宇宙人ぶすおの真実の記録

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ロ短調ミサ曲

バッハ・ロ短調ミサ曲:ショルティ盤は、ライブ録音だった。2

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僕が一昨年に、タワーレコード・オンラインにて購入した、こちらの待望の「バッハ・ロ短調ミサ曲:ショルティ盤<タワーレコード限定盤>」。


インターネット上では、こちらは「ライブ録音である」とするものと「セッション録音(つまりライブ録音ではない)」とするものと、両方が現在存在している。


実は僕は好む音楽ジャンルは異なるが、kinta様と同様、ライブ録音の音源の購入を基本的には嫌う。


実はこのショルティ盤・ロ短調ミサ曲を自家用車のサウンドコンテナ(ハードディスク)に落とし込んで超爆大音量で聴いていた所(しかも車の窓は全開で)、トラック3「第二キリエ」の荘重な開始冒頭7秒辺りで、左スピーカーから咳払いの音が聞こえてしまったのだ。


僕は結構、ショックで落胆した。

そこで僕は改めてこの商品の表記を探しても、「ライブ録音」の表記はジャケット表・裏にも解説書のどこにも、全く書かれていないのだ。




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そこでインターネット上で各々のブログ記事のコメント欄にて、各々の管理人様に問い合わせてみた所、とある素晴らしい音楽評論をなさるブログにて、わざわざ御丁寧にも貴重な情報源を案内された。

それが以下である。


https://en.wikipedia.org/wiki/Georg_Solti_discography


これを見れば確かに、ショルティが録音したバッハ・ロ短調ミサ曲は米国グラミー賞を受賞し、しかもライブ録音されたとある。


そこで僕は思い余って、思い切ってタワーレコード・オンラインさんに直接に問い合わせフォームから、この疑問を問い合わせてみた。

すると、以下の回答を得た。



TOWER RECORDS ONLINEをご利用いただき誠にありがとうございます。

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「J.S.バッハ: ミサ曲ロ短調<タワーレコード限定>」
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回答にお時間いただき申し訳ございません。
お問い合わせいただきました商品につきましては、担当部署で確認をいたしましたところこちらは「ライヴ録音」とのことでございます。

原因は不明ですが、商品の案内に「ライヴ録音」の表示が抜けていた可能性があるとのことでご心配おかけいたしまして誠に申し訳ございません。

今後このようなことがないよう精進して参りますので何とぞよろしくお願いいたします。。

TOWER RECORDS ONLINE カスタマーサービス
担当:山口


だが本盤は、先述のたった一か所でわずかに咳払いの音が混入している以外は、とても音質が良好で肝心の内容も、世界3大オーケストラにも数えられる名手揃いのシカゴ交響楽団と併設のシカゴ合唱団と独唱陣の皆様は全員、本当に非常にとても素晴らしい演奏である事は確かだ。


ライブ録音ではないセッション録音の音源でも、最強奏部で時折耳障りな音割れが発生する事は、クラシック音楽ファンの我々なら誰しもが必ず経験している事だ。
これもセッション録音とは言え、不可避の音響事象なのだろう。


こうして、そのCD・ディスクがライブ録音であるかどうかがきちんと正確に表記されるかと言えば、どうやらそうでもないらしい事に、僕は最近になってようやく気が付いた。




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例えばこちら。

僕が今から26年も前の大学生の時分に買った、ベートーベン・交響曲第6番・田園:アバド指揮ウイーン・フィル盤。

音楽之友社発行の書籍では、こちらは「ライブ録音」であるとしていたのに、こうしていざ購入した商品では、やはりジャケット表・裏にも解説書のどこにも、「ライブ録音」の表記はないのだ。

これを僕はCDをレジに持って行く間に気が付き、店主の親父さんに訊いてみたところ、「そんなの気にする必要はないんですよぉ~!(苦笑)録音年月日と演奏者・指揮者の名前が合っていれば、それで良いんですよぉ~!(苦笑)」と、かえってウザがられてしまった。
このクラシック音楽専門のお店の店主は普段はとても良い人だったが、僕は正直この時は余り良い気分はしなかった。

これも
演奏自体は素晴らしいのだが、実際に購入したCDを再生してみれば、やはりちょっとマイクの距離が演奏者達とは遠い事が、当時から僕は少し気になっていた。


ところがそこで最近になってこれが再発売されて、その再発売盤の田園交響曲:アバド指揮ウイーン・フィルのものの案内には、「ライブ録音」である旨がきちんと表記されているのだ。
良く調べて見れば、僕が購入した古い昔の盤の方の案内にも、「ライブ録音」である旨がきちんと表記されている。





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それから、こちら。

エルガー・エニグマ変奏曲:ショルティ指揮ウイーン・フィル盤<タワーレコード限定盤>

日本のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤だ。
実際に演奏は本当に素晴らしく引き締まっている。

ちなみにこれは現在、タワーレコード・オンラインにても売り切れの様だ。


これもライブ録音である案内や表記はジャケット表・裏にも解説書のどこにも全くないし、実際に鑑賞してみてもライブ録音の感じは全く全然しない。

しかし先述にコピペして貼り付けた、英語表記のWikipediaのサー・ゲオルグ・ショルティのディスコグラフィ一覧を見れば、これもまたバッハ・ロ短調ミサ曲と同様に、「ライブ録音」である旨が記載されている。





ライブ録音であるかどうか、そうした細かい点を気にする僕がおかしいのか?





爆大音量でクラシック音楽を聴いて、ストレス解消だ!!5

僕はクラシック音楽、特に取り分け歌劇:オペラや宗教声楽曲の鑑賞が超大好きだ。








僕はこう言う音楽を、普段から自宅で爆大音量で聴いている。

お酒も吞めないし煙草も吸わない、お金を使って物を買う事も少ない僕にとっては、ストレス解消手段はこの位しか他に無いのだ。






マタイ受難曲 クレンペラー盤の神髄5

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タワーレコード・オンラインにて、400円引きのオンラインクーポン券を使用したら、何とたったの1900円(税込み、送料・手数料込み)でこのCD8枚組の超お買い得セットが買えてしまった。

僕は当初はクレンペラー盤のマタイ受難曲を目当てで購入したが、一緒にセットにされているロ短調ミサ曲やメサイア、また荘厳ミサ曲の何と素晴らしい演奏である事か。


特にマタイ受難曲は、AD1963にアメリカ合衆国にてグラミー賞の受賞に輝いているのだ。
この事に触れているのは、日本ではプロ・アマ含めてあらゆる総て全員の音楽評論家の中で、何とこの僕が唯一なのだ。





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磯山雅先生はかの名著「マタイ受難曲」の中で、御自身が東京大学・文学部生の学生時代には、先ずはこのクレンペラー盤・マタイ受難曲のLP(アナログ・レコード)を購入して、何度も良く聴き込んでいたものだとしつつ、貶してマイナス評価を与えていた。
磯山先生はクレンペラー盤に対しては一定の評価を与えつつも、「余りに生きの良さや繊細さが犠牲にされ過ぎている。テンポが余りに遅過ぎる。」、との事であった。





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僕は磯山雅先生の実に的確で的を射た、常にいつも素晴らしい音楽評論を全面的に信用・信頼している故、僕も購入当初はこのクレンペラー盤・マタイ受難曲の余りの極遅テンポに対して辟易したものだが、自分でも不思議な事に、この極遅テンポの中にも各声部をしっかり演奏させて唄わせて、全体として膨大な音楽情報のディティールを示す一種独特の指揮ぶりは、まるで麻薬の様に危険な耽溺性の有る、何度も聴きたくなってしまう不思議な魔力を備えている。

僕は最近の入眠の音楽は、専らクレンペラー盤のマタイ受難曲である。





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それにしても昔は、このクレンペラーさん独特の極遅テンポに起因して、恐らくは4枚組のLP(アナログ・レコード)であったので、レコードは1枚3000円もした事を考えると、こんなにも極端な爆安価格で、しかも磯山先生が視聴して評論を寄せたであろうCDからは更にデジタル・リマスタリングが施されており、音質が60年前の録音とはとても思えぬ程に、全くノイズや雑音等が無い、信じられない程に綺麗でクリアな音質となっている。


僕からは特に、クレンペラー盤のロ短調ミサ曲と荘厳ミサ曲は皆様にも超お勧めだ。



人によってはバッハ作曲:マタイ受難曲・ロ短調ミサ曲の2大宗教声楽曲の大作作品において、このクレンペラー盤を第一に推す方もいらっしゃる。


Amazonのレビュー欄にても、このクレンペラー盤・マタイ受難曲を、皆さん口を極めて大絶賛為さってらっしゃるのだ。





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こんな全人類の共有音楽文化遺産とも言える偉大な録音が、セットでたったの新品1900円で買えてしまうとは、現代人の我々は余りに恵まれていると言う他無い。しかも音質は抜群に改良されて良好だ。




音楽の父:バッハ作曲のロ短調ミサ曲5

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僕は21歳になってようやくやっとこさ大学生になり、大学入学と同時に音楽の父:バッハの宗教声楽曲の大作作品の鑑賞に挑戦してみようと思い、先ずはこのレオンハルト盤のロ短調ミサ曲(レコード・アカデミー賞受賞)を大学の生協で注文したのだ。

その生協の直ぐ隣に在る附属図書館の複数の著作にて、このレオンハルト盤のロ短調ミサ曲が大いに推薦されていたのに接して、購入を思い立った。

聴いた当初、当然ながら素晴らしい楽曲だとは思ったが、レオンハルトの薄く軽い響きの中に、まるでそれは仏様の様な静かで清らかな清水の様な心境で演奏した、一種の悟りの境地であるかの様な佇まいに、未だ若い頃の僕は余り理解は出来ないでいた。


それが46歳にもなった今は、このレオンハルト盤:ロ短調ミサ曲の良さが、とても心に染み入る。




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レオンハルト盤は再発売されていたが、それと同時に新発売されていたのが、このヘンゲルブロック盤:ロ短調ミサ曲だった。
それを後の人生でこうして入手し、その格別の素晴らしさにまた感嘆するばかりである。




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僕の母校の徳島大学:附属図書館の資料庫には、このリヒター盤のロ短調ミサ曲が蔵されていた。
僕はそれを何度も借りて何度も聴いた。

今、これを書きながら、リヒター盤のロ短調ミサ曲を、実に久し振りに聴いている。



僕はマタイ受難曲よりも先に、ロ短調ミサ曲の素晴らしさに目覚めたが、初めてロ短調ミサ曲に出逢った21歳の頃以降も以前も、あらゆる音楽作品に接して聴いて鑑賞して来たが、このバッハ作曲:ロ短調ミサ曲を超越する音楽作品を、僕は全く知らない。


僕に言わせれば音楽の父の最後の作品でもあるロ短調ミサ曲は、西洋音楽(クラシック音楽)のみならず、あらゆる総ての音楽作品の最高傑作であると確信して全く疑わないものなのだ。



そして46歳にもなった現在の僕は、ロ短調ミサ曲に関してはレオンハルト盤の他、リヒター盤、ヘンゲルブロック盤、ショルティ盤、チェリビダッケ盤、クレンペラー盤を所有するに至った。




これからはジュリーニ盤、ヘレヴェッヘ盤(2回目の録音)、鈴木盤を購入しようと計画中である。








音楽の父・バッハ:ロ短調ミサ曲のショルティ盤を、僕は強く推します!!!5






僕が知る、人類が生み出したあらゆる総ての音楽作品の中の最高傑作であると確信する、この作品。

実に誠に偉大なる音楽の父であるヨハン・セバスチャン・バッハが、自身の音楽芸術の集大成として人生の最後に手掛けた作品、ロ短調ミサ曲。


これのサー・ゲオルグ・ショルティ盤を、皆様に是非お勧めしたい。



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今ではタワーレコード・オンラインにて、タワーレコード復刻版が廉価で入手出来ますよ。




構成数 | 2枚

【曲目】
ヨハン・セバスティアン・バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
【演奏】
サー・ゲオルグ・ショルティ
シカゴ交響楽団
シカゴ交響合唱団(合唱指揮:マーガレット・ヒリス)
フェリシティ・ロット(第1ソプラノ)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(第2ソプラノ/アルト)
ハンス・ペーター・ブロッホヴィッツ(テノール)
ウィリアム・シメル(バリトン)
グウィン・ハウエル(バス)
【録音】
1990年1月 シカゴ、オーケストラ・ホール
Digital
歌詞対訳付き



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指揮者のサー・ゲオルグ・ショルティ閣下は、あの帝王ヘルベルト・フォン・カラヤンと同年代ではあるが、同じロ短調ミサ曲を聴き比べて見ても、ショルティが如何にバッハ芸術の再現に適した音楽感性の持ち主であるのかが、如実に実感出来る。

そしてロ短調ミサ曲:ショルティ盤は、AD1992のアメリカ合衆国にてグラミー賞を受賞しているのだ。

ロ短調ミサ曲には音楽の総てが溢れんばかり豊かに詰まっている。

バッハの大作の宗教声楽曲作品の2作品(マタイ受難曲、ロ短調ミサ曲)を、最晩年になってから初めて録音した、サー・ゲオルグ・ショルティ閣下。


僕が無人島にCDを1組だけ持って行く事を許されるとしたならば、迷わずこれ1択だ。

そしてこれは僕の遺言だが、僕の葬式では是非このロ短調ミサ曲:ショルティ盤をBGMに流して欲しい。



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ショルティ盤のマタイ受難曲も、併せて是非お勧めだ。
日本のバッハ研究の第一人者であった磯山雅先生も、ショルティ盤のマタイ受難曲・ロ短調ミサ曲を共に、手放しで大絶賛されてらっしゃる。

こちらのマタイ受難曲:ショルティ盤の方は、AD1989の米国グラミー賞にノミネイトされている。



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