宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

タグ:宗教声楽曲

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【CD3】《J.S.バッハ:モテット集(BWV.225~229)》

アンドレア・エゲラー(ソプラノ)、インガ・フィッシャー(ソプラノ), マルティン・ファン・デル・ジースト(カウンターテナー), マルクス・ブルッチャー(テノール)、トーマス・ヘルベリヒ(バス), シュトゥットガルト室内合唱団, シュトゥットガルト・バロックオーケストラ, フリーダー・ベルニウス(指揮)[録音]1989年





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このアルバムばかりは残念だった。と言うのも、以前に買ったboxセット「Great Choral Works」の収録作品と、唯一のダブりなのだ。


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でも折角新品でまた買った事になるので、勿論鑑賞した。




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やはりフリーダー・ベルニウスは巷間しばしば言われる様に、特に合唱の扱いに長ける素晴らしい巨匠だ。

勿論言うまでもないが、やはり音楽の父:Bachの楽曲は、緻密さ精緻さがあらゆる総ての音楽作品の内で究極の絶頂だ。



僕に言わせればだが、小学校・中学校・高校の合唱大会やコーラスコンクール、または大学の合唱部なりのそれ等の行事や活動に臨む生徒さんや学生さん達は、本CDを先ずは聴いてみて、合唱の理想の姿とはに先ずは接してみる事は如何だろうか?


きっと素晴らしく大いに参考になる事は、請け合いだろうと僕は思う。



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つまり現在、僕の手元には同じ本アルバムのCDが2枚も有るので、僕から希望者に1枚無料で差し上げたい。






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【CD2】J.S.バッハ:

1) カンタータ第27番「誰ぞ知らん、わが終わり如何に近づきたるかを」BWV.27,
2) カンタータ第34番「おお永遠の炎、おお愛の泉よ」BWV.34,
3) カンタータ第41番「イエスよ、いまこそ賛美を受けたまえ」BWV.41

テルツ少年合唱団員(ソプラノ&アルト), マルクス・シェーファー(テノール) ハリー・ファン・デル・カンプ(バス), バロック・アンサンブル, テルツ少年合唱団, グスタフ・レオンハルト(指揮)[録音]1995年





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何とこの激安boxセットには、かのグスタフ・レオンハルト指揮のBach:教会カンタータのアルバムも含まれている。

僕は義父の葬儀のBGMに、Bachのロ短調ミサ曲(レオンハルト盤)を指定した。


僕はBachの教会カンタータは、ほぼ専らカール・リヒター盤で揃えているのだが、レオンハルトの演奏はリヒターとは対極に在りながらも、静けさと透明さ、清澄に溢れた天国的な響きで、唯一無二の輝きを常に放っており、それは現代でも全く色褪せる事が無いものに、僕の耳には聴こえるのだ。

レオンハルトさんのロ短調ミサ曲でも強く感じたのだが、このアルバムにしても、レオンハルトさんの言うなれば仏様か御釈迦様の様な、何かもう悟りを開いた境地に至ったとでも言えそうな演奏が、何とも常人離れしていて凄い。


それに個人的には、僕の手持ちのコレクションのBach:教会カンタータとはだぶっておらず、その意味でもとても良い買い物だった!!


皆様にも是非お勧め出来る音楽アルバムです。








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【CD1】《典礼聖歌で綴る「聖母マリアの生涯」》

1) イムヌス「めでたし、海の星」,
2) 聖母マリアの無原罪のやどりの祝日(12月8日),
3) 聖母マリアの誕生の祝日(9月8日),
4) 聖母マリアのお告げの祝日(3月25日),
5) 聖母マリアの訪問の祝日(7月2日),
6) 主の降誕の祝日(12月25日),
7) 聖母マリアの潔めの祝日(2月2日),
8) 聖母マリアの七つの苦しみの祝日(受難週の金曜日と9月15日),
9) 聖母マリアの被昇天の祝日(8月15日),
10) マニフィカトのためのアンティフォナ「聖なるマリアよ」,
11) マリアのためのアンティフォナ「めでたし女王」

コンラート・ルーラント(指揮) ニーダーアルタイヒ・スコラーレン[録音]1989年




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昨日購入した、CD60枚にも及ぶboxセットの、第1発目だ。

って何だよこのCDは、新発売当時で2800円(消費税込み)もするのかよ!



どうやら全曲、聖母マリア様に関する教会音楽の様だが、いざ聴いてみると・・・。

うぅ~ん。単旋律で淡々と進行する楽曲は、正直、音楽の父:Johan Sebastian Bachの複雑精緻な楽曲を愛好する僕としては、正直な所、やはりやや物足りないかなと。


でも当時は、キリスト教:ローマ・カトリック教会が欧州世界の支配者であり、これが世界最先端の音楽だったのだろう。


そう思えば、少し感慨深い感じもする。


でも何だか、キリスト教版のお経を聞いている感じだな。



もう既に入眠しかけていた夜間にこのCDを流していたら、妻の耳にも入っていたらしく、「前に買った教会音楽(ビザンツ東方教会)のCDに、感じが似てたよね。」との事。


夜に就寝して眠るのには、丁度良い音楽だろう。

不眠に悩む方々は、是非一度お試しあれ。




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【Disc15】
モーツァルト: 『レクィエム ニ短調』K.626(ランドン版)
~ブルーノ・ヴァイル(指揮)、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団、マリーナ・ウレヴィッツ(Sp)、バルバラ・ヘルツル(Ms)、イェルク・ヘリング(T)、ハリー・ファン・デル・カンプ(Bs)、テルツ少年合唱団




CD30枚にも及ぶboxセットの鑑賞の旅も、やっとこさ半分に来た。


モーツァルトのレクイエム(鎮魂ミサ曲→要はキリスト教版のお葬式の音楽)は古来つとに知られた名曲だが、僕はカラヤン盤しか所有して居なかった。




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だが常々僕は思って居た事だが、このヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮する宗教声楽曲は、魂や心が籠って居ると言うよりも、何か何処か作為的なわざとらしさを感じさせる、真に感動出来る演奏は余り無い様に思って居た。

もちろん彼は常に、所謂カラヤン美学・カラヤン芸術を全開にした、音の表面をピカピカに磨いた妖艶で美しい演奏な事は、このモーツァルトのレクイエムとて全く同じなのだが、それが殊に宗教声楽曲の再現・演奏となると、帝王カラヤンの志向する方向性やベクトルは、本来とは別の方向に行ってしまって居る様に、僕には時として思えてしまうのだ。



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だがこのブルーノ・ヴァイル盤のモーツァルトのレクイエムを聴いてみて、僕はカラヤン盤よりもこちらの方がしっくり来た。


余計に飾り立てる事無く、さっぱりとした音感に仕上げて、素朴に丁寧に演奏する。

こちらの方が、鎮魂ミサ曲の再現・演奏には相応しいのではないか?



僕も伯母や義父が相次いで亡くなり、こうした古典作品のレクイエムが、しみじみと心に染み入る様に、やっと最近この年齢に成って、少しづつ感じられる様になって来たものだ。










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