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小野ヤスシさんが、亡くなりました。
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小野ヤスシさんはキリスト教徒、即ちクリスチャンでしたから、当然通夜や葬儀もキリスト教形式で司式されておりましたね。
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天国で、安らかに。
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そちらでも神様や天使達を相手に、笑わせて下さいね。
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キリスト教では、ある程度以上の家柄や社会的地位に在った方の葬儀では「死者の為のミサ曲」、つまりレクイエム(鎮魂曲)を演奏するのが通例です。
多くの作曲家がレクイエムを作曲しておりますが、歴史上最も有名なレクイエムはガブリエル・フォーレのものとか、ジュゼッペ・フォルツニオ・フランチェスコ・ヴェルディのものや、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのものが代表格のド定番名曲ですね。

皆様もこれらの曲は、テレビ番組のBGMやテレビCMで耳にされた事が絶対に必ず有る筈です。


僕はその中でも、神の愛でし天才作曲家,モーツァルトのレクイエムが一番のお気に入りです。

ちなみにモーツァルトは、本来はある匿名の貴族からの外注で依頼されて作曲を始めたこのレクイエムの創作中に、著しく体調を崩して未完成の内にこの世を去ってしまいました。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、享年36歳。
丁度今の僕の年齢と同じですが、余りに早過ぎた不世出の天才の死でした。
奇しくもこの「死者の為のミサ曲」であるレクイエム(鎮魂曲)が、彼の遺作となってしまったのです。
病魔と戦いながら必死にレクイエムの作曲作業を進める中、モーツァルトは遂には筆を手に取る事も出来ない位にまで衰弱してしまい、弟子のジュスマイヤーの助けを借りて口述筆記で作曲作業を進めて行きました。
モーツァルトは周囲の友人達や弟子達に、こう漏らしたそうです。
「このレクイエムはね、もう死に行く僕の為の曲なんだよ。」
それに対して弟子達は、「モーツァルト先生そんな事を仰らないで下さい!また元気になって、そしてまたウィーン中を騒がせる大傑作オペラを作って下さい!」
しかし・・・。
途中で死去し、レクイエムは絶筆。非常に残念ながら未完成に終わってしまったのです。
(未完成部分は後に弟子のジュスマイヤーが補作)


僕自身の葬儀で出来たら遺族にかけてもらいたい曲は、モーツァルトのレクイエムと、バッハのロ短調ミサ曲に既に決定しております。


では、天国の小野ヤスシさんに向けて、慎んでここにモーツァルトのレクイエムをお届け致します。
主イエス様と聖母マリア様に、小野ヤスシ様の御冥福をお祈り申し上げます。