリッジ(エヴァンゲリスト)、ヴェルナー・ギューラ
バリトン:フリッツ・ヴァンフル(ユダ)
バス:フリッツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ(イエス)、ディートリヒ・ヘンシェル(ピラト)

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ(合唱&管弦楽)


録音:1998年





聴いてみたら、衝撃だった。
ヘレヴェッヘさんの総ての音に対するトリートメントの、何と洗練の極みにある瑞々しさである事か。
全く以って、美の極致にある。

ある種の貴族的気品を醸し出す洗練の内に、力強く克明にキリストの悲劇を語り、描き切る指揮手腕と言ったら、この録音に対して、一体他の誰が対抗し得るだろうか。




このバッハ:マタイ受難曲 ヘレヴェッヘ新盤を聴いて、心を動かされない人間など、この地上世界に存在するのだろうか?
これは絶対に間違いなく、現在時点で録音で聴けるバッハ:マタイ受難曲では、史上最高の名演奏だろう。



また僕はバッハ:ヨハネ受難曲を、長らくリヒター盤(レコード・アカデミー賞受賞)のみで聴いて来たが、この第2稿を聴くと、まるで全く別の作品にも思えて来る。
何と耳に新鮮に響く事か。



僕が21歳の時に始まったバッハ:マタイ受難曲鑑賞の旅も、今はもう48歳にもなり、とうとうここまで至った。
僕の人生のマイルストーンである同曲鑑賞の旅は、僕がこの世を去るまで、これからもまだまだ続くのだ。





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そして僕はバッハ:ロ短調ミサ曲 ヘレヴェッヘ新盤の購入は、人生の楽しみにまだ取って置いてあるのだ。













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構成数 | 3枚

【曲目】
J.Sバッハ:マタイ受難曲 BWV.244

【演奏】
クリストフ・プレガルディエン(テノール/福音史家)
マティアス・ゲルネ(バス/イエス)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)
ドロテア・レシュマン(ソプラノ2)
ベルナルダ・フィンク(アルト1)
エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト2)
ミヒャエル・シャーデ(テノール1)
マルクス・シェーファー(テノール2/証人2)
ディートリヒ・ヘンシェル(バス1/ユダ、ペテロ、他)
オリヴァー・ヴィトマー(バス2)
アーノルト・シェーンベルク合唱団
ウィーン少年合唱団
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

【録音】
2000年5月、ウィーン



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巨匠ニコラウス・アーノンクールさんのバッハ:マタイ受難曲の、新盤である。

僕はつい先日に、ようやく入手した。

聴いてみて、心底驚いた。


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僕が普段聴き慣れている、僕が最も愛好する楽曲の一つであるバッハ:マタイ受難曲が、僕の耳にこうも新鮮に響くとは、全く想像もしていなかった。

アーノンクールさんの攻撃的なまでに前向きに、新しい解釈を試みよう試みようとの意欲と気迫は、並々ならぬものがある。

決して奇をてらう事はなく、歴史と伝統に根ざした古楽演奏でありつつも、現代の新しい解釈の息を吹き込み、かつその結実を洗練の極みに到達させる事に成功したアーノンクールさん。

これがグラミー賞(アメリカ)を受賞し、かつディアパゾン賞(フランス)を受賞し、またかつグラモフォン・ベストレコーディング100(イギリス)に選出されたとは、とても納得出来る素晴らしい音源だ。

欧米の3か国に渡って受賞するとは、中々到底出来る事ではないだろう。
そしてこの欧米3か国にて受賞した事実にこうして触れている日本人は、実はこの僕のこのブログ記事が唯一なのだ。


なのに残念な事に不思議な事に、このアーノンクール新盤のここ日本での評価は、一部では余り高くはないのだ。

しかしX(旧Twitter)にて、バッハ:マタイ受難曲のベスト盤に、このアーノンクール新盤を挙げておられる方もいらした。

このアーノンクール新盤が、間違いなく21世紀の新時代のバッハ:マタイ受難曲の一つだろう。


僕は今まではマタイ受難曲はサー・ゲオルグ・ショルティ盤を第一に考えていたが、今はこのアーノンクール新盤が、僕の中でショルティ盤と並ぶ存在となった。



今それにしても、こうも録音年から20年間以上も経っていて再発売を重ねている音源を、更にタワーレコード・オンラインにて割引・セール期間中を狙って買うと、何と信じられない位の安価で購入出来る事か。




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特にここ2年間位だろうか。


自分の心の奥底に、例えてブラックホールの様な滅茶苦茶重苦しい、正体不明の何かが常に圧し掛かっている。
胸騒ぎと言えようか。

そのせいなのかどうなのか、自分でも全く訳が分からないが、バッハのロ短調ミサ曲やマタイ受難曲などのヘヴィー級の宗教声楽曲のCDにしばしば手が伸びてしまい、仕方ないのだ。


ひょっとしてもう、我々が住まうこの今の世界と人類の終末が近いのか?


それにしても巨匠クレンペラーの気迫あふれる大規模な表現は、何と強く心に迫る事か。




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ブログネタ
【公式】あなたのストレス発散法は何ですか? に参加中!
僕はクラシック音楽、特に取り分け歌劇:オペラや宗教声楽曲の鑑賞が超大好きだ。








僕はこう言う音楽を、普段から自宅で爆大音量で聴いている。

お酒も吞めないし煙草も吸わない、お金を使って物を買う事も少ない僕にとっては、ストレス解消手段はこの位しか他に無いのだ。






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タワーレコード・オンラインにて、400円引きのオンラインクーポン券を使用したら、何とたったの1900円(税込み、送料・手数料込み)でこのCD8枚組の超お買い得セットが買えてしまった。

僕は当初はクレンペラー盤のマタイ受難曲を目当てで購入したが、一緒にセットにされているロ短調ミサ曲やメサイア、また荘厳ミサ曲の何と素晴らしい演奏である事か。


特にマタイ受難曲は、AD1963にアメリカ合衆国にてグラミー賞の受賞に輝いているのだ。
この事に触れているのは、日本ではプロ・アマ含めてあらゆる総て全員の音楽評論家の中で、何とこの僕が唯一なのだ。





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磯山雅先生はかの名著「マタイ受難曲」の中で、御自身が東京大学・文学部生の学生時代には、先ずはこのクレンペラー盤・マタイ受難曲のLP(アナログ・レコード)を購入して、何度も良く聴き込んでいたものだとしつつ、貶してマイナス評価を与えていた。
磯山先生はクレンペラー盤に対しては一定の評価を与えつつも、「余りに生きの良さや繊細さが犠牲にされ過ぎている。テンポが余りに遅過ぎる。」、との事であった。





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僕は磯山雅先生の実に的確で的を射た、常にいつも素晴らしい音楽評論を全面的に信用・信頼している故、僕も購入当初はこのクレンペラー盤・マタイ受難曲の余りの極遅テンポに対して辟易したものだが、自分でも不思議な事に、この極遅テンポの中にも各声部をしっかり演奏させて唄わせて、全体として膨大な音楽情報のディティールを示す一種独特の指揮ぶりは、まるで麻薬の様に危険な耽溺性の有る、何度も聴きたくなってしまう不思議な魔力を備えている。

僕は最近の入眠の音楽は、専らクレンペラー盤のマタイ受難曲である。





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それにしても昔は、このクレンペラーさん独特の極遅テンポに起因して、恐らくは4枚組のLP(アナログ・レコード)であったので、レコードは1枚3000円もした事を考えると、こんなにも極端な爆安価格で、しかも磯山先生が視聴して評論を寄せたであろうCDからは更にデジタル・リマスタリングが施されており、音質が60年前の録音とはとても思えぬ程に、全くノイズや雑音等が無い、信じられない程に綺麗でクリアな音質となっている。


僕からは特に、クレンペラー盤のロ短調ミサ曲と荘厳ミサ曲は皆様にも超お勧めだ。



人によってはバッハ作曲:マタイ受難曲・ロ短調ミサ曲の2大宗教声楽曲の大作作品において、このクレンペラー盤を第一に推す方もいらっしゃる。


Amazonのレビュー欄にても、このクレンペラー盤・マタイ受難曲を、皆さん口を極めて大絶賛為さってらっしゃるのだ。





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こんな全人類の共有音楽文化遺産とも言える偉大な録音が、セットでたったの新品1900円で買えてしまうとは、現代人の我々は余りに恵まれていると言う他無い。しかも音質は抜群に改良されて良好だ。




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