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本日は祝賀御列の儀でありました。



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ウチも家族で、テレビの前で釘付けだったっち。



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素晴らしい時代の節目ですね。




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そこでやっと2組目の曲目、CD30枚中の3枚目へと進んだ。



【Disc3】
フックス: 『死者のためのミサ曲~皇帝レクィエム K.51-53』『4声のためのソナタ K.347』『3声のためのソナタ K.370』『モテット: リベラ・メ(我を解き放ちたまえ) K.54』『ミゼレーレ』
~ローランド・ウィルソン(指揮)、ラ・カペラ・ドゥカーレ、ムジカ・フィアータ




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ヨハン・ヨーゼフ・フックスと言うバロック時代のオーストリアの作曲家の作品、「皇帝レクイエム」だと。



僕は20年程前までの大学生時代は、下宿のアパートの部屋のステレオが自動でスイッチオンになり毎朝聴いて居た、朝06:00~のNHK-FM「朝のバロック」にて、この作曲家の名前位は聞いた事が有る。


Wikipediaに拠れば、このフックスが著した作曲(対位法)の教程書を、音楽の父バッハや楽聖ベートーヴェン先生も蔵書に所有し、学んだと言う。



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だがこうして彼の作品を商品のCDとして購入したのは、僕は今回が初めてだ。


僕には良くは分からない知らない作曲家なのだが、大変に美しく清らかな楽曲と演奏だ。




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何でも時の神聖ローマ帝国皇帝陛下の奥様、つまり皇后陛下の葬儀の為の音楽、らしい。



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するとただの平庶民に過ぎぬこの僕が、自身の葬儀・葬式でこの楽曲をBGMに使用せよと指定する事は、甚だおこがましいと言う事になるのか?


だがこのCDを聴いて居れば、僕が大学の一般教養課程で学んだ通り、西洋音楽は最初はキリスト教会の宗教音楽として発展・発達して来て現在に至ると言う事が、如実に実感出来る。


そして古楽:Ancient musicに属するこのCDも、文字通りえらく古い音楽のはずなのに、少なくとも僕の耳にはいささかも古さを感じさせず、いやむしろ新鮮なものに響くから本当に不思議なものだ。



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それはこのヨハン・ヨーゼフ・フックスよりも更に更にド古い、最早古代の作曲家であるギョーム・ド・マショー作曲のノートルダムミサ曲にも言える事だ。



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文字通りの古楽:Ancient musicにカテゴライズされる音楽が、古さよりもむしろ新しさを感じさせるとは、一見逆説的にも思えて僕にはとても面白く感じられるのだ。