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そう改めて問われて、ふとこれまでに自分が人から贈って頂いた贈り物やプレゼントを、これまでの僕自身の人生をざっと振り返る感覚で、取り敢えず今思い出してみる。




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誰しもが皆そうだろうが、小さい子供の頃から成人して大人になってから人から頂いた贈り物やプレゼントは、各時代・各年代でそれぞれに嬉しい感覚を常に伴うのだろう。

だが時には贈られた際に、自身としては期待を裏切られたと感じて、内心哀しさや寂しさ、また失望やしょんぼり落胆を感じたと言う方の体験も、少なからず有ろうかと僕は思う。僕自身もそうだ。




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だが46歳の今になって、僕は思う。
そもそも人から何か物を、いや物に限らずだが、何かを頂いたと言う事自体が、人生の貴重な喜びなのだろう。
そこにはその贈り物・プレゼント自体の値段や価格は、そう余り関係は無いのではないか・・・?

人から頂く物の、本当の価値って何なんだろうか??
改めてそう自問すると、人生の本当の幸福や幸せって何なんだろうかと言う、人類普遍の問いにも通じるものが有る。


僕は最近それが契機となってとても大の仲良しになった、御近所のSさん(80歳男性)から頂き続けていた、彼が個人的に御自身の畑で栽培していたお野菜やら、それ等を更に御家族で丁寧に加工して作り上げた、僕の家族のみならず僕の親類達にも配る程の大量の干芋やら、Sさん御家族が近くの河で釣って、更に捌いて美味しく焼き上げて味付けした大量の天然鰻の蒲焼など、それ等の彼からの贈り物・プレゼントの数々は、僕や僕の家族親類にとっては、貴重な宝石や貴金属にも等しい物の数々だ。


そう考えて振り返ると、そもそも人が人や他人に供与する贈り物やプレゼントと言うものは、余程の悪意の裏打ちが無い限りは、基本的に人を幸せに幸福にする事が出来る物と言えるのかも知れない。


月並みな結論だが、大事なのは要は気持ちと言う事なのか。