宇宙人ぶすおの真実の記録

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タグ:古楽

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【CD1】《典礼聖歌で綴る「聖母マリアの生涯」》

1) イムヌス「めでたし、海の星」,
2) 聖母マリアの無原罪のやどりの祝日(12月8日),
3) 聖母マリアの誕生の祝日(9月8日),
4) 聖母マリアのお告げの祝日(3月25日),
5) 聖母マリアの訪問の祝日(7月2日),
6) 主の降誕の祝日(12月25日),
7) 聖母マリアの潔めの祝日(2月2日),
8) 聖母マリアの七つの苦しみの祝日(受難週の金曜日と9月15日),
9) 聖母マリアの被昇天の祝日(8月15日),
10) マニフィカトのためのアンティフォナ「聖なるマリアよ」,
11) マリアのためのアンティフォナ「めでたし女王」

コンラート・ルーラント(指揮) ニーダーアルタイヒ・スコラーレン[録音]1989年




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昨日購入した、CD60枚にも及ぶboxセットの、第1発目だ。

って何だよこのCDは、新発売当時で2800円(消費税込み)もするのかよ!



どうやら全曲、聖母マリア様に関する教会音楽の様だが、いざ聴いてみると・・・。

うぅ~ん。単旋律で淡々と進行する楽曲は、正直、音楽の父:Johan Sebastian Bachの複雑精緻な楽曲を愛好する僕としては、正直な所、やはりやや物足りないかなと。


でも当時は、キリスト教:ローマ・カトリック教会が欧州世界の支配者であり、これが世界最先端の音楽だったのだろう。


そう思えば、少し感慨深い感じもする。


でも何だか、キリスト教版のお経を聞いている感じだな。



もう既に入眠しかけていた夜間にこのCDを流していたら、妻の耳にも入っていたらしく、「前に買った教会音楽(ビザンツ東方教会)のCDに、感じが似てたよね。」との事。


夜に就寝して眠るのには、丁度良い音楽だろう。

不眠に悩む方々は、是非一度お試しあれ。




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本日は祝賀御列の儀でありました。



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ウチも家族で、テレビの前で釘付けだったっち。



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素晴らしい時代の節目ですね。




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そこでやっと2組目の曲目、CD30枚中の3枚目へと進んだ。



【Disc3】
フックス: 『死者のためのミサ曲~皇帝レクィエム K.51-53』『4声のためのソナタ K.347』『3声のためのソナタ K.370』『モテット: リベラ・メ(我を解き放ちたまえ) K.54』『ミゼレーレ』
~ローランド・ウィルソン(指揮)、ラ・カペラ・ドゥカーレ、ムジカ・フィアータ




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ヨハン・ヨーゼフ・フックスと言うバロック時代のオーストリアの作曲家の作品、「皇帝レクイエム」だと。



僕は20年程前までの大学生時代は、下宿のアパートの部屋のステレオが自動でスイッチオンになり毎朝聴いて居た、朝06:00~のNHK-FM「朝のバロック」にて、この作曲家の名前位は聞いた事が有る。


Wikipediaに拠れば、このフックスが著した作曲(対位法)の教程書を、音楽の父バッハや楽聖ベートーヴェン先生も蔵書に所有し、学んだと言う。



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だがこうして彼の作品を商品のCDとして購入したのは、僕は今回が初めてだ。


僕には良くは分からない知らない作曲家なのだが、大変に美しく清らかな楽曲と演奏だ。




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何でも時の神聖ローマ帝国皇帝陛下の奥様、つまり皇后陛下の葬儀の為の音楽、らしい。



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するとただの平庶民に過ぎぬこの僕が、自身の葬儀・葬式でこの楽曲をBGMに使用せよと指定する事は、甚だおこがましいと言う事になるのか?


だがこのCDを聴いて居れば、僕が大学の一般教養課程で学んだ通り、西洋音楽は最初はキリスト教会の宗教音楽として発展・発達して来て現在に至ると言う事が、如実に実感出来る。


そして古楽:Ancient musicに属するこのCDも、文字通りえらく古い音楽のはずなのに、少なくとも僕の耳にはいささかも古さを感じさせず、いやむしろ新鮮なものに響くから本当に不思議なものだ。



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それはこのヨハン・ヨーゼフ・フックスよりも更に更にド古い、最早古代の作曲家であるギョーム・ド・マショー作曲のノートルダムミサ曲にも言える事だ。



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文字通りの古楽:Ancient musicにカテゴライズされる音楽が、古さよりもむしろ新しさを感じさせるとは、一見逆説的にも思えて僕にはとても面白く感じられるのだ。














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