先般、第266代ローマ法王様が選出された。
上記写真は、新法王選出を民衆に知らせる白色の煙である。
世界中に居る11億人以上もの圧倒的信徒数を誇るローマ教会の新なる指導者は、アルゼンチン共和国は首都ブエノスアイレス御出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿猊下である。
ここに、初の中南米選出のローマ法王様が誕生した。
彼の当選・選出に際し、以前から話題になっていた歴代のローマ法王に関する予言とされる「聖マラキの予言」との整合性に関し僕なりに考察してみたのだが、彼が今回初めて名乗った「フランチェスコ」は、過去イタリアのアッシジと言う地に、キリストの再来とまで言われた元放蕩息子の聖人である聖フランチェスコ(下記写真)の名に由来する。
ここで再度、聖マラキの予言をおさらいすると以下である。
ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう
ローマびとペトロ 、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。
その聖フランチェスコの長い本名のフルネームの中には、確かに「ペトロ」の名は含まれているのだ(Wikipediaより)。
ここで、以前からキリスト教にも造詣の深い知識人の僕の従兄弟のS太君に見解を伺ったのだが、その返信が僕から見て非常に鋭く深い分析と考察に思えたので、以下に彼からのメールの原文を転載する。
ローマ教会の方は意外と早く決まったと言うか、
俗物的な話になっちゃうけど改革だとか何だとか騒いでるけど、
まあ、
ローマ教会のトップだからね、何
予言の方は私は身も蓋もないけどバーナム効果とか思ってます^^
マヤの予言も気が付いたら滅亡の時を過ぎてたぜ!
でも、あれだよね。私もネットで見たけど面白い予言だと思うよ。
あ、
個人的見解とこじつけw
①最後の迫害
スキャンダルだらけだよね。
あそこは昔からそうだけど、
どんな論説が出て来てもおかしくはないし。
②ローマ人ペテロ
ええと、確かキリストの弟子筆頭だよね。
カトリックだと最初の教皇であり、
言っていたのかな(Wikipediaから)だけど、
もっとも古い教皇から続く新しい正当なる使徒のリーダーであると捉える
③子羊を司牧する
基本的には指導者の表現としては昔から有る比喩だね。
「国王は羊飼いである・・・」なんてのは
優秀な羊飼い(国王)が羊(国民)を良くまとめた、
④恐るべき審判が~
別に世界が滅ぶとは書いてないし。
7つの丘の町→ローマだっけ?→ローマ教会。
崩壊→そのままの意味、崩れる。古い体制が崩れるのか?
恐るべき審判→良く分からない
審判てキリスト教だと神が裁くんだっけ?
人々→「全ての」と書いてないので「一部の」とも言える。
そんな事で、最後の文章を個人的解釈で表現。
ローマ教会は、色々な醜聞に苛まれている
新しい正当なリーダーが教皇となった。
彼は良く指導した。
これらの後に、ローマ教会は古い体制が崩れ、
(一部の)
終わり。
…何
でも、
宗教の(色々な)恐ろしさは本当に知っている人は知っているし。
あー、長文失礼しました。
まあ、
また何か有ったら連絡します~
掛川も行きたいんだけど、中々タイミングが合わないんで早くて
以上である。
S太君、素晴らしい論説をどうも有り難う!また食事でも一緒に行こうね。
先程のNHKのニュースでは、旧ローマ法王(名誉法王)のベネディクト16世様と新ローマ法王のフランチェスコ1世様がお2人で昼食を御一緒に摂り、会談し、今後のローマ法王庁の維持・運営に付いて協議され、小さな礼拝堂で共にお2人で祈っておられた。
新旧2人のローマ法王様がお2人で一緒に祈る場面など、通常では絶対に有り得ない考えられない、正に歴史的場面であろう。
これにて世界人類史上最大の宗教団体であり、世界最大の単一宗派であるローマ・カトリック教会は、人類の歴史に新たな1ページを刻んだ事になりそうだ。
第266代ローマ法王:フランチェスコ1世様、万歳!!!