宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

タグ:古楽の楽しみ

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【CD51】《ニコシアの宮廷音楽》

1) 永遠に聖なるかな 聖なるかな、生来の(4声イソリズム・モテトゥス),
2) 私の心がとても甘美にため息をつくのを私は感じる(3声バラード),
3) 私はすっかり愛に満たされている(3声ヴィルレ),
4) 私は愛の糧を受ける(3声ヴィルレ、器楽),
5) グローリア(4声イソリズム・ミサ楽章),
6) 確かにそれは 私たちは力を込めて愛し(4声イソリズム・モテトゥス),
7) 私はある貴婦人に喜びを見出す(3声バラード),
8) クレド(4声イソリズム・ミサ楽章),
9) 心地よき音楽が響かんことを(3声イソリズム・モテトゥス、器楽),
10) 愛はこんなにも甘美に私を苦しませるのだから 本当の恋人なら(4声2重バラード)

パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル[録音]1993年





うん、今この音楽アルバムを自宅ステレオで再生しながら、本ブログ記事を書いているが、何とNHK-FMの朝06:00~放送される「古楽の楽しみ」の雰囲気そのまんま!

朝の清澄で寂静な雰囲気の中に差し込む透き通って眩い輝きに満ち溢れた日の光の中で、僕は大学生時代、自宅ステレオが自動で毎朝06:00にスイッチが入り、NHK-FM放送が流れると、こんな音楽がしょっちゅう流れたものだ。

それがまた一種独特の経験で、6畳一間のボロアパートの自室に、清らかな雰囲気を創出してくれたものだ。



ほんで今回の音楽アルバムのCDも、新譜で買えば2800円(消費税込み)もしやがるぜぃ。
それをたったの70円以下(消費税込み)で入手したんだよん。




こうして本音楽アルバムのCDを聴いていると、つくづく西洋音楽と言うものは、キリスト教文化・芸術として発展・発達して来たのだと、今更ながらに再確認する。




じゃあそもそも「ニコシア」って何?何処?

調べれば、キプロス共和国の首都、らしいよ。
僕は勿論、キプロス島なんてそもそも行った事が無いから、知らないし分からない。





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ニコシアって、こんな場所らしいです。

そしてここの昔の宮廷音楽と来たもんだ。




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こんなトンチキな狂人中年男性の自宅で、宮廷音楽を再生して聴くだなんて、我ながらその構図自体が既にトチ狂っている。




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僕が常に魂の拠り所としているモーツァルトその方は、確かに皇室宮廷作曲家だった。



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かつての欧州の宮廷で演奏された楽曲のCDが、くどいが1枚たったの70円以下(消費税込み)。




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そしてこの僕は、皇室関係者でも何でもない。

これがせめて東京大学法学部とかを卒業した、日本国文部科学省・宮内庁のエリートキャリア官僚とかってんなら、まだ話のバランスは取れるってもんだろう。



実にトンチキリオな発狂中年男性の僕が、CDとステレオ音響装置でとは言え、こんな宮廷音楽を聴きながら心が洗われる思いに耽溺していると言う、実にアンバランスでトチ狂って、間抜けアホなる勘違い履き違えの豚馬鹿古典音楽愛好家である現実に対して、自分でも笑えて来てしまうのだ。






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今回はジャケット写真が検索出来なかったので、boxセットの写真を適当に載せる。



【CD10】《ラス・ウエルガスの写本(13世紀スペインの音楽)》

1) 輝かしき血統より生まれし,
2) 誰しも皆、十字架にかからむ,
3) おお、マリア、海の星,
4) 臨終の血より,
5) あまねく知られたるベリアル,
6) サンクトゥス,
7) アニュス・デイ,
8) ベネディカム・ドミノ,
9) 南風は穏やかに吹く,
10) いざ、信徒らの御母よ,
11) 誰がわが頭に,
12) けがれなきカトリック教徒よ,
13) 哀れなる人よ

パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) ウエルガス・アンサンブル[録音]1992年






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今から700年程も前のスペインの音楽と言う事なのか。

それにしてもそんな大昔から、いや大昔だからこそか、作曲テーマがキリスト教関連ばかりだ。



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これはこのboxセットの箱の底面の写真。

本アルバムは特に時代は古い音楽だが、かえって僕の耳には新鮮に響くのが面白い。



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これから年末年始のお休みに入るから、ゆっくり気に入ったアルバムは繰り返し聴こうと思う。



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それにしてもこうして古楽のアルバムを連続でどっぷり聴きまくっていると、どれもこれもキリスト教関連のものばかりで、西洋音楽と言うのはそもそも(キリスト)教会音楽として発達・発展して来たものである事を、改めて如実に実感し、体感出来る。



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僕も聖書は常に傍らに有るが、このboxセットを購入した事により、宗教声楽曲が大好きな僕が未だ未知の、古代の宗教声楽曲に触れる事がこうして出来ている。しかも極端なまでの安価でだ。


これも間違い無く紛れも無く、神様から僕に賜られた豊かな御恵み。




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いつも普段読み慣れている聖書が、いつも普段聴き慣れているBachの教会カンタータや受難曲・ミサ曲とはまた更に時代を遡った古い教会音楽により、新しい光を当てられて僕の心に再び染み入るのである。










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 【CD9】《バスのためのカンタータ集》

1) ローゼンミュラー:預言者エレミアの哀歌 聖木曜日用(第1朗読、第1章1~5節),
2) ヨハン・クリストフ・バッハ:おお神よ、汝はいかにして怒りに燃え立ち,
3) ブクステフーデ:わが心は整えり,
4) ブクステフーデ:われは復活であり,
5) ヴェックマン:疲れし者、重荷を負いし者、みなわが許に来たらん,
6) シュッツ:われは身を横たえて眠り,
7) シュッツ:わが子、アブサロン,
8) トゥンダー:めでたし、夫の父,
9) ブルーンス:深き淵より,
10) ローゼンミュラー:預言者エレミアの哀歌 聖金曜日用(第1朗読、第2章8~11節)
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)ピリオド・インストゥルメント・アンサンブル[録音]1995年


バス歌手の宗教曲アリア集と言った趣のアルバムだ。

本アルバムで歌っているバス歌手は、ハリー・ファン・デル・カンプさん。
レオンハルト盤のBach:ロ短調ミサ曲でも歌ってらした。

古楽のビッグネーム歌手だけあって、流石にどの曲を歌わせても巧い巧いの聴き惚れる。

バスの歌曲って声楽の最低音部だけあって、聴いているとどっしりとした落ち付きが、リスナーのこちらにも伝播して来る気がするのだ。

このアルバムもやはり、就寝に際しての入眠にも最適の様に僕の耳には聴こえる。

御陰様で最近、とても熟睡で良く眠れてます。

ってこれこそが、神の恵みであり全ての揺るぎ無い幸福と幸せの基盤なのか。







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