宇宙人ぶすおの真実の記録

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全人類の共有音楽文化遺産

マタイ受難曲 クレンペラー盤の神髄5

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タワーレコード・オンラインにて、400円引きのオンラインクーポン券を使用したら、何とたったの1900円(税込み、送料・手数料込み)でこのCD8枚組の超お買い得セットが買えてしまった。

僕は当初はクレンペラー盤のマタイ受難曲を目当てで購入したが、一緒にセットにされているロ短調ミサ曲やメサイア、また荘厳ミサ曲の何と素晴らしい演奏である事か。


特にマタイ受難曲は、AD1963にアメリカ合衆国にてグラミー賞の受賞に輝いているのだ。
この事に触れているのは、日本ではプロ・アマ含めてあらゆる総て全員の音楽評論家の中で、何とこの僕が唯一なのだ。





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磯山雅先生はかの名著「マタイ受難曲」の中で、御自身が東京大学・文学部生の学生時代には、先ずはこのクレンペラー盤・マタイ受難曲のLP(アナログ・レコード)を購入して、何度も良く聴き込んでいたものだとしつつ、貶してマイナス評価を与えていた。
磯山先生はクレンペラー盤に対しては一定の評価を与えつつも、「余りに生きの良さや繊細さが犠牲にされ過ぎている。テンポが余りに遅過ぎる。」、との事であった。





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僕は磯山雅先生の実に的確で的を射た、常にいつも素晴らしい音楽評論を全面的に信用・信頼している故、僕も購入当初はこのクレンペラー盤・マタイ受難曲の余りの極遅テンポに対して辟易したものだが、自分でも不思議な事に、この極遅テンポの中にも各声部をしっかり演奏させて唄わせて、全体として膨大な音楽情報のディティールを示す一種独特の指揮ぶりは、まるで麻薬の様に危険な耽溺性の有る、何度も聴きたくなってしまう不思議な魔力を備えている。

僕は最近の入眠の音楽は、専らクレンペラー盤のマタイ受難曲である。





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それにしても昔は、このクレンペラーさん独特の極遅テンポに起因して、恐らくは4枚組のLP(アナログ・レコード)であったので、レコードは1枚3000円もした事を考えると、こんなにも極端な爆安価格で、しかも磯山先生が視聴して評論を寄せたであろうCDからは更にデジタル・リマスタリングが施されており、音質が60年前の録音とはとても思えぬ程に、全くノイズや雑音等が無い、信じられない程に綺麗でクリアな音質となっている。


僕からは特に、クレンペラー盤のロ短調ミサ曲と荘厳ミサ曲は皆様にも超お勧めだ。



人によってはバッハ作曲:マタイ受難曲・ロ短調ミサ曲の2大宗教声楽曲の大作作品において、このクレンペラー盤を第一に推す方もいらっしゃる。


Amazonのレビュー欄にても、このクレンペラー盤・マタイ受難曲を、皆さん口を極めて大絶賛為さってらっしゃるのだ。





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こんな全人類の共有音楽文化遺産とも言える偉大な録音が、セットでたったの新品1900円で買えてしまうとは、現代人の我々は余りに恵まれていると言う他無い。しかも音質は抜群に改良されて良好だ。




【CD38-39】《シュッツ:シンフォニア・サクレ 第2集、その他》、を聴いた。4

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【CD38-39】シュッツ:

1) シンフォニア・サクレ 第2集 Op.10 全曲 SWV.341~367,
2) 父アブラハムよ、私を憐れんでください SWV.477

ローランド・ウィルソン(指揮)、ラ・シャペル・デュカーレ、ムジカ・フィアタ・ケルン[録音]1995年




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本blogで僕から何度も言う様だが、こうした宗教声楽曲と言うのはやはりクラシック音楽の中にあっても、究極の分野・ジャンルであり、従って宗教声楽曲の良さや素晴らしさを理解出来る様になるには、やはり人生のあらゆる艱難辛苦や歓喜、悦楽、愉悦等を経験し、豊富な人生経験を経る必要が有るのだと、僕は45歳になって増々しみじみと実感する。




今の僕は人生の折り返し地点を過ぎた所で、20年以上も前から手元に所有する、あらゆる種類の宗教声楽曲のCD群を、耳で何度も聴いてはいたが、それ等を本当に深く理解は全く出来ていない事に、今更ながらに気が付かされる思いがしている。




Schutz
Claudio_Monteverdi
Bach














人類の歴史上、偉大な作曲家達はほぼ例外無く、宗教声楽曲の作編曲を、自身の作曲家としてのキャリアの最上の位置に置いた。

そんな彼等が遺した誠に素晴らしい全人類の共有文化遺産を、自宅でこうして寛ぎながら、しかも安価に鑑賞出来るとは、誠に神様の豊かな恵みと言う他無い。




そして本アルバムを丁度鑑賞中に、本日無事に退院して来たお義母さんが、半分眠り込みながら本アルバムの清澄な調べを耳にしている。















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