宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

タグ:古典主義音楽

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 【CD46】シューベルト:八重奏曲ヘ長調 D.803

 モッツァフィアート&ラルキブデッリ[録音]1995年




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それにしてもこうして改めてシューベルトと言う作曲家の作品を、静かにじっくり聴いてみれば、彼が如何に稀有な存在の才能豊かな作曲家であるかと言う事が、如実に実感出来る。


楽聖ベートーベン先生の様に、積極的に人間の感情を前面に表出すると言うよりも、時代的にはやや半歩後退して、モーツァルトに近い古典主義の時代にやや回帰している様にも、僕には感じられる。


穏和で品格の良い音楽は、聴き手のこちらの心や精神をもそうさせる。



僕は今まではシューベルトはグレイト交響曲位しか好きな楽曲は他に無く、ほぼノーマークの作曲家だったが、これ以降は僕もシューベルトファンに加入してしまったのである。











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 【CD19-21】《ハイドン:ミサ曲集》ハイドン:

1) ミサ曲第10番変ロ長調 Hob.XXII-10「オフィダの聖ベルナルドの讃美のミサ」,
2) ネプチューンの祈りHob.XXIVa: 9(断章),
3) モテット「Insanae et vanae curae」 Hob.XXI:1 No.13c,
4) 敬うべき秘跡のモテット Hob.XXIIIc:5 a-d,
5) テ・デウム ハ長調Hob.XXIIIc-2,
6) ミサ曲第12番変ロ長調 Hob.XXII-12「テレジア・ミサ」,
7) ミサ曲第11番ニ短調 Hob.XXII-11「ネルソン・ミサ」,
8) ミサ曲第9番ハ長調Hob.XXII-9「戦時のミサ(太鼓ミサ)」,
9) サルヴェ・レジナ ト短調 Hob.XXIIIb-2,
10) モテット「天より来たりし祝福された恋人たちよ」 HobXXIIIa:G9

アン・モノイオス(ソプラノ), イェルク・ヘリング(テノール), ハリー・ファン・デル・カンプ(バス), 他, テルツ少年合唱団, ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ, ブルーノ・ヴァイル(指揮)[録音]1994-1998年




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僕はそもそもヨーゼフ・ハイドンの作品は、予てから余りと言うか全く注目しておらず、従って一部の有名交響曲しか知らなんだ。

だがこうして見ると、彼の宗教声楽曲の作品は、あのオラトリオ:天地創造や四季を除いても、ミサ曲等だけでCDにして3枚にも及ぶ。




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ざっと検索してみても、ハイドンのミサ曲を収録したCDは、既にこんなにも発売されていた。


そして僕は今回生まれて初めて、ハイドンのミサ曲の数々を聴き通した訳だが、やはり僕の耳は神童W.A.Mozartの大ミサ曲ハ短調や戴冠式ミサ曲、また何と言っても音楽の父J.S.Bachのロ短調ミサ曲や楽聖L.V.Beethovenの(ハイドンはベートーベンを、田舎者だと見下し馬鹿にした)荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)に慣れ切ってしまっているせいか、それ等の同ジャンルの作品群には、楽曲の完成度は全く及ばない事は明白だった。


だが演奏者は誰もが一流で、ハイドンと言う作曲家の僕の知らない側面を教えてくれたと言う点で、今回は大変に良い3枚組のCDを聴けたと思う。


決して悪い作品ではないが、やはり同じ古典主義時代の作曲家である神童モーツァルトには、才能の程は全く以て及ばない。



それにしても西洋音楽の偉大な巨匠達は、宗教声楽曲の作曲や再現つまりは演奏を、自身のキャリアの最上の位置に置く事は、CDを聴いているだけでも如実に実感する。



だがやはり僕は、偉大なる音楽の父:Johan Sebastian Bachが最晩年の最後に作編曲したロ短調ミサ曲が、クラシック音楽のみならず、あらゆる総ての音楽作品の最高傑作であると言う見解は、今回のヨーゼフ・ハイドンのミサ曲集を聴き通した後も、全く揺らぐ事は無かった。










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【CD18】《グルック:バレエ・パントマイム》グルック:

1) バレエ・パントマイム「ドン・ジュアン」,
2) バレエ・パントマイム「セミラーミス」

ブルーノ・ヴァイル(指揮) ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ[録音]1992年




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Twitterにて、れいにゃ様がいつも毎度ながら、浅学の僕に対してわざわざ御丁寧に色々様々な音楽知識を御教示下さり、またしても今回、グルックと言う作曲家に付いての知識をお教え頂いた。


僕はグルックと言う作曲家の名前は勿論知ってはいたが、正直余り興味の対象ではなかった。

だがこうして上記写真の様に、ちゃんと現在のここ極東アジア最東端の日本国でも、こうしてコンサートは開催されているのだ。






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そう言えば、映画「アマデウス」の中で、神童モーツァルトがいつもの様にパーティーでふざけてはしゃいで笑い転げている場面で、作曲家グルックを「嫌いだ」の一言でばっさり明言した場面が有った。




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確かに今回のこのアルバムのグルックの管弦楽曲や、また前回のグルックの歌劇の代表作品を全編鑑賞してみても、古典主義の同時代とは言え、やはり神童モーツァルトの霊感や完成度には全く以て及ばない事は、一目瞭然ならぬ一聴瞭然であった。




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だがグルックと言う作曲家の、この様な軽く甘い口当たりの曲は、彼の存命中は人々に広く受けて受容されていたのだろう。




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今回のこの音楽アルバムも、かつて新譜で買えば2800円(消費税込み)もしやがんの。

だが今回もこうしてペラッペラの薄っぺらい紙ケースであるとは言え、CD1枚70円以下で買えているのだから、もう最早お試し価格以下なのである。


はい、次行ってみよう!

次からはいよいよ、ハイドンだ。











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今日は家族で初詣に行って来たが、またしてもタイミング的に丁度今がドンピシャ。

っと言うのも、クラシック音楽の本場の欧州:ヨーロッパでは、年始にこのハイドン作曲:オラトリオ 天地創造を聴くのが、習わしらしい。



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【Disc12&13】
ハイドン: オラトリオ『天地創造』(全曲)
~トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)、ジモーネ・ケルメス(Sp)、ドロテー・ミールズ(Sp)、ロッキー・チャン(Br)、スティーヴ・デイヴィスリム(T)、ヨハネス・マンノフ(Bs)、バルタザール・ノイマン・アンサンブル&合唱団




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中々に爽やかなルックスのオーケストラ指揮者:トーマス・ヘンゲルブロックさん。

僕はこの楽曲の存在は以前から知っては居たが、実際に聴くのは今回が人生で初めてだった。



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以前の記事でも触れた、彼のJohan Sebastian Bach:ロ短調ミサ曲は、決定盤とも言える程に最高に絶品だった。



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インターネット上でも予てから、このヘンゲルブロック盤の天地創造の評判は、すこぶる良い。



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「ヘンゲルブロック盤は厳しい演奏である」と、Twitterで僕に直接に語り掛けて下さった方がいらしたが、僕は元々バッハ等の演奏においても、カール・リヒターを筆頭とするドイツ的で峻厳強固な厳しい演奏を非常に好む。




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だが実際にオラトリオ 天地創造を3度程繰り返し鑑賞してみて、正直余り楽曲そのものには、感銘は特には僕は受けなかった。


それでもヘンゲルブロックさんの指揮や演奏が優れている事は、この2枚組のCDを聴いて居るととても良く分かる。

だが声楽曲作品、いやあらゆる総ての全音楽作品の中で絶対に最高傑作であると僕が確信するバッハのロ短調ミサ曲やマタイ受難曲、またモーツァルトの歌劇:フィガロの結婚や歌劇:ドン・ジョバンニ、ワーグナーの舞台神聖祭典劇:パルジファル等の作品に比較すると、このハイドン作曲:オラトリオ 天地創造は、その音楽的完成度はかなり浅く薄い。と僕は思う。



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ハイドンは、イギリスは首都ロンドンにて、かのヘンデル作曲:オラトリオ メサイアを鑑賞し、これに非常にとても触発されてウィーンに戻り、この天地創造を作曲し書き上げたと言う。

古典主義作曲家のハイドンの作品を代表するのが、このオラトリオ 天地創造であるとの評価にも僕は以前から触れては居たが・・・。



決して悪い作品ではないのだが、僕の心と魂を鷲掴みにする所までは、全く到達しなかった。


さぁ、次はやっとこさ、モーツァルトだ。










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